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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
新たな仲間は大親友

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隠しダンジョン何それ❗

カサートを抜けて

同じように経由地セントシャイアもぬけて

あっという間に見慣れたアステリアの深い森へと戻ってきました。


「到着しましたぁ……! ここが、わたしたちの我が家の入り口ですぅ」


鈴たちが降り立ったのは、森の奥深くに静かにたたずむ、一見すると何の変哲もない大きな岩の前でした。


「えっ、ここ……!? ちょっと待って鈴、この大きな岩、とんでもない神聖な気配が漂ってるんだけど……!」

ふうは緑のシュシュを揺らしながら岩に近寄り、目を目を輝かせてペタペタと触り始めました。


「ふふっ、この岩はね、猫神様とわたししか開けられない隠しダンジョンの入り口なんですぅ」


「か、隠しダンジョンーーーっ!?」

ふうの目がニャキーン! と大興奮で輝きました。


「なにそれ超ロマンじゃん!! 鈴と神様しか開けられない秘密の扉なんて、少年漫画の主人公みたいでめちゃくちゃカッコいいんだけど!!」


「ふぇぇ、そんなカッコいいものじゃないですぅ……っ」

照れくさそうにパステルピンクの髪をいじる鈴。


そんな二人の横で、鈴は忘れずにマジックバッグ【深海の深淵】を広げました。

「カレンエクスプレス、今日はいっぱい走ってくれてありがとうございましたぁ。お片付けですぅ」


プシューッと音を立てて、クマ耳ピンクの愛らしいキャビンがバッグの中に吸い込まれていきます。

すると、牽引フックから解放されたカレンが、自分の専用車両がバッグの中に消えていくのをじーっと見つめ、「ガルゥ……(キュゥ…)」と耳をペタンと寝かせて、少し寂しそうな顔をしました。


ふうに可愛く改造してもらったばかりの乗り物が、よほどお気に入りだったようです。


「あ、カレンさん、寂しがらないでくださいぃ! またお外にお出かけする時は、カレンエクスプレスを出しますからねぇ!」

「ガルッ♪」

鈴が頭を撫でてあげると、カレンはすぐに元気を差し戻し、ふうに作ってもらった新しい肉球アーマーを誇らしげにパシパシと鳴らしました。


「よしっ! それじゃあ、我が家へ入りましょうかぁ!」


鈴が静かに岩へ手をかざすと、カレンの赤リボンと鈴の魔力がふんわりと共鳴し、ゴゴゴ……と音を立てて岩が光を放ちながらゆっくりと滑り開きました。


「わあぁ……っ! すごい、本当に扉が開いた……!」


秘密の入り口の向こうに広がるのは、外の世界からは想像もつかないほど温かく、そして圧倒的な「ととのい」と「安全」が約束された鈴たちの最高の我が家。


目をキラキラと輝かせる大親友ふうを先頭に、鈴たちは晴れやかな笑顔で、懐かしいホームへと足を踏み入れるのでした!



現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| 桜井 鈴 | 【我が家へ帰還】| 旅を終えてホッと一安心。「ふうちゃん、どうぞですぅ!」とお出迎え。 |

御坂 風(ふう) | 【大興奮・ワクワク】 | 「隠しダンジョン」のフレーズに大喜び。我が家の内部に興味津々! |

| カレン| 【甘えモード】| カレンエクスプレスが仕舞われて少し寂しかったが、鈴になでなでされてご機嫌回復。 |

| ミィア&ヒルダ&セイナ | 【無事帰還】 | 「やっぱり我が家が一番ですね」「猫神様が待ってるニャ!」 |




秘密の入り口を開け、ついにふうを連れて我が家(隠しダンジョン)へ足を踏み入れた鈴たち!

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