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28話


4日目の朝、今日はお昼前に元の世界に戻る予定にしているのだが、とりあえず朝ごはんを作ることにしよう。


今日の朝ごはんはパンだ。

この世界ではどちらかというと固いパンが主流っぽいので柔らかい食パンが食べたい。


おかずはシンプルにスクランブルエッグとウィンナー、レタスとトマト。

スープはお手軽便利なお湯で溶かすコーンスープ。


お湯を沸かしてトマトを入れる、20秒ぐらいかな?で、取り出して氷水に入れて冷やす。

湯煎をすると皮が簡単に剥がれるので皮が口に残って苦手という人は湯煎して剥くと簡単。

まぁ、栄養的には皮も一緒に食べた方がいいんだけど、ここは好みで。


お皿にレタスと六つ切にしたトマトを2個づつ乗せて、次はウィンナーは弱火でフライパンで焼いていく。

その間に卵は溶いて牛乳を入れて塩とコショウで味付けを、あとでトマトケチャップを添えるとして、温めたフライパンに卵一個に対して10グラム程度のバターを溶かす。

卵を入れてすぐにかき混ぜるのではなく少し固まってから混ぜて完全に固まる前の少し半熟ぐらいで火を止める。


レタスとトマトを置いた皿にスクランブルエッグ、ウィンナーを置いて、トマトケチャップをスクランブルエッグの横に。


トースターを温めて、パンを焼き目が付くまで焼いて、焼きたてのパンにバターを乗せる。

じわーっと溶けていくのを見ると、噛り付きたくなるのを我慢して、テーブルに持っていく。

今日もすでにスタンバッテいるお二人に、ほんわかしつつそれぞれの前に食事を置いていく。

台所に戻り、牛乳と、スープを用意してテーブルに戻ってさて、朝ごはん、いただきます。





食事を終えて、ほっと一息。淹れたてのカフェオレを飲みながらノートを確認している。

この3日で食べた料理と金額と料理の感想を書いているノートだ。

元々、お昼にお店を開けようと思っていたのだが、試食会の時の意見を参考にすれば昼よりも夜の方が集客は見込める。


自分の世界の家庭料理の味をこの世界の人たちに食べてもらい、広めるっていうのが目的なので、集客が見込める方がいいだろうから、昼から夜に開店の時間を変更する。


問題は料理の種類と金額だ。

味付けとしてはシンプルなものが多いこの街の料理に対して自分が作る料理は基本的に味が濃い。試食してもらった限りでは不評というわけではなかったが、やはり食べたことのない物のため特にカレーなんかは最初は警戒されてしまった。

まぁ、当然といえば当然だろう。なにせ見た目が見た目だもんね。茶色いもんね。


最初はシンプルな味付けのものから提供していく方がいいんだろうね。

となると、どうしようかなぁ・・・と悩む。

醤油なんかの調味料は使うとしても味付けは薄めにしないといけないんだろう。


あとは、値段。

定食でやっていく。このスタンスは変わらないとして、ご飯にメインのおかず、スープ系とサイドの料理。材料費は魔法の冷蔵庫があるが、それでも安すぎるのは問題だよねぇ・・・。

料理の内容によるけど、700円から1000円ぐらいだよね。

支払いを簡単にするとしたらワンコインにするのが一人で回すのには楽だろうから小銀貨一枚、つまり1000円にした方がいいかな。

そう考えたらデザートを一品簡単なものをつけてみようかな。

ゼリーなら簡単だし、食後にさらっと食べれるだろう、あとはお酒だ。


悪酔いされたら困るんだよねぇ・・・。

でも、お酒片手に食事をする人が多かったことを考えると取り扱わないといけないよね。

うーん・・・ビール?ワイン?日本酒?それともチューハイ?


梅酒のサイダー割とか、さっぱり系のにしてみようかな。

あと、ワイン。あまりお酒の種類は置かないでおこう。最初はこの世界でよく飲まれているワインとあとはこの世界では無さそうな梅酒のサイダー割の二種類からにしてみようかな。


子供やお酒の飲めない人用にジュースはオレンジジュースとりんごジュース。

最初に出す飲み物は麦茶。熱中症予防に飲む水分としても優秀な麦茶にしよう。


料理の中身は変更するとして、何にするかもう少し検討した方が良さそうなので、部屋でレシピ本見ながら考えよう。


さて、とりあえず道筋は簡単にだが決まったので、昨日予定していた通り、ガトーショコラを作りましょうか。

シャドウへのお礼だが、色々とお世話になっているイシュタル様にもお礼として作ろう。


ということで、ホールで二つ、作りましょうかね。



板チョコと卵と砂糖と無塩バターと薄力粉と生クリーム、あとは焼けた後ケーキを飾流用の粉砂糖。


ケーキの型を二つ用意する。ケーキの型に合わせたクッキングシートを型の内側に入れておくのを忘れずに。なければバターを薄く塗って薄力粉をまぶして余分な粉は払っておいてもいい。

あと、オーブンは設定温度に予熱しておくのも忘れずに。


チョコレートは細かく刻んでバターと一緒に湯煎で溶かす。

卵は卵黄と卵白に分けて卵白は冷蔵庫で冷やしておくとメレンゲを作るときに泡立ちやすくなるので冷やす。


ボールに卵黄と砂糖を入れて泡立て器で白っぽくなるまで擦り混ぜたあと、溶かしたチョコレートを入れてよく混ぜたあと、生クリームも入れてさらに混ぜる。


別のボールで卵白を泡立てるのだが、泡立て器でやったら腕が痛いのでハンディミキサーで泡立てる。便利だよね、文明の利器!


泡立ってきたら砂糖を3回から4回に分けて入れてさらに泡立てる。

艶が出てきて重たくなってボールをひっくり返しても落ちなくなるぐらいまでしっかりとあわだてるのだが、最後にわざと低速でゆっくり数秒混ぜることによってキメが均一になったりするとかしないとか聞いたことあるので最後だけ低速で数秒間混ぜる。


チョコレートが入ったボールにメレンゲをまずは3分の1の量だけ混ぜてしっかりと混ぜ合わせて泡が見えなくなったら薄力粉の半分の量を振るいながら入れてこれもしっかりと混ぜる。

あとは残りのメレンゲの半分の量を入れて、さっくりと混ぜて、残りの薄力粉も降るって入れてさっくりと混ぜる。最後に残りのメレンゲを入れてさっくりと泡を潰さないように混ぜる。


混ぜたら型に流し入れて、台の上に付近を置いてその上に軽くトントンといらない空気を抜くように二、三度、十センチぐらいの高さから3回ほど落とす。これで大きな気泡が抜ける。


あとは予熱で温まっているオーブンに入れて焼く。


焼いている間に自室からレシピ本を持ってきて、お店で出す料理の再検討をする。

一週間のうち5日、お店を開けるので5日分の料理の再検討だ。

レシピ本に付箋を貼りながら考えている間にケーキが焼きあがるので、型ごと網に乗せて冷ます。


ケーキが冷めたら型から外して粉砂糖を振りかけて完成!

生クリームを入れているので濃厚な味わいになっている。チョコレートも製菓用でもいいし、普通に売っている板チョコを使ってもいい。


さて、シャドウとイシュタル様に渡そうかな。

レシピ本を閉じて、台所からお店の方へ移動すると、定位置となっている猫用ベットの上で丸まっている現在猫の姿のシャドウが・・・可愛いです。


もふりたい衝動を抑えつつ、声をかけてケーキを差し出すと、キラキラとした目でケーキを見つめるので・・・・この聖霊様は自分を萌え殺す気なんでしょうか・・・?








読んでいただきありがとうございます。(*^^*)

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