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本物

プロットは出来ているのですが、文章が下手なので、なかなか続きが書けません。

今のところエタる気はないので、気長に待っていただけると有難いです。

うさぎの件は黙っておき、一通りうさぎと戯れたあと、とりあえずもういい時間なので寝ることにした。


くぅを抱きしめて、おやすみなさい。


翌朝、優雅に朝カレーを決めているとまた行列ができた。

まだまだカレーはあるので配る。


カレーも無事売り切れ、みんな出発の準備をしている。

ちなみにガイアスがチラチラこっちを見ていたのでカレーを一皿持って行ってやった。

ぐぬぬ…と悔しそうに受けとってくれた。

カレーには勝てなかったよ。


さて、出発である。

ちなみにコネルさん達は領都方面に行くのでここでお別れ。

というか他にいた人達もみんな違う方面行きだった。


いろんな人にカレーのお礼を言われる。

お金がいらないならと魔石とかくれる人もいた。

しかしこいつら俺の名前知らないな。

みんなからカレー君とかカレー坊ちゃんとか呼ばれている。

別にいいけどさぁ。


コネルさん達ともお別れを済まして馬車に乗り込む。

キーラさんはギリギリまでくぅを抱きしめていた。


「じゃ、出発しますね。」


御者さんが合図をして、馬車が動きだす。

ここから村まではおよそ半日。

夜までには村に着くそうだ。


ぱっからぱっから、また馬車は進む。


くぅは早速二度寝に入り、俺は魔力をこねこね。


お昼はまだまだあるウサギ肉を串焼きにして食べた。


馬車は順調に進み、夕方。

村が見えてきた。

今日は村の共同宿舎で休み、明日村長と現在魔獣の対応をしている討伐隊に話を聞くらしい。


村はそこそこ広く、村というよりは漁港といった出で立ちで、海の方には帆船なんかもチラチラ見えている。

レンガ造りの街並みが相まって、大航海時代な雰囲気だ。


宿舎に着くと、討伐隊の人達が何人かポタラさんを見て話しかけてきた。

討伐隊の人達もこの宿舎を利用しているらしい。

半分はテントで魔獣の見張りをしているそうだが。

詳しい話は明日するので、今日は夕食を食べてもう寝ることにした。

夕食は再びうさぎカレー。

ポタラさんの希望である。

討伐隊の人に英気を養ってほしいそうだ。

気合いを入れてカレーを振る舞った。


その後は割り当てられた大部屋でおとなしく寝て、翌朝。

村長の家に集合となった。


石畳みの道を歩き、村長の家に向かう。

村長の家は小さなレンガ造りの一般家屋であった。

討伐隊の人が言うには、村長は倹約家で自らに使う金があるなら町の為に使うという立派な人らしい。


村長宅に入るとヨボヨボの爺様が迎えてくれた。

この人が村長らしい。


「おお、ポタラ殿お久しぶりです。」


どうやら村長はポタラさんと知り合いみたいだ。

ポタラさん斥候なのに顔が広いな。


挨拶もそこそこに作戦会議が始まった。

現在魔獣は街から10kmほど西のマングローブ林に逃げ込んでいるらしい。

マングローブ林の縁にキャンプを張り、出てきそうになるたびに魔法の弾幕で押さえ込んでいるそうだ。

そのため、見張りを担当している部隊はかなり疲弊してきているらしい。

魔獣の外殻は堅く、弓、剣はほぼ通用せず、魔法はある程度嫌がるものの致命打にはならないのが現状、大きさはかなり大きく、象ほどの大きさだそうだ。


……この世界象いるんか。

まぁクマもいるんだしいるか。


とりあえず俺がまずしなければならないことが決まった。

それは鍋を用意することだ。

しかし象級のヤシガニ。

そんな鍋、たやすくは用意できないだろう。


ぐぬぬ。


鍋の事は一旦置いておき、ポタラさんと現場を見に行く事になった。

村長もくぅを見て早急な解決を期待しているようだったし。


馬に乗り海辺を進む。

当然俺は一人で馬には乗れないので、ポタラさんの前に乗せてもらっている。

くぅは久々の海でテンションマックスなのか、海を泳ぎながらついてきていた。


マングローブ林が大分近づいて来た時、くぅがいきなり俺に飛びついて来た。


「きゅーん!!」


ヤベェ奴がきた!とプルプル震えている。

くぅが指差すのは海。

新手の魔獣か?と思ったとき、海から巨大な影が飛び出て来た。

大量の水を浴びる。

馬がかわいそうだ。

でも驚いて飛び跳ねたりはしていない、賢い子だな。


『あら?うちの子のお友達?』


巨大な影の方から声がする。

そっと見上げると、そこにはくぅを何十倍もでっかくしたモノホンのドラゴンが宙に浮いていた。


「あ、もしかしてくぅのお母様ですか?はじめまして、キンタです。」


ずぶ濡れの俺は、色々察してとりあえず挨拶した。

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