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16話


この世界のお金について少し、おさらいしておこうと思う。


さっき、渡した小金貨。これが大体一万円だと思ってもらうとして、お金の種類は一般で使うのが六種類。

小銅貨、大銅貨、小銀貨、大銀貨、小金貨、大金貨。の六種類。

日本円にすると、小銅貨が百円、大銅貨が五百円、小銀貨が千円、大銀貨が五千円、小金貨が一万円、大金貨が十万円ぐらいだ。


登録料が小金貨三枚、つまり三万円。更新料は自分の規模の店だとだいたい小金貨五枚だそうで、この更新料に関してはお店の規模が大きくなったり、繁盛具合により金額が上がるそうだ。

まぁ、その分、トラブルがあった時は間に入ってくれたり、仕入れで困ったとかがあるとフォローしてくれたりするとのこと。

何かあった時の保険料だと思えばいいと思う。

あと、税金がやはりかかるそうで、その税金の徴収なんかも商業ギルドが小規模の店舗に限り管理してくれるらしい。

これは一月の売り上げに対して約3パーセントが税金になるそうだ。この3パーセントの中には住民税なんかも含まれていてほかにかかる税金はないらしいので商業ギルドに任せて仕舞えば楽だな。


イシュタル様の力でこの街の住人として登録は住んでいるとのシャドウからの説明だ。


あと、街の外から中に入ってくる旅人なんかは入門税がかかるとのこと、冒険者は冒険者ギルドに入っているので冒険者ギルド所属の証明を見せれば入門税は免除される。

これは商業ギルドも同じで、よその街に行く時は免除されるそうだ。


シャドウと共に冊子を確認しながら受付のお姉さんが戻ってくるのを待っていて10分ほど経っただろうか、名前を呼ばれておまたせしましたとお姉さんが戻ってくる。


「大変お待たせしました。オナカ様、無事に登録が済みましたのでこちらの証明証をお渡しさせていただきますね。」


そう言って手渡されたのはペンダントになっている金属のプレートで、商業ギルドのマークが刻印されている。

裏には自分の名前がはいっていて、これが商業ギルド所属の証明になるそうだ。


紛失したら再発行に小金貨一枚必要になるので無くさないようにとのことだ。

無くしたら一万円。それは無くさないように気をつけよう。あとで鍵と一緒に一つにまとめておこう。


「登録は本日はこれで終了となります。お店の開店日はまだ先ということですので開店の情報はもうすこし後にずらしましょう。」


「えっと、どれくらい前に宣伝をすればいいですか?」


「そうですね、だいたい7日前に皆さん掲示板で開店の情報を張り出していますよ。なのでご足労願うことになりますがこちらのカウンターに宣伝希望であれば再度来ていただくことになります。その際に冒険者ギルドへの宣伝も希望できますのでぜひ、考えてみてくださいね」


「はい、ありがとうございます。では後日改めて参りますのでよろしくお願いします。」


お店の場所と名前と提供する内容を表記して掲示板に貼り出してくれるとのことなのでお店に戻ったら掲示する内容をまとめようと考えながら商業ギルドを後にしてシャドウとともにお店に戻る。


お店に戻ったらじつは朝のうちに仕込んでいたデザートを取り出す。

ふっふっふ、簡単でお得なヨーグルトを使ったレアチーズケーキ風のデザートだ。


作り方は簡単で必要なものはプレーンのヨーグルト、動物性でも植物性でもどっちでも使えちゃう生クリーム、砂糖に粉ゼラチン、レモン果汁はすでに絞ってビンなどに入っているので充分、最悪なくてもいい。あとはお好みのクッキー。

クリームを挟んだ黒いクッキーが自分は好みなのでだいたいそれを使うけど、お得なクッキーでも大丈夫だその場合はパサパサしてしまうのでバターを用意してほしい。


プレーンのヨーグルトは前日の夜、寝る前にザルにキッチンペーパーや布巾を使って水切りを一晩しておく。コーヒーをドリップするときに使うドリッパーとコーヒーフィルターを使うと便利。

で、水切りしたヨーグルトから出た液体。乳清は体にいいので飲んじゃってください。

ちょっと酸っぱいけど、健康のために飲んじゃってください。捨てないでくださいね。もったいないので!


最初はクッキーを袋にいれて麺棒などで砕く。器を三つ用意して粉々にしたあと、クリームが間に挟まっている奴はそのまま器の中に入れて軽く押せばクリームがクッキーとクッキーをつなげる接着剤になる。

だが、クッキーだけだとサラサラのままなので溶かしたバターを入れて混ぜた後、器に入れて軽く押してケーキの台を作る。

次に粉ゼラチンに水を加えてふやかしている間にボールに水切りしたヨーグルトを入れて砂糖を好みで加えて混ぜる。

混ざったら別のボールに生クリームを出して、6分立てぐらいまで泡立てる。

6分立ては泡立て器ですくうとゆるゆると流れ落ちていく状態で、まとまってすくうことはできないぐらい。

で、その生クリームを三分の一づつヨーグルトの入ったボールに入れてその都度混ぜる。

生クリームを混ぜ切ったらレモン果汁をいれてさらに混ぜる。ここで粉ゼラチンを電子レンジに入れて30秒ほど。

溶けた粉ゼラチンをボールに加えてさらに混ぜる。


あとはそれぞれの器にケーキ生地を流し入れて平らにしたあとラップをして冷やして固まれば完成だ。

1時間ほど冷やせばすぐ食べられる。

生クリームは今回は泡だてて入れたが泡だてなても大丈夫だったりする。

その場合だとちょっと硬くなるので、泡だててすこし柔らかい方が自分が好みというだけだ。


3人分、お盆に乗せてあとは好みだがジャムをのせたりしても美味しいのでブルーベリーとストロベリーのジャムと、あとはシャドウとイシュタル様の好みの飲み物を準備して


「おやつ、どうぞ〜」


店舗の方に行けば、待ってましたとおふたりがすでに椅子に座っている。

今日はヨーグルトのレアチーズケーキ風ケーキですよ〜とそれぞれの前にケーキを置けば、喜んで食べ出す。

自分も一口、うん、美味しい。

水切りヨーグルトを前日の晩に仕込む必要があるが、ほぼ混ぜるだけのケーキなので小さい子供と作るのにも向いていて、オススメだ

カロリーもクリームチーズ使うより低いし、生クリームも低脂肪のカロリーカットタイプのを使えばいいし。ヨーグルトはお腹にいいからね。


さて、開店までやることの一つ、宣伝はどうにかなりそうだから、次はご近所さんへ挨拶がてら手土産に何か作って渡したりしてみようかな。

視線の先で大きめに作ったケーキをおいしそうに食べるおふたりの姿に頑張って家庭料理の味を広めなければなと気持ちを前向きに切り替えて、とりあえず自分も残りのケーキを食べることにした。





読んでいただきありがとうございます。(*^^*)

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