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コマ

ブクマ増えて嬉しいのう。

読んでくれてる人ありがとう…。

さて俺の能力がバレた。

翌日冷静になった母さまに詳しく何ができるのかを話した。

身体が頑丈なこととか、食べなくても平気な事とかね。

アイテムボックスは恥ずかしいから内緒だ。


そして2ヶ月に1回、1人で領内に現れた魔獣討伐をする許可を得た。

やったぜ!冒険だ!


なんでも領都以外の母さまの領地の村々にも魔獣は度々現れていて、その頻度が最近上がっているらしい。

魔王が復活した関係かな?


とりあえず領内とは言え冒険ができる!

楽しみすなぁ。


さて、今日は学校もあるし、マイケルとポールと遊ぼう。


本日の遊びはコマだ。

しかもベーゴマ。

型を作って鉄を流し込むだけなので、意外と簡単にできたのだ。

それでも鍛治師の人にはそれなりに苦労をかけたが。

ちなみに現在量産体制に入っている。

領内で流行らすらしい。


発売前のコマと紐をカバンに詰め込み、いざ学校へ。


学校での授業やらなんチャラは割愛。

俺魔法できないし、流石に子供向けの授業だからぶっちゃけつまらんのだ。


よって爆睡した。


「これ!キンタ、授業中に寝るでない!」


はへ!?


「わしじゃよ。」


おっ!神のおじいちゃんだ。


「てことはこれ夢?」


「そうじゃよ。」


「ふーん。おじいちゃん何しに来たの?」


「魔王が覚醒したようじゃからのう、ちょっとお主に注文をつけに来たのじゃ。」


「うえー。めんどくさい事?」


「逆じゃよ、魔王を倒さんでほしいんじゃ。」


「ほーん。別に絡んで来なければ元々関わる気もないけど、なんで?」


「まっ、この世界のルールじゃな。魔王は勇者が倒さんといかんのじゃ。」


「へー。」


「興味無さそうじゃのう。」


「うん。興味ない。……あっでも1つ気になる事はあった!勇者って俺と同じ転生者なの?」


「いや、違うぞ。勇者はこの世界のものしかなれん。ついでに言うと転生転移含めて、この世界に現在来とる日本人はおぬしだけじゃ。」


「なるほどなぁ。現在って事は過去にはいたんだ。」


「おったぞ。それはもうたくさんなぁ。色々あってもう同時には呼ばんと決めたのじゃ。ろくなことにならんからのぅ。」


「ふーん。神さまも大変なんだな。」


「そうじゃぞ。ちなみに日本人は30歳超えてない奴も呼ばん。あとは性格も大事じゃな。」


「そもそも高校生呼んだ時なんてのぅ…」


「若者なんて自己顕示欲と承認欲求の塊だからの…」


あっめんどくさい愚痴始まっちゃった。

うおー!起きろー俺!

おっ起きられそう!


「おじいちゃーん!俺起きるわー!またねー!!」


「ちょっ、まっ、まだ話しは終わっとら……




♢ ♦︎ ♢



おはようございます。

程よく授業終了間際に起きることができた。

今日の授業はこれで終わり。

先生が挨拶して部屋を出て行く。


俺はマイケルとポールを呼び、昼飯食ったら壁穴前に集合と伝えた。

あ、もちろん他の人にバレないように、壁穴の前の路地の事だ。


今日はマイケルとポールにくぅも紹介してやらないとな。


とりあえず屋敷に帰って、飯だな!


……今日はお好み焼きでした。


うまいけどさぁ!

俺はこっちの世界の料理ももっと食べたいの!

具体的には狩猟肉!ジビエ!


「さてマリナ!遊びにいこっか!」


俺は食べ終わってすぐマリナに声をかける。


「うん!」


満遍の笑みで答えるマリナ。


「リリア!くぅ!行くぞ!」


ちなみにリリアもくぅも一緒に食堂で飯を食ってる。

家族だからね。ちかたないね。


さて、行くか。


待ち合わせ場所まで移動する。

おっマイケルとポールはもうきてるな。


「おまたせー!とりあえず秘密基地に移動しようぜ!」


俺たちは壁穴を抜けて秘密基地へと移動する。

移動中マイケルとポールはくぅが気になるのかチラチラと見ていた。

あ、マリナはあれから何回も2人とあって一緒に遊んでいる。

初めて会うのはくぅだけだ。


秘密基地に到着し、中に入り、それぞれ着席。


「で、それ、なんなんだよ。」


開口一番マイケルがくぅを指差しながら言う。


「紹介するよ。こいつはリヴァイアサンのくぅ。この間友達になったんだ。」


「「え!?」」


驚くマイケルとポール。


「きゅーん!」


ちゃんと挨拶するくぅ。

偉いぞ。


「おまえ、それ、リヴァイアサンって……。水の龍だよな?」


「あぶなくないのー?ドラゴンだよー?」


それぞれ疑問をぶつけてくる。


「あぶなくねーよ。契約してるもん。それにこんなかわいーんだぜ?たしかに水龍だけどお利口さんだし大丈夫大丈夫。」


「きゅきゅーん!」


褒められてはしゃぐくぅ。


「うーむ、たしかに可愛い。」


「そうだねー。触っていいー?」


「くぅに聞いてみな。賢いからちゃんとわかってるぞ。」


マイケルとポールはくぅに許可をもらい、くぅを撫で回す。


撫で回す。


……撫で回す。


すると青い魔法陣が展開され。


バッシャーン。


「きゅきゅきゅきゅー!」


調子に乗った2人はくぅの魔法でビショビショにされた。


「「ごめんなさい」」


一瞬目を丸くしたあと、相手が水龍だと思い出したのか、2人は即座に謝った。


「仲良くしなさい。」


見ていた俺は一言。


「「はーい。」」


「きゅーん!」


よし。

いい返事だ。

これでみんな友達だな。

ちなみにマリナはびしょ濡れになった2人をみて、爆笑していた。


「よし!じゃあ今日はコマで遊ぼう!」


気をとりなおして俺が宣言する。


「コマ?なんだそれ?」


「説明は外でするよ。」


外に移動して、アイテムボックスから布を貼った壺を取り出す。


「えーと、まずこれはー……


カクカクシカジカ。

コマ回しとケンカゴマについて一通り説明する。


「まっ、最初は回す練習からだな!」


とりあえず俺が一度回してみせる。


よっと。


「「「おおー!」」」


3人が食いつく。


「じゃ!やってみようぜ!」


この後めちゃくちゃコマ回した。


ちなみにマリナはなかなか回せず直ぐに飽きてリリアとくぅと遊んでました。

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