38話
あれから約一週間、子供達も身体的な疲労は回復し、今日から勉強とお店での作業の練習をすることになった。
午前中は勉強で、お昼休憩を挟み、午後からお店での練習だ。
朝ごはんは今日はロールパンを使いとウィンナーとレタスを挟んでミニホットドックと同じくロールパンにスクランブルエッグとハムを挟んでハム玉子ロールサンドを作って、スープは即席のコーンスープを作り、ケチャップやマスタードは好みで、を朝ごはんとした。
朝ごはんを終え、今は子供たちは妖精二人から手ほどきを受けている最中で、シャドウは一階の猫用クッションを備え付けているところで猫の姿で休憩中だ。
自分は、お昼に何を作ろうかな?と考えつつ、お昼から使うためのものを準備中だ。
そう、子供達用のエプロンと三角巾。
アルのエプロンと三角巾は本人の好きな色をヒアリングしていたので、濃い水色。
エルはオレンジ色だ。そして、二人のエプロンと三角巾にはそれぞれワンポイントのアップリケをつけてある。
アルが蝶、エルが花、これも二人にどれがいいか聞いて、それぞれのものが分かるようにのための印だ。名前もいいが、ワンポイントの方が可愛いと思ったので選んでもらった。
服はわざわざ制服に着替えるのは面倒なので、汚れていたら着替えてエプロンと三角巾をつけてのお店ということにしている。
実際、お店をオープンしたら時間は夕方からなので、朝は勉強、お昼は子供達の自由時間とする予定なので、その間に仮眠をとったり、勉強の復習をしたり、妖精二人と一緒に慣れて安全が確約されれば外に遊びに行くのも子供達の自由にしてもらうつもりだ。
それに、8歳と5歳の子供だ、家で引きこもっているのも可哀想。
それをシャドウに相談して、安全が確約できれば、近所の子供達と遊びに行かせてもOkということになりました。その時はルナとメア以外の妖精さんが何かあったら危険なので二人にはわからないように護衛してくれるとのことだ。
うん、でも、あくまで安全が確約できれば、なので、母親の一族をどうにかできた後ということなんだけどね。すぐ、には無理なので、しばらくは家に引きこもる生活がメインですが。
とはいっても、買い物に出たりするときにシャドウやルナとメアと一緒という条件で出かけることはできるけどね。
さて、エプロンと三角巾の準備はOK。
ちなみに洗い替え用に3セット。だが、我が家には乾燥機能付き洗濯機があるので次の日にはすぐに使用できるのだけどね。汚れたりすることもあるから、予備があるに越したことはない。
お昼までにはまだ、時間がある。
ということで、自分はスマホチェック。メールとかSNSとか、あとはお気に入りの小説とかをお昼ご飯を作る時間になるまで読んだりする、フリータイムだ。
だが、SNSなどの更新スピードは向こうの世界に合わせているのですぐに確認し終わる。
うん、よし、本を読もう!!
あ、イシュタル様に聞いて、テレビとかレコーダーとか持ち込んでもいいか聞いてみよう。
映画とかドラマとかレンタルしてきて見たい。ほら、空から女の子が降ってきたあれとか、腐海の森で大きな虫とか出てくるあれとか。
謎解きをする男女のドラマとか、あれ、映画もあるからね。改めて観るのもいいだろう。
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時計を確認すればお昼ご飯をそろそろ作る時間だ。
今日は何を作ろうかな。子供たちが喜ぶもの・・・・といえば、ハンバーグかな。
カレー味の煮込みハンバーグとかいいかも。
さてさて、台所に向かい、冷蔵庫からミンチと玉ねぎ、卵を取り出す。
玉ねぎはみじん切りにして、今回は生のまま使用する。
一度、フライパンで火を通せば玉ねぎの甘みが出るのでそれはそれで美味しいが、今回は生。しっかり煮込むので玉ねぎが生焼けなんてことにはならない。
ミンチに塩を少々入れた後、グニグニと混ぜる。これは塩で粘りを出して、繋ぎにするため。
ミンチが混ざったらそこに玉ねぎと卵を入れる。卵はふわっとさせるため。玉ねぎは野菜を食べさすため。で、しっかりと混ぜ合わせたところで煮込むためのソースを準備する。
カレーは焦げやすいからルーは最後にいれるとして、お鍋に水とケチャップ、おたふくのイラストのソースを入れてぐるぐるとかき混ぜて火にかける。
ソースは犬の絵のものでもいいし、好きなものを使ってもらっていいのだが、甘めの濃厚なソースがおススメです。
フツフツと沸騰してきたらそこにハンバーグのタネを握りこぶし大ぐらいの大きさに分けて俵の形にしてそっと沸騰した鍋の中に入れる。
沸騰しているからボチャっと入れたらはねて危ないからね。そっと入れるのを忘れずに。
沸騰しているから周りはすぐに固まり始めるが中はまだまだ半ナマなので触るのは我慢する。全部入れたところで温度が多少下がったので再沸騰するまで少し待った後、火を弱めて蓋をする。
5分ほど煮たら、一度蓋を開けてゆっくりひっくり返して再び蓋をする。
さてさて、煮込んでいる間はすることがないので、洗い物を片付けて、大きめのお皿を準備する。
煮込みハンバーグは最後に市販のカレールーを入れてとろみをつけるのだが、せっかくなのでそのソースも美味しく食べちゃおうと考える。
煮込みハンバーグオムライスなんて素敵じゃない?子供の好きな料理で上位を誇るオムライス!!ただし、包むのは失敗することがあるので、包むのではなく乗せるタイプのオムライスにしよう。
ハンバーグに火が通ったところで一度火を止める、そこにカレールーをまずは少なめに、ハンバーグは崩さないように気をつけて、余熱で溶けたカレールーをソースに混ぜる。
完全に溶けたところで再び火にかけてとろみをつける。とろみが弱いようであればもう少しカレールーを足す。
とろみが出たら、火を止めて。次はオムライスだ。
ご飯をお皿によそい、スタンバイさせておく。
フライパンはフッ素加工の焦げないフライパンを使うと失敗が少ないのでフッ素が剥げていたら、しっかりと熱するのを忘れずに。
卵は一人2個。かき混ぜた後フライパンに油を引く、油は多めに入れるとフワッとなるが、その分カロリーが気になるようであれば少なめに。入れすぎると脂っこくもなるしね。
卵を入れた後、スクランブルエッグにする要領でかき混ぜるのだが、かき混ぜすぎず、半分ほど火が通ったところでかき混ぜるのをやめる。
後は完全に火が入る前に火を止めて、そのままスタンバイさせていたご飯の上にフライパンの卵をスライドさせて乗せて、オムライス乗せるバージョンの完成です。
あとはこれに煮込みハンバーグを乗せてソースをかければ煮込みハンバーグオムライスになる。トッピングはとろけるチーズかな。
最近はかけるチーズなんかもあるので余熱でトロッとなってご飯とかにかけて食べると美味しいんだよねぇ。
というわけで、このオムライス、応用編としてはクリームシチューをかけてとろけるチーズをさらにかけてシチューの余熱で溶かしてグラタン風にして食べても美味しい。
さて、まずはこの第一号はイシュタル様に先に持って行っておこう。
そしてテレビとレコーダーの持ち込みOKか聞いてみよう。
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結論としては持ち込みOKです。もちろん自分の部屋でのみ鑑賞です。
で、残りの作業として人数分のオムライスの準備ができたところでシャドウに声をかけて二階の子供達を呼んでもらう。
その間に仕上げをして、テーブルに並べる。
ちなみにお昼のスープも即席のコーンスープにさせてもらいました。
カレーはお子様用に味付けをしているとはいえスパイシーなのでコーンの甘さで口を休めるためです。
「このハンバーグっていうの おいしい!!上にのってるこの白いのもご飯もおいしい!!ミツルさん、これ、また食べたい!!」
「エルも!!エルも!!」
口の周りにカレーソースをつけながら勢いよく食べる子供達のアンコールいただきました!また、作りますよ〜!
「おいひいでふ」
「ルナ 行儀、悪いよ・・・、でも、これちょっと口ヒリヒリする・・・けど、おいしい」
よし、ラッシーを作ってあげよう。
牛乳にレモン果汁を入れて混ぜるとトロッとヨーグルトのようになるラッシー。
これにハチミツをプラスしてレモンラッシーになる。
人数分作り、辛かったらこれ、合間に飲んでね〜と伝えると、ルナが一気飲みをして、おかわり!!と勢いよく言う珍事が発生したが、和やかにお昼ご飯が済み、食後すぐ動くのはお互いにしんどいので、1時間ほど休憩して午後からはお店での作業の練習をすることになり、
お客さん役としてシャドウとルナとメアにも参加いただくことになりました。
さて、子供達よ!頑張りましょうか!!
読んでいただきありがとうございます。(*^^*)




