↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
憂鬱な天国 【六道 人間道】  作者: 倉木英知
分岐点 信じぬ人の道
PR
7/8

死んだ人は還らない。


 栗原(くりはら)透(とおる)、円香(まどか)夫妻には娘の純華(すみか)がいた。純華は例の遭難事故で亡くなっていたのだった。娘を亡くした哀しみが癒えていない栗原夫妻の下に、手紙が届いた。ソレは鷹山夫妻の下へ届いた手紙と同じ内容だった。その手紙を見た栗原夫妻は、静かな怒りを覚えたのだと云う。


 至極当然の事である。


 死んだ人は還らない…。生き返ったりはしないし、蘇ったりもしない。そんな事は常識的に考えても有り得ない事。


 栗原夫妻は信じなかった。


 いや、信じる、信じない、以前の問題である。藁にも縋ろうとしている人に、有りもしない希望を見せようとするのは、真面(まとも)な人間のする事では無い。だから、返事は返す気も無かったし、その様な人間に関わろうともしなかった。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。