↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
サウナを普及させよう

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
159/246

整った二人

「ふにゃぁぁ……。一時はどうなるかと思いましたけど、ひとまず静かになってよかったですぅ……」


ソファの上でぐったりと「ととのって」いるシオンとフィオナ王女を見届け、鈴はようやく深いため息をつきました。嵐のような大騒動が去り、我が家(猫神様のダンジョン)にようやくいつもの静けさが戻ってきます。


「鈴殿、お疲れ様でした。お二人とも当分は動けないでしょうが、念のため万全を期しましょう」


ヒルダの提案で、今回はカレンがそのまま「看守」としてサウナ前の休憩スペースに残ることになりました。


「クウーン(任せて、一歩でも動いたらお仕置きだからね)」


カレンは大きな体をドサッと横たえ、ととのっている二人を鋭い目で見張ります。その圧倒的な威圧感があれば、二人が正気に戻りかけても大人しくせざるを得ないでしょう。


各々の部屋へ:久しぶりのマイルーム


「それでは皆様、また後ほど。……少し、サウナの熱気で甲冑の中が蒸れてしまったので、部屋で涼んできます……(ほんのりボォッ)」

「あたしも部屋でのんびりしてくるニャー!」


ヒルダとミィアは、鈴が空間創造魔法で作ってくれた待望の「自室」へと戻っていきました。


そして鈴も、自分の部屋へと戻ることにします。

ですが、いつもクッション代わりに抱きしめていたカレンは看守としてお留守番です。


「あぅ……カレンさんがいないと、お部屋でぎゅーっとするものがなくて、ちょっと寂しいですぅ……」


部屋の入り口でうつむく鈴。そんな鈴の様子を見て、半透明のセイナが嬉しそうに微笑みました。


「鈴様! でしたら、私の出番ですぅ! 私が憑依しているこのぬいぐるみを、お部屋に連れていってくださいぃ!」


「あ、そうでしたぁ! セイナさんがいてくれましたねぇ!」


鈴は、セイナの魂が宿っているお気に入りのぬいぐるみを両手で大事そうに抱き抱えました。数日前にこのぬいぐるみをずっと抱きしめていたことで、セイナが超高度な回復魔法【慈愛の抱擁】を覚えたのは記憶に新しいところです。


「ふにゃぁ……やっぱりセイナさんのぬいぐるみは、とっても落ち着きますぅ……」

「えへへ、嬉しいですぅ、鈴様。お部屋の水槽を眺めながら、二人でのんびりお茶にしましょうねぇ」


新設された美しいアクアリウムの光が揺らめく自室で、鈴はぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながら、ようやく心からリラックスした時間を過ごすのでした。


---


現在の状況


| 登場人物・場所 | 状態 | 所在地・様子 |


| 桜井 鈴&セイナ | 【極上の癒やしタイム】 | 自室。ぬいぐるみを抱きしめ、水槽を眺めてリラックス。 |

| ヒルダ| 【クールダウン】 | 自室で「羞恥の剣」の熱を冷まし中。 |

| ミィア | 自室。大はしゃぎ。 |

| カレン | 【鉄壁の看守】 | サウナ前。鋭い眼光で二人をロックオン。 |

| シオン&フィオナ | 【ととのい継続中】 | ソファの上。「鈴様……宇宙の真理……」と白目を剥いて脱力中。 |



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。