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憂鬱な天国 【六道 人間道】  作者: 倉木英知
分岐点 信じた人の道
6/8

信じる者は巣食われる。


 鷹山夫妻は死体遺棄罪で有罪となった。


 死後、数週間経つ遺体と生活していたとされている。遺体を司法解剖した結果、その遺体は、数週間前に行方不明となっていた風間かざま達哉たつやだった。


 風間達哉は鷹山睦が通っていた大学の学生で、鷹山睦との関係性は同大学のオカルトサークルの先輩後輩の仲だと云う。


 何故、鷹山夫妻が風間達哉の遺体を遺棄していたのか…。詳細は不明である。


 尚、鷹山夫妻は精神錯乱状態との事で、病院に隔離されているらしい…。



 この一連の出来事を世間が知る事になったのは少し後の事である。では何故、この出来事が明るみにされなかったのか…。


 ソレは…。とある新興宗教が関係しているからと云われている。その新興宗教は十年程前、東北地方で細菌テロを引き起こした。初代教祖は、そのテロ事件の後に自害したとされている。その後、その新興宗教は衰退していったのだが、狂信的な信者により継続されていたとの噂があった。現在より二年程前、その新興宗教は新たなる教祖により、水面下より這い出てきた。その新興宗教には、政治家と密接な関わりがあり、情報操作すらも容易であるとの事…。


 実質…。

 鷹山夫妻は…。

 その新興宗教に入信していた…。


 

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