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人見知りさんが異世界行ったら何故か人見知りがスキルになりました  作者: 白前 中
謎の人物出現

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カレンVS謎の人物

「……クゥ、グァァァァァァーーーン!!!」


鈴の悲痛な叫びと、魔剣士の執拗な攻撃。その様子をじっと見つめていたカレンが、ついに動きました!


普段の愛らしい姿からは想像もつかない、地鳴りのような咆哮。レベル449の主を持つ守護獣の怒りは、大気を震わせ、周囲の温度を一気に数度下げるほどの威圧感を放ちます。


「カ、カレン様……!? なんて凄まじい気迫……っ!」

「ニャー! カレンが本気になったニャ! !!」



境界線の対決:伝説のリボンベアー vs 孤高の魔剣士


カレンは迷いなく聖域の外へと踏み出し、魔剣士の目の前に仁王立ちしました。その背丈は謎の人物の倍以上。頭につけたパステルカラーのリボンが、風にヒラヒラと舞う中、カレンは静かに、しかし絶対的な殺気を込めてシオンを見下ろします。


「……ほう。貴様が、アステリアで噂の『伝説のリボンベアー』か。……魔力が空の私を仕留めに来たか」


魔剣士は、魔力が枯渇しているにも関わらず、不敵な笑みを浮かべて刀を構え直しました。


「……だが、私は魔剣士。魔力がなくとも、この剣技わざだけで、貴様を肉塊に変えてくれるわ!!」


謎の人物の体がブレました。物理限界を超えた速度でカレンの懐に飛び込み、その首元へ、神速の抜刀術『瞬天しゅんてん』を叩き込みます!


――ガキィィィィィン!!!!


凄まじい金属音が響き渡りました。しかし、シオンの放った渾身の一撃は、カレンの首……ではなく、カレンがとっさに突き出した、鋼鉄のように硬化した前足によって受け止められていました。


「……なっ!? 私の『瞬天』を、肉体だけで受け止めた……!?」


驚愕する暇もなく、カレンの反撃が始まります。


「クゥーン!!(鈴を困らせるなー!)」


カレンの巨大な前足が、魔剣士を目掛けて振り下ろされました。それは単純な「張り手」ですが、レベル449の魔力で強化されたその威力は、リヴァイアサンをも沈めた銛の一撃に匹敵します!


「……くっ!!」


謎の人物はとっさに刀を盾にして防ぎますが、その圧倒的な質量攻撃を受け止めることはできず、そのまま数十メートル後方へと吹き飛ばされました!


ドォォォォォン!!


地面に叩きつけられた魔剣士は、口から血を吐き、刀を支えに辛うじて立ち上がります。


「……はぁ、はぁ……。なんて……なんてデタラメな力だ……。……魔力がなくとも、わざさえあれば……と思っていたが……。貴様ら『規格外』の存在には、技など通用せんというのか……っ!!」


魔剣士は、自らの最強の剣技すら通用しないカレンの「圧倒的な暴力」を前に、ついにその心に深い絶望を刻み込まれました。


現在の状況


| 登場人物 | 状態 | 備考 |


| カレン | 【警護完了】 | 謎の人物を圧倒。鈴の前に戻り、汚れを払っている。 |

| 謎の男| 【満身創痍・絶望】 | カレンの一撃で大ダメージ。立ち上がるのが精一杯。 |

| 桜井 鈴| Lv.449 | 【大号泣】 「カレンさん、怪我してないですかぁぁ!?」 |

| フィオナ王女 | 【大感動】| 「カレン様! 伝説の騎士様ですわ……っ!!」 |


---


「……カレンさぁぁぁん!! 無事でしたかぁぁ! 怪我してないですかぁぁぁ!!(大号泣)」


鈴は結界の中から飛び出し、カレンのモフモフに顔を埋めて泣きじゃくりました。カレンは「クゥ~ン(大丈夫だよ)」と優しく鈴の頭を撫で、主を守り抜いた満足げな表情を浮かべます。


> 【レベルアップのお知らせ】

> 守護獣カレンが、魔力が枯渇した状態とはいえ、規格外の実力者魔剣士を撃退。主としての徳が高まり、レベルが 10上がりました。

> Lv.449 ⇒ 459



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