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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
新たな仲間は大親友

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一瞬で友達に⁉️

隠しダンジョンの重厚な岩の扉が滑り開くと、そこには外の鬱蒼とした森とは対照的な、暖かく幻想的な光に満ちた広大な空間が広がっていました。


「う、嘘でしょ……!? 外から見たらただの岩だったのに、中がこんなに広くて綺麗なの……!?」


ふうが目を丸くして大興奮していると、奥のコタツから「おかえり~」とのんびりとした声が響いてきました。


最高級のタルトをモグモグと頬張りながら現れたのは、小さな招き猫のような姿をした猫神様です。


「おや、鈴。無事にその親友の『ふう』ってやつを連れて帰ってきたのか?」


「あ! 猫神様、ただいま帰りましたぁ!」

「猫神様、ただいま戻りましたニャ!」


鈴とミィアが笑顔で挨拶すると、ふうは一瞬だけ驚いたように固まりましたが、持ち前の脅威的なコミュニケーション能力が即座に火を噴きました。


「えっ、ちょっと待って! その可愛いフォルムで『猫神様』なの!? めちゃくちゃ可愛くて神聖オーラすごいんだけど!!」


「お前……いきなり人を褒めちぎるなんて、いい度胸している!」


「私、ふうっていいます! 鈴を助けてくれて、この世界でこんなに素敵なおうちを用意してくれて、本当にありがとうございます猫神様!」


ふうが屈託のない満面の笑顔で両手をギュッと握りしめると、普段は尊大な猫神様も「ふ、ふん! ボクは神様だからね、これくらい当然だ……って、鈴の親友だけあってなかなか気骨のあるやつだな!」と、耳をピコピコさせて一瞬でドヤ顔に。


二人は出会ってわずか数秒で、まるで昔からの知り合いだったかのようにすっかり意気投合してしまいました。



サウナの存在発覚!


「それにしてもさ、鈴。この隠しダンジョン、部屋も広いし空気も綺麗で最高の居心地だね〜」

「ふふっ、そうなんですぅ。鈴が【空間創造魔法】で作ったお部屋もあるし……あとね、ふうちゃん。ここにはサウナもあるんだよ!」


「……え? 今なんて言った……? サウナ……!?」


鈴の口から出た想定外のワードに、ふうの緑のシュシュがピクン! と跳ね上がりました。


「そうなのニャ! レベル501の鈴の『ピュア・アクア(聖水)』を使った極上の水風呂と、レベル700のカレンの熱波が楽しめる、神界の女神様すら骨抜きにした至高のサウナがあるのニャ!」


「ファンタジー異世界に……本物のサウナがあるのーーーっ!? やばい、私サウナ超大好きなの! 鈴、お願いだから今すぐ入れてーーーっ!!」


「ふにゃぁぁ! はいですぅ! 旅の汗を流しに、みんなでサウナへ行きましょうねぇ!」


こうして、親友との再会と快適な爆速ドライブを終えた一行は、鈴たちの我が家が誇る最大の娯楽設備――「極上サウナ」へと向かうのでした!



現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 現在の様子 |


| 桜井 鈴 | 【サウナ案内】 | ふうが喜んでくれて大満足。「極上のととのいを用意しますねぁ!」と張り切りモード。 |

御坂 風(ふう)| 【サウナ歓喜】 | 猫神様と秒で意気投合し、異世界サウナの存在に目を輝かせてお風呂セット(マジックバッグ)を準備中。 |

| 猫神様| 【ドヤ顔】 | ふうに褒められて上機嫌。「サウナの凄さを思い知るが良い!」 |

| カレン | 【熱波師準備】 | おめかしアーマーを大事にしまって、赤いリボンをバシッと結び直してやる気満々。 |



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