核兵器廃絶を世界に要求 続続
第2弾が発射された。シキアイの作戦が採用された。シキアイは大海洋が管轄と思っているようだから、今はその只中の作戦だから当然我れがと思っている。
発射の通告を受け、ァ国大統領はやや顔色を戻しTV画面に対した。大統領にも休憩が有ったようだ。
放射能が検出され現地は大騒ぎだが破壊などの被害はない。安堵し余裕を取り戻している。
TVに着弾予定地点が表示されると大統領は色を失った。
今回は爆発させる気だ。
その予定地点はァ国の核実験場。正確にその場に着弾すれば被害は少ない。
だが複数弾頭の弾道ミサイルはァ国の持つ最も高性能なもので、なんと24個の子爆弾の持つ。
即ち24か所が攻撃される。24個の原子爆弾が空中で爆発する。
だが核実験場なら軍事的に被害は無いと言って良い。
しかいァ国国民を震撼させるに十分だ。ァ国国内が核で攻撃され原子爆弾が爆発する。
大統領はTVの背後を見ている。何らかの動きを待っているのだろう。
軍のトップたちの考えを。
民間には象徴的な出来事だろう。
だが軍事的には実害のない地域だ。脅しとは言えない。
核実験場の定点カメラ映像がTVに表示された。異例なことだろう。
まさか大統領自身が見たかったのか。或は隠した場合の先々のマイナスを考慮したのか。
TVに核実験場を含む広地域が表示された。
24個の子爆弾がどのように爆発するかシミュレーションされた。
ァ国国民にとっては遠く忘れられた地域だ。
それが今クローズアップされ突き付けられる。
大統領はまさに当事者だがどこか部外者のように見える。
恐らく、諾、を表明することは無く見物を決め込んだのだろう。
最初の爆発まで20分を切った。航空機の映像も届けられた。
ただ、今は、それらのカメラは空を映すのみだ。
やがて時間になった。
遠くの高い位置で閃光が発せられ白い雲が湧き黒く変わる。
それは始まった。
少し近づき第2の爆発が起こった。少し大きくなった。
それは近づき高度も低くなってくる。
核爆弾が破裂している。気が遠くなる出来事だ。
しかしまだ始まったばかり。それは近づいて来る。
閃光が世界を支配する。そしてカメラ地点近くで起き瞬時光に変わり画面は消えた。
飛行機のカメラに切り替えられた。
キノコ雲が見える。まだ6個だ。あと18個。
核弾頭の子爆弾は次々閃光を発し白い雲を上げキノコ雲と変わる。
広い核実験場にキノコ雲が湧いていく。次々起こる核爆発。
地表の生きているカメラが下からの様子を映す。
天が地獄に変わっていく。
高く広く巨大な瀑布の底の小さな一点にいるようだ。
天の全てが襲ってくる。
カメラは後退に後退を重ねる。
果てしなく感じる核の爆発。
飛行機の映像でキノコ雲は境無く巨大になっている。
複数の飛行機が出ているようだ。皆逃げている。
追いかけるように広がる核爆発。
地表からの映像は無くなってしまった。次々瞬時の光の後役目を終えた。
飛行機は核爆発をとらえ続ける。
一体いつ終わるのか。
永遠に黙示録の最後を見せられているようだ。
天は怒り続ける。
永遠の業火を吐き続け世界をキノコ雲に閉じ込める。
世界の終焉はキノコ雲の黒なのか。
核は爆発を続けている。
飛行機が逃げられるか危うい。
飛行機は必至で逃げやがて終焉を映した。
広い州がキノコ雲で覆われている。
巨大な黒いキノコ雲に変わっていた。
「やはり、ヒトラー、ネタニエ、シキアイだね。世界の絶滅者だ」
「でも第2弾でも、諾、が貰えない。次で終わるのかな」
「ホワイトバウスと紫銀城に核を落とさないとダメかも」
「それはやばい。負けかなあ」
「でもまだシキアイだよ。その上は宇宙将軍だよ」




