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一時×笑み2
「やべっ。もうこんな時間になってたんか」
「何か用事?」
「ピアノぉ」と言う隼都は見るからにテンションがだだ下がり。
「ピアノ!?」ありえないだろ。何があった!?
「音楽の内申でもあげるつもり?」成程。それも一理ある。
「ちゃうちゃう。なんかピアノやってる男子かっこええから、あんたやりなって…」母親か。それにしても隼都の母親は何でもやらせたがるな……やらせてはやめてを繰り返して。きっと、うちの学校で習い事した数トップだぜ。
「つまり操り人形」
「そうきっぱり言わんでもええやん。毒舌ざっくんっ」
「じゃあ柔らかくマリオネットなんてどう?」
「宮城まで何言うてんねん!!…て、ああ゛ー親から急かしメールがぁぁぁ゛ー」
「「いってらっしゃい」」2人で笑顔を向ける。
「覚えてろっ」舌を出した後に笑みを残して、隼都はその場を後にした。
「桐生」柘榴は、突然声音を変えた我心を遮る。
「屋上…行こうか」




