37話
今日の顔合わせと簡単な説明が終わり、魔法の説明を一緒に聞いて、魔力ってなんぞや?ってなったあと、お昼ご飯を作るために台所にいる自分でございます。
子供二人は妖精二人に色々と質問しているみたいなので、そっとしておこう。
うん、だって聞いてもよくわからない単語がポンポン出てきてね。
魔力のない、魔法が使えない自分が聞いてもなんなので、ね。
シャドウは台所に設置してある椅子に座っていて、妖精二人ことを詳しく教えてくれている。
「似ているって思ってたら、やっぱりあの二人は姉弟なんですか」
二人とも子供好きで面倒見がいいそうだ、今回の件で眷属の妖精王に相談したところ二人を推薦してくれたらしい。
それに父親と同じ妖精の方が力の使い方などを教える時に互いにやりやすいだろうからとうことだ。
そんな話をしながら、お昼ご飯の準備を進める。
今日のお昼ご飯は厚焼き玉子サンドイッチと鳥の照り焼きサンドとスープは玉ねぎのかき玉スープだ。
まずは鍋にお湯を沸かし、そこに薄切りにした玉ねぎを入れて顆粒だしを入れて煮る。
次に卵を割って白身を切るようにしっかり混ぜる。
そこに濃縮タイプのだし醤油に水と片栗粉を入れてしっかり混ぜたものを加えてさらにしっかり混ぜる。片栗粉を一緒に入れると水分を閉じ込めてジュワッと美味しい厚焼き卵ができる。
厚焼玉子を焼く四角いフライパンをだして、温めたあと、油を引いて卵液を入れてくるくると巻いては油を引き、卵液を足し、くるくると巻き、ある程度の厚みになったら別のお皿に避けておく。卵液がなくなるまで厚焼き卵を作ったら一つ避けたあとラップをして置いておく。
「はい、シャドウ。味見してくださいな〜」
お皿に厚焼き卵を乗せて箸と一緒に手渡す。
嬉しそうに受け取ったあと、箸で上手に一口サイズに切って食べる。
「うん、うまいな」
そういいながら厚焼き玉子を味わいながら食べるシャドウに満足しつつ、
次は鳥の照り焼きを作る、鳥はもも肉がやっぱり固くなりにくくてジューシーで美味しい。
もちろん胸肉も美味しいが今回はもも肉を使う、今度鳥の胸肉でとり天でも作ろう。
まず、温めたフライパンに皮目を下にして焼き色が付くまでしっかり焼く
その間に照り焼きのタレを作る。砂糖とみりんを同量、醤油は例えば大さじ1の砂糖とみりんに対して大さじ1と半分を混ぜる。
皮目が焼けたらひっくり返して火を少し弱めたあと、蓋をして蒸し焼きにする。
さて、ではお肉に火が通るまでの間、厚焼き玉子サンドを先に仕上げちゃおうかね。
サンドイッチ用のパンでもいいし、六枚切りのであえてがっつり系の厚めのサンドイッチにしてもいい。今回はがっつり厚め系にするけどね。
パンの耳は切り落として、これは後で油で揚げて砂糖をまぶしてカロリーの暴挙なお菓子にするので取っておく。
うまいけどね、うまいけどカロリーたっかいのよねぇ。まぁ、うまいけど。
ラップを下に敷いてその上にパンを置き、厚焼き玉子を挟んだあとラップで包む。
食べる直前にラップをしたまま半分に切る。ラップをしたままだとズレずに綺麗に切れるので他のサンドイッチを作る時にもぜひ応用してほしい。
厚焼き玉子サンドを仕上げ終わったら、次は火が通ったお肉を仕上げる。
合わせて置いた照り焼き用のタレを入れてスプーンを使って回しかけながらタレが煮詰まるまで焼き上げる。
お肉だけ先に別のさらに取り出して、タレをトロッとするまでさらに煮つめたら避けて置いたお肉の上にかけて粗熱を取っておく。
さて、次はレタスを取り出して適度な大きさに手でちぎって洗ったあとキッチンペーパーで水気を拭き取る。
粗熱を取っている間に今度はスープを仕上げることにする。
玉ねぎはすでにトロッととろけるくらいになっているので、少し味見をする。
うん、玉ねぎから出た出汁と顆粒だしがいい感じだがこれだと玉子を入れたら薄くなってしまうので醤油を足して味を整える。
少々濃いめに味が整ったら今度は卵を溶いて、沸騰しているところに少しづつ溶いた卵を入れると、卵がふわっとなるので入れきったら一度軽く沸騰させて火を止める。
彩があれなので刻み葱を入れて緑を足したらこれでスープの完成!
スープには好みで胡椒やごま油を入れても美味しいんだよね。
さて、照り焼きサンドも仕上げてしまおう。
ラップを敷いた上にパンを置き、その上にレタス、マヨネーズ、そして照り焼き、照り焼きのタレ、パンと挟んだあと、ラップで包んで1個目完成。
残りも全部仕上げたあと、大きなお皿を用意して、それぞれ半分に切った厚焼き玉子サンドと照り焼きサンドを盛り付ける。
イシュタル様用には別に盛り付けて、先にスープと一緒に持って行ったあと、シャドウに頼んで妖精二人と子供たちを呼んでもらう。
お店のテーブルの上に準備をしていたら子供たちが駆け足で二階から降りてくるので、手を洗うぞーと促して洗わせる。
子供たちの飲み物はオレンジジュースを、大人たちはアイスティーを準備してそれぞれ椅子に座る。
「ミツー、これ、なにー?」
「これはねぇ、厚焼き玉子サンドと照り焼きサンドだよ。はい、手を合わせてー、いただきます!」
「いたらきます?」
エルはどうやら自分の名前が言いづらいみたいなのでミツと呼んでくる。超かわいい。
なので、いただきますってさせると真似するので、めちゃかわいい。
「えっと、いただきます」
アルも横に座って真似ていただきますという。かわいいなこのきょうだい。
お皿を別に準備していたので二つずつ二人のお皿に乗せてあげて、この透明なのは食べちゃダメだよと説明して、食べるように促す。二人とも最初に食べたのは厚焼き玉子サンド。
今度子供用に甘めのも作ってみよう。
「ルナもメアも食べてね。」
シャドウはすでに食べ始めている。ルナとメアは遠慮がちに食べ出して、一口かじったあと、二口めから勢いよく食べ始める。
横にいるアルとエルもリスのように頬袋をいっぱいにさせて食べているので喉に詰まらせないようにジュースを途中、飲ませる。
「おいしー!」
「おいしいです!」
「よかった、よーく噛んで食べるんだよ?」
二人とも頷いて2個めを食べ出す。今度は照り焼きサンドだ。
マヨネーズが入っているので醤油だけではないまろやかさが足されているので食べやすいだろう。2個めも同じ勢いでもぐもぐとほっぺをいっぱいにして食べる姿にほっこりする。
自分も食べることにする。うん、照り焼きって美味しいよね。
これ、ご飯と一緒に食べても美味しいよねぇ、今度照り焼き丼にしよう。半熟卵をトッピングして、ネギをたっぷりのせてもいいかも。
ところで妖精の二人は通いになるそうだ。さすがに泊まるところは部屋がないのでどうするんだろう?と思っていたのでそこは大丈夫みたいだね。
お昼ご飯を終えた後は、子供たちはお昼寝の時間。妖精二人は今日はお暇していった。
さて、自分は子供たちにどこまで手伝ってもらおうか、考えることにしましょうかね。
読んでいただきありがとうございます。(*^^*)




