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秒速100m  作者: 楼榮 槐
1巻
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22/23

一時×笑み2



「やべっ。もうこんな時間になってたんか」

「何か用事?」

「ピアノぉ」と言う隼都(ミヤギ)は見るからにテンションがだだ下がり。

「ピアノ!?」ありえないだろ。何があった!?

「音楽の内申でもあげるつもり?」成程。それも一理ある。

「ちゃうちゃう。なんかピアノやってる男子かっこええから、あんたやりなって…」母親か。それにしても隼都の母親は何でもやらせたがるな……やらせてはやめてを繰り返して。きっと、うちの学校で習い事した数トップだぜ。

「つまり操り人形」

「そうきっぱり言わんでもええやん。毒舌ざっくんっ」

「じゃあ柔らかくマリオネットなんてどう?」




「宮城(ミヤギ)まで何言うてんねん!!…て、ああ゛ー親から急(せ)かしメールがぁぁぁ゛ー」

「「いってらっしゃい」」2人で笑顔を向ける。

「覚えてろっ」舌を出した後に笑みを残して、隼都はその場を後にした。

「桐生(キリュウ)」柘榴(ザクロ)は、突然声音を変えた我心を遮(さえぎ)る。

「屋上…行こうか」






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