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進め!魔法学園2  作者: 木こる
12000回目の自殺
94/95

2年目6月

隼斗は学園ダンジョン第4層に来ていた。

計画書には魔物の討伐が目的であると書いたが、

厳密には魔物相手に戦闘技術を磨くのが目的である。

まあ、どちらにせよ魔物を討伐することにはなるので

訂正しなければならないほどの違いではないが……。


そんな些末時をぼんやり考えながら活動していると、

突如としてバキン!と破壊音が辺りに響き渡る。


「……あ、できた」


それは挑戦が成功した音であり、

思わず独り言を呟いてしまう。

すぐそばには魔物がいるにもかかわらず、

隼斗はたった今入手した戦利品を見つめたまま、

しばらく勝利の喜びを噛み締めるのであった。


それは石の塊。

厳密には石のように硬い魔力構造体。

その石に似た物体は腕の形をしていた。


隼斗はストーンナイトの右腕を引きちぎったのだ。


初めは無理だと思っていた。

だが甲斐晃の実演を見せられたことにより、

自分のような凡人でも道具の力を借りれば

できるかもしれないと思うようになった。


その道具が完成するのを待っていた。



その道具が完成する前に成功してしまった。



素手でストーンナイトの右腕を引きちぎったのだ。



こんな芸当は甲斐晃にしか不可能だと思っていたが、

案外、人間やればできるものである。


重要なのはタイミング。

たしかにその通りだった。

ある程度のパワーを必要とするものの、

やはりタイミングこそ全てな技術であった。


ふと、甲斐晃の顔が思い浮かぶ。

あの人に伝えたい。

伝えなければならないことがある。

次に会う機会があれば絶対に伝えてやる。


(言葉足らずなんだよ……!!)


隼斗はタイミングが重要な技術と聞かされ、

てっきり『タイミング良く力を込める』のかと思い、

今までそのつもりで練習に励んできた。

だが、逆だった。


今回成功した理由は、

ぼんやり考え事をしていたからである。

今まで失敗してきた理由は、

常に気合を入れて臨んでいたからである。


肝心なのは『タイミング良く力を抜く』ことだった。


脱力。

それも重要なのだと教えてもらいたかった。


冒険者は選手生命の短い職業なのだ。

何十年も山籠りして修行するような余裕は無い。

後進の育成は効率的に行わなければならず、

戦闘技術の伝授は短時間で済ませるべきである。

ヒントの出し惜しみをしてはならないのだ。


甲斐晃は超一流の戦士だが、

師匠には向かない男だと思う隼斗であった。


(とりあえず今の感覚を忘れないうちに、

 もう10匹……いや、30匹くらい練習しておこう)


一度成功したのだ。

あとは、いつでも同じ結果を出せるようになるまで

反復作業を繰り返して体に覚えさせるだけである。






──異様な光景が広がっている。

地面には大量の魔物の死体が無造作に転がっており、

そのどれもが右腕の取れたストーンナイト……。

たまにメイジやアーチャーなども混ざっているが、

それらの死体は腕がくっついたままである。


仮に、何か鈍器のような物で破壊した場合、

もっと地面に石片が散らばっているはずであり、

破損箇所はボロボロの状態でなければおかしい。

しかし、断面はやけに綺麗な状態を保っており、

試しに死体のそばにあった腕を合わせてみると、

これが驚くほどピタリと一致するのだ。


断面を観察すると、少し渦巻いているのがわかる。

なので、安土桃太郎の仕業ではないのは確かだ。

もし首切姫あるいは安土流剣術で切断した場合、

一定方向に力が流れるため渦は発生せず、

このような模様にはならない。


誰かが魔法を使った痕跡は存在するものの、

それは昨日以前の話であり、本件には無関係である。

よって、この魔物は斬撃・打撃以外の物理的手段で

右肩から腕を分離されたということになる。


おそらくこの魔物は腕を引きちぎられたのだろう。

ストーンナイトの攻撃手段は右手の槍だけなので、

それさえ無ければ……と、犯人たちは考えたのだ。

第2層でよくコボルトの腕無し死体を目にするが、

彼らはそこから着想を得て犯行に及んだのだろう。


想像するとシュールな光景だが、

胴体を押さえる者と腕を取り外す者たちとに分かれ、

その無駄な作業に貴重な時間を費やすのである。

敵の攻撃を封じる。ただそれだけのために──


(そんなことしてる暇があるならさっさと倒せよ)


現場検証を終えた佐倉香織はその場を後にした。




学園に帰還した彼女は神楽に電話を掛けてみるも、

今は忙しいのか応答が無い。

ここ最近はずっとこんな感じである。

メールを送っておけばその日のうちに返ってくるが、

緊急の用事があるわけでもないのでやめておいた。

ただどうでもいい内容のお喋りがしたいだけなのに、

それが叶わず、鬱憤は溜まるばかりだ。


神楽と喧嘩はしていない。

中指を立てながら死ね死ね言い合うような間柄だが、

それはお互いにとって挨拶のようなものであり、

言わば愛情表現の一種だと思うことにしている。



香織は気配を消した。

元々魔力の低い彼女は、少し魔力を抑制するだけで

一般人レベルまで発見リスクを抑えることができる。

先程ダンジョンで探偵ごっこに興じていた時にも

この技術を使用しており、ソロ活動との相性が良い。


隠密状態となった彼女が向かった先は、

現在神楽が使用中のミーティングルームである。

厳密には神楽と安土が使用中の部屋である。


厳密には若い男女が2人きりで使用中の部屋である。


(どう考えても……そういうことだよなぁ

 あいつ今まで男に興味無かった癖に、

 安土と出会ってから雰囲気変わったし……)


親友を遠くに感じる。

しかし不思議と寂しさや嫉妬心は湧いてこない。

今彼女の心にあるのは、期待。

どうにかして中を覗けないかという、

男子中学生並みの好奇心だけであった。


だが、この部屋は内密な話をするための場であり、

強固なセキュリティーによって守られているのだ。

正規の方法以外で扉を開けると警報が鳴るので、

ピッキングを試すのはリスクが大きい。

ここは素直に諦めるしかない。




暇なので対人格闘訓練室の前までやってきたが、

どうやらお目当ての大上隼斗は不在らしく、

高梨いちごがサンドバッグに抱き付いているので

入室するのはやめておいた。

この部屋を利用する生徒が極端に少ないのは、

あの気持ち悪い女のせいで間違いない。


大上隼斗とは仕事の話がしたかっただけだ。

山田や小田切の過去を調査するのは楽しかった。

なんかこう、探偵の娘として血が騒いだのだ。

またああいった依頼が舞い込んでくれれば、

ちょうどいい暇潰しになるのだが……。




あまりにも退屈なので、学園長のPCに侵入してみた。


彼は今日もネットゲームに勤しんでいるようだ。

最近は狩りよりもチャットに時間を割いており、

その会話内容がなかなか興味深い。


学園長は久我龍一に惚れている。


現実世界の話ではない。

あくまでゲーム内での話であり、

学園長が同性愛者ということでは断じてない。


久我龍一という男はゲーム内で女キャラを操り、

いわゆるネカマプレイを楽しんでいるのだ。

(※ネットオカマの略称)

そうとは知らない学園長はまんまと騙されてしまい、

レアアイテムをバンバン貢ぎまくっているのである。


この件で学園長を笑う気にはなれない。

彼は根っからのゲーマーというわけではなく、

ネトゲに手を出したのは割と最近の話だ。

1年以上は遊んでいるものの、ネットリテラシーが

ちゃんと身についているかどうかは怪しい。

久我龍一はそんな初心者をカモにしているのだ。


それだけならよくある笑い話なのだが、

学園長の過去を知っていると見方が変わってくる。


彼は妻に先立たれて以来孤独を貫いてきた男であり、

その生き方を変えるつもりはなかった。

だが何度も娘と話し合ううちに人生を見つめ直し、

第二の幸せを手にしてもいいと思うようになった。


そんな矢先、現れたのが久我龍一である。

奴は不幸な人生を歩んできたバツイチ女を装い、

学園長の気を引くことに成功したのだ。

今はまだゲーム内のアイテムを奪っているだけだが、

近頃は子供の学費に関する発言が目立つようになり、

なんだか詐欺を企んでいるような気がしてならない。

まあ、ネカマやってる時点で詐欺みたいなもんだが。


とりあえず学園長はよくお菓子を分けてくれるので、

恩返しがてらトラップを仕掛けておこう。






後日、香織はダンジョンに足を運んだ。

安土のパーティーが第6層で狩りを行う予定らしく、

その見学……というか監視が目的である。

彼らの実績ならばドラゴンの討伐など余裕だろうが、

それより許可無く立ち入り禁止区域に踏み込まないか

見張っておくべきだと思ったからだ。


現在、第7層以降で活動してもよい人員は

調査隊の3名と鳩中パーティーの4名だけである。

実力を比べれば安土や神楽の方が確実に上なのだが、

どうやら調査隊の面々は鳩中たちを気に入っており、

もう安土と手を組むことはないだろう。

まあ気持ちは理解できる。安土は嫌な野郎だ。



と、早速ドラゴンを発見した一行は戦闘に入り、

防御力を強化した猪瀬が前へ出て敵を引きつけ、

亀山によるデバフと凍結で相手を無力化、

神楽の範囲攻撃魔法で大部分を殲滅し、

討ち漏らした数匹を安土が処理……と、

実に教科書通りな連携であっさりと片付く。


なんか大したことやってなさそうに見えて、

実はものすごくハイレベルな戦いをしている。

あの連中は2年生になったばかりの身であり、

本来ならまだ第4層あたりで活動している頃だ。

まあ神楽は3年生だが、それはいい。


ゲームで例えるなら他の2年生がレベル20だとして、

安土と神楽のレベルはとっくに90を超えている。

そういう意味でハイレベルなのだ。

亀山と猪瀬は30……40くらいだろうか?

荷物持ちの犬飼はまあ、10あればいい方だろう。


そして大上隼斗。

こいつをどう判断すればいいのかわからない。

とりあえずこの場に居合わせちゃいるが、

チームブラックの一員ではなく、ただの見学者だ。

アロエ先輩に勝ったことから喧嘩は強いのだろうが、

この男が魔物と戦っている姿を見たことがない。


いや、進級試験でゴーレムを倒してたな。

でも道路工事で見かけるアレを使ってたし、

それを本人の実力として認めてよいものか……。

まあ“武器を扱う技術”は紛れもなく本人の実力だし、

学園もそれを認めたから進級できたわけで……。

しかしそうなると、道路工事のおっちゃんたちは

冒険者レベル20相当の強さがあるということに……。


う〜む……。




3時間ほど経過してチームブラックは休憩に入り、

喉を潤したり、マットに横たわったりと、

各自の方法で戦いの疲れを取り除く。

犬亀豚の3人は昨日のドラマの話題で盛り上がり、

香織と神楽は『もしも無人島に漂流したら』という

役に立ちそうな、立たなそうなお喋りに夢中だった。


安土は瞑想でもしているのか、じっと座っている。

大上隼斗は何かのメモにじっくりと目を通しており、

あの2人が談笑している場面を想像できない。

正反対なようで似た者同士のような、

なんとも定義することの難しい男たちである。



ふと、大上隼斗がキャンプから離れる。

誰にも何も告げずに、だ。

仲間たち……いや厳密には仲間とは呼べないが、

彼の同期生たちはその単独行動を全く気にせず、

お喋りや瞑想を続行するのだった。


先輩という立場である神楽でさえも。


「おい、さすがに1人にしちゃまずいだろ

 神楽お前先輩なんだし、ついてってやれよ」


「え、やだし

 1人でふらっと出ていったってことはつまり、

 誰にもついてきてほしくないってことでしょ?

 きっとトイレよトイレ!

 男の排尿シーンなんて絶対に見たくない!」


「じっくり観察しろって意味じゃねえよ

 あいつ魔法使えないんだしさ、

 周囲に魔物がいるかどうかわかんねえだろ?

 警戒してやるメンバーが必要……ってか、

 そういう取り決めしてねえのかよ?」


「あ〜うん、してない

 文句なら男共に言ってちょうだい

 安土は『あいつには構うな』って言うし、

 大上は『何があっても自己責任』ってスタンスで

 双方が勝手に納得した結果だからねえ

 あたしの出る幕じゃあないのよ

 そんなに気になるなら、あんたが見てくれば?」


「なんだよそれ、冷てえなあ……」


と、安土にも聞こえるように呟いてみたが、

相変わらず瞑想をしたまま動く様子はない。

どうしてこんな奴がモテるのか……まあ、顔か。


とりあえず香織は気配を消し、

大上隼斗の後を追うことにした。



安土の冷酷さに腹を立てつつも、

香織は少しワクワクしていた。

これは我ながら最低な発想ではあるが、

用を足している最中の大上隼斗に話しかけたら

どんな反応をしてくれるのか楽しみなのだ。


それとは別に、隠密行動そのものが楽しい。

自身の魔力の低さを嘆いた時期もあるが、

今では弱く生まれてきたことに感謝している。

欠点を逆手に取れば有利な状況を作り出せるのだ。

コソコソと他人の秘密を嗅ぎ回るのが好きな彼女に、

これほど都合の良い特性が他にあるだろうか?

いいや、ない。




追跡を始めてから3分、香織は焦りを覚える。

排泄行為を誰かに見られたくない気持ちはわかるが、

それにしてもキャンプから離れ過ぎではないか、と。

標的はキョロキョロと辺りを見回しているが、

もしかしたら道に迷ったのかもしれない。


……いや、それは考えにくい。

ここまで迷路のような道を歩いてきたが、

まだ分岐点には差し掛かっていない。

一本道で迷子になるのは逆に難しい。


「佐倉先輩、まだついてくるんですか?」


「ふぇっ!?」


なんと、大上隼斗は追跡に気づいていた。

それどころか誰に追われているのかも把握していた。

しかも道中では一度も振り返らず、

背中を向けた状態で言い当てたのだ。


とにかくバレてしまっては仕方ない。

どうやって見破ったのかはわからないが、

こいつ相手にこれ以上隠れている意味は無い。

観念した香織は姿を現す。


「ああ、やっぱり佐倉先輩でしたか

 言ってみるもんですね」


「……って、ハッタリかよ!?

 一瞬、お前が只者じゃないのかと思ったぜ……

 あ、でも追跡自体には気づいてたのか

 バレないように注意してたのになあ……」


「ハッタリですよ」


「はあっ!?

 お前、自信満々に発言してたじゃん!!

 絶対気づいてなきゃ出てこねえ台詞だぞ!?」


「いやあ、ネタバラシをしますと……

 本当に追跡者がいた場合は牽制になりますし、

 いなかった場合は少し気まずい思いをしますが、

 誰にも独り言を聞かれていないわけですから、

 それほど精神的ダメージはありません

 今回は上手くいったパターンです」


香織は少し口を開けたまま固まった後、

ハッと我に返り疑問をぶつけた。


「どうしてオイラの名前を出したんだ?

 そこを外したら一番恥ずかしいだろ……」


「消去法です

 あの安土が俺の無事を心配するはずがないし、

 犬亀豚の3人はお喋りに夢中になっていたので、

 俺がキャンプから離れたことに気づいていない

 鬼島先輩はチラッと視線を送ってきましたが、

 トイレに出掛けたとでも思ったんでしょう

 男嫌いの彼女がついてくる可能性は低いので、

 動くとしたらあなたしかいないんですよ」


してやられた。

探偵ドラマの犯人になった気分だ。

大上隼斗、こいつ……只者ではない。


「ん……?

 その口ぶりだとトイレが目的じゃないのか?

 だったら、何しにわざわざ危険を承知で

 単独行動なんてしてるんだよ?

 ここがドラゴンの出る階層だって知ってるよな?

 国内最高ランクに位置付けられてる魔物だぞ

 見つかったらひとたまりもないだろうよ」


「まさにそのドラゴンを探しているところです

 せっかくなので試してみたいことがありましてね」


「なんだよ試したいことって……?」




聞かなければよかった。

いや、聞いてよかったのかもしれない。


まあどちらでもいい。

とにかく混乱していることだけは確かだ。


大上隼斗は常人だと思っていたが、とんでもない。



こいつは間違いなく異常者である。



「おい、大上……

 その手に持ってる物は……なんだ?」


本当は()()が何かは知っている。

だが、脳が理解することを拒んでいる。

信じられない。

目の前で起きた現実を信じたくない。

信じるのが怖い……こんな感覚は初めてだ。


「噛みつき攻撃を封印したかったんですが、

 やはり最初から上手くはいきませんね

 途中で折れてしまったので今回は失敗です

 とりあえず石人形と同じ要領じゃだめか……

 これは違う方法を考えないとなあ」


普通、やるか?

ドラゴンの口ん中に手ぇ突っ込めるか?

そんでもって牙を引っこ抜こうと思うか?


できねーよ。


おかしいんだよ、こいつ……。

恐怖の感情が欠落しているとしか思えない。

爆弾処理班に向いてるんじゃないか?


「え、石人形ってお前……

 4層に散らばってるストーンナイトの腕無し死体、

 あれってもしかして……ああ、いや、そうだよな

 こんな芸当ができる奴なんて他にいねえかぁ……」


「いますよ」


「いんのかよ!?」


人外の領域に足を踏み入れてる人間が他にも……。

世界って広いんだなあ。






──それから数日後、学園長と久我龍一のPCに

仕込んでおいた罠が発動した。


2人はいつものようにゲーム内のデートスポットで

ある意味楽しい会話を繰り広げていたのだが、

突然カメラがONになり両者の顔が画面に表示され、

プレイヤーの正体を知る結果となったのである。


『えっ、何が起きた……?

 というかお前、見た顔だな

 名前はたしか…………古賀?』


『久我ですよ久我!!

 ってか、なんで学園長が映ってるんですか!?

 僕はその、PCで仕事をしてただけなのに……!!』


『俺だって仕事を……いや、正直に言おう

 俺はネットゲームで遊んでいた

 実はお前もそうなんじゃないのか?

 怒らないから正直に言ってみろ』


『え、やっ、違いますよ!!

 僕は仕事を、IT関係の仕事をですね!!』


『信じられるか!!

 どうして俺のPCにお前の顔が映った瞬間から

 チャットが止まったままになってるんだ!?

 タイミングが合いすぎだろう!!

 お前が“さちこ”さんの正体としか思えない!!

 俺の心を弄びやがって……このクソ野郎が!!』


『や、ちょっ、えええええ!?

 いや、その、知らなかったんです!!

 まさか相手が学園長だったなんて……!!』


『俺だって、まさか元教え子が女のふりをして

 俺を誘惑してくるとは思わなかったさ!!

 なんなんだこの状況は……

 このモヤモヤした気持ちをどうすればいい!?』


『返します!!

 受け取ったアイテムは全部お返しいたします!!

 それでどうにか勘弁してください!!

 もう学園長のキャラには手を出しませんから、

 どうか穏便に、水に流しましょう!! ねっ?』


『流せるか!!

 何が「ねっ?」だ、ふざけんな!!

 その一言が無ければ許したかもしれないが、

 あったから許さないことに決めた!!』


『ええっ、そんなあ……!!』


『……お前は男との出会いを求めてるんだよな?

 だったら、その手の人脈が広い卒業生がいるんだ

 そいつに頼めばいい男を紹介してもらえるだろう』


『ああ、なんだか嫌な予感がするぞ……

 とてつもなく恐ろしい事件が起きる予感が……』



『お前の自宅に100人のホモを送り込んでやる!!』



『いいいぃぃやあああぁぁぁぁ!!!!!』



さあ、盛り上がって参りました……!

基本情報

氏名:亀山 千歳 (かめやま ちとせ)

性別:女

サイズ:J

年齢:17歳 (6月9日生まれ)

身長:156cm

体重:42kg

血液型:A型

アルカナ:悪魔

属性:氷

武器:スリップノット (鞭)

防具:ブラックマトリクス (衣装)


能力評価 (7段階)

P:3

S:1

T:6

F:6

C:9


登録魔法

・デッドエンド

・デッドロック

・デッドヒート

・アイスジャベリン

・フローズンレイ

・フリーズ

・バインド

・ヴェクサシオン

・ディーツァウバーフレーテ

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