19話
試食会を行う日付は、2日後隣の主婦さんたちにお伺いした結果3日後のお昼に行うことになった。
エルフのシャフさんにも3日後のお昼に試食会をしますと伝えれば他の住人たちにも声をかけてくれるとのことなのでお願いしておいた。
隣の老婦人にも了承を得たので、3日後お昼の試食会に向けて準備をすることにする。
シャドウは今後、外出をするとき以外姿を変えることになった。
お店の中にいつも居れるように、または一緒にいても違和感がないようにとシャドウ自らの申し出で、なんと黒猫の姿になったのでその素晴らしい毛並みにたまらず触らせてもらって写真も撮らせてもらった。
そのあとはカウンター横に専用の椅子を用意して、専用のクッションを自分の世界から仕入れてきたりしたのは当然の行為だと思う。猫は可愛い。猫は正義。
さて、試食してもらうのは生姜醤油味の唐揚げ、ポークカレー、ミートソースパスタ、魚のフライのメイン四種類とお味噌汁と野菜のコンソメスープ、白米と炊き込みご飯のおにぎりにしようと思う。
主婦3人組の旦那さんと子供さんにも来てもらえるそうなので、子供向けにプリンでも作っておこう。
大皿にそれぞれ盛って、バイキング形式にしたら色々試してもらえるだろう。
試食会当日のプランを考えながらその日は過ごし、たまにシャドウを触らせてもらいました。
さて、今日は試食会前日、明日のためにさて、仕込みますか!!
ミートソースパスタは当日の朝に作るのだが玉ねぎだけみじん切りにして、魚のフライは上げる前段階までにしておいてそれぞれ冷蔵庫に入れておく。
玉ねぎの一部で魚のフライ用にタルタルソースを作る予定なので多目にみじん切りにしてある。
あとはゆで卵を固茹でにして、粗熱をとってこれも冷蔵庫に。
プリンは朝一番に作り終わって粗熱が取れたのでのであとは冷やすだけ。
カレーは甘口と中辛の二種類。両方ともポークカレーにして辛さの違いにする。
玉ねぎを半分に切り、薄切りにして耐熱皿に入れてふんわりラップをして電子レンジへ、人参は小さめの一口サイズに、じゃがいもも同じ大きさに。
お肉は豚バラブロックを一口サイズに切る。
まずはフライパンでお肉を焼く。焼き色が付いたら大きめの鍋に入れる。
お肉を焼いたフライパンの余分な油をキッチンペーパーで焦げと一緒に拭き取り、そこに玉ねぎを電子レンジの中から取り出し入れて炒めるが、飴色玉ねぎは作るのが大変なので、飴色になるまでは炒めない。
電子レンジである程度火は通っているので今回は5分から10分程度炒めてそれも鍋に移したあと、人参、じゃがいもも煮崩れを防ぐためにフライパンに油を足して5分程度炒めたあと鍋に移す。
あとはひたひたになるまで水を入れて火にかけるのだがここで好みになるが顆粒だしまたはコンソメを入れる。
今回は顆粒だしを入れたが、コンソメはチキンコンソメでも通常のコンソメでもどっちでもいいが、自分はチキンコンソメの方がさっぱりしてるのでチキンコンソメを入れる。
あとは煮えるのを待つだけなのだが、アクが出るのでアクは取る。
その間に炊き込みご飯の具材を準備しよう。
前回はゴボウと鶏肉の炊き込みご飯だったが、今回は舞茸と鶏肉の炊き込みご飯にする。
舞茸は手でほぐしたあと、二センチぐらいに刻み、鶏肉は一口サイズより小さめに切る。
フライパンで鶏肉から炒めて、ある程度火が通ったら舞茸を入れてさらに炒める。
ある程度炒めたら水を加え、今回は白だしを入れてさっと煮る。
味を見て、少し濃いめに味が付いているのを確認したら、粗熱をとって、タッパーに移して冷蔵庫に入れて準備完了。
さて、カレーの続きを。
具材が煮えているか人参を一つ取り出し、竹串で刺してみてスッと抵抗なく串が通れば問題なく煮えているので火を止める。
カレーも仕上げは明日の朝にすることにして、粗熱が取れたらこれも冷蔵庫に、明日改めて鍋を二つに分けて甘口と中辛のルーを入れて仕上げよう。
お味噌汁は鶏団子を具材にして、野菜のコンソメスープはウインナーを入れるとして、まずは鶏団子を作るとしよう。
鶏むねのミンチにみじん切りにした人参、卵、塩、胡椒、醤油、片栗粉を入れてしっかり混ぜ合わせる。
お湯を沸かして、沸騰した中へスプーンを使い一口サイズより少し大きめの量をお湯の中に入れていく、アクが出たら取り除いて、取り除いたそこへ顆粒だしを入れる。
で、その間に乾燥わかめを水で戻して、鶏団子に火が通ったらわかめを入れてさっと一煮立ちさせたあと、火を止めて下準備完了。
で、次は野菜のコンソメスープ。
具材はキャベツ、人参、じゃがいもの三種類。
キャベツは硬い芯部分と葉に分けてザクザクと切っておく。
人参はいちょう切りに、じゃがいもは一口サイズに。
鍋に人参、じゃがいもを入れて水を入れ、火にかける。沸騰したらキャベツの芯の部分だけを入れて、この時にコンソメもいれる。
人参、じゃがいもに火が通ったらキャベツの葉を入れてキャベツに火が通るまでさらに煮たら火を止めて、コンソメスープも下準備完了。
ウィンナーは当日入れようと思う。パリッとしたウィンナーって美味しいから今から煮たら皮が破れてパリッと感がなくなってしまう。
ウィンナーって焼いても煮ても美味しいよね!
さて、というわけで最後は唐揚げの下準備だ!
まずは鳥もも肉だ。唐揚げにするならもも肉がジューシーで美味しいよね。
もちろんムネ肉もおいしいが、それはまた今度にしよう。
鳥もも肉を六つに切る。大きめに作るのが自分流だ。
鳥もも肉を入れたボールにまずは酒、生姜、みりんを入れてしっかり揉み込む。
揉み込んだら醤油を入れる。で、チャック付きの保存袋に入れて空気を抜いてそのまま冷蔵庫へ入れる。明日になれば味もしっかり染みているのであとは揚げるだけ。
準備するのはこんなものかな?
と思っていたら視線を感じて視線の先を見ればシャドウがこっちを見てる。
うん、食べたいんだろうね。
冷蔵庫の中から魚のフライを取り出して、あとは小鍋にカレーの具材を入れる。
鍋を火にかけ、沸騰したら火を止めて、カレールーを入れる。
甘口と中辛の二種類のルーを入れて余熱で溶かしている間に、天ぷら鍋に油を入れて火にかける。
魚のフライは今回はバッター液を使っている。
バッター液は卵と小麦粉、お水を混ぜて作るのだが、卵を入れないレシピもある。
魚はバサまたはパンガシウスともいう白身の魚で、スーパーでも売っていてお買い得でそれなりにおいしい。
それを好きな大きさに切り、バッター液をつけてパン粉をまぶす。
バッター液を使えば小麦粉つけて、卵つけて、パン粉をつけてという工程が少し簡単になる。
油が温まったら魚のフライを入れる。
たまに裏返してきつね色になったら揚げ上がりなのでトレイにキッチンペーパーなどを引いて、その上に置き、油をきる。
カレーの方は混ぜたあと再び火にかけ、とろみが出るまで弱火でゆっくりかき混ぜる。
とろみが出たら、そこからさらに約20分。
ゆっくりかき混ぜながら片手間に魚のフライを揚げる。
同時進行が難しければカレーができたら揚げ物をすればいい。フライは揚げたてがザクッとしておいしいからね!
で、カレーもフライもできたらご飯をご飯を皿に盛り、そこへカレーをよそい、フライをトッピングする。
「シャドウ、カレーとフライの味見をしてもらっていいかな?」
そういえば猫の姿から元の姿に戻る
「もちろんですよ」
「じゃぁ、自分はイシュタル様に持って行ってくるので先に食べていてくださいね
おかわりもしていいですからね〜」
カレーとスプーンを手渡せばすぐにテーブルに持っていき、座るシャドウに声をかけてイシュタル様の分を用意する。
食べ始めた姿を確認したあと、イシュタル様のところへ赴けば、イシュタル様も食べる準備万端で待っていました。
食べ物センサーは相変わらず鋭いようです。
もちろん特盛にして持っていきましたとも。
読んでいただきありがとうございます。(*^^*)




