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レヴィアタン

短いです。

キリが悪かったので。

俺がぷかぷか流されていると、くぅも滝の半分くらいで力尽きたのか落ちてきた。


俺の方にスイスイ近づいてくる。


「きゅーん……。」


心配してるのかな?

それとも失敗して凹んでるのかな?


とりあえず俺はくぅの頭を撫でながら、「大丈夫、大丈夫。」と、どっちにでも取れる返事をする。


しかし魔法かー。

言われてみれば完全に首長竜の見た目で普通にたきのぼりするわけねーよなー。


魔法は完全に門外漢だからなぁ。

アイテムボックスしか使えねー。


うーむ。

そういえばポーションは俺の血から出来ている。

それは魔力含有量が高いためだ。

俺の血でどうにかならんだろうか?


「くぅ?俺の血のむ?」


「きゅーん?」


不思議そうに俺をみるくぅ。

俺は右手の爪で左手の手首を切る。

リストカットきもてぃー!


「きゅきゅー!!」


くぅが心配した様子で俺の手首をペロペロする。


「でーじょーぶだ、でーじょーぶだ。たーんとお飲み。」


「くぅーん?」


くぅは不思議そうに血をペロペロしている。


「きゅーん?きゅきゅー!」


お!なんかくぅが淡く光ってるぞ?

そのままくぅは滝へ向かう。


「くぅーん!きゅきゅー!」


掛け声とともにくぅは滝を登り始めた。

展開されてる魔法陣はさっきの倍以上の大きさだ。


「いけいけー!!」


マリナも応援している。


くぅはあっという間に滝を駆け抜け、そのまま飛び上がった。


「きゅきゅー!」


するとくぅが不思議な強い光に包まれる。

そのまま眺めていると、光は徐々に収まり、くぅが姿をを表す。


「龍だ…。」


俺は無意識に声に出していた。


そこに現れたのは美しい龍。

青く滑らかな肢体に力強い翼。

両手両足には鋭い爪としなやかな水掻き。

顔には一対の長い髭。

頭には大きな鹿の角。


美しい……。


「きゅきゅー!」


鳴き声は変わらないくぅがこちらに近づいてくる。


……あれ?

ちっせえ!!


美しくなったくぅはサイズはそのままだった。

中型犬サイズ。


「きゅっきゅっ!きゅっきゅっ!くぅーん!」


大喜びで俺にスリスリしてくる。

可愛い。

とりあえず頭をなでなでする。


すると魔力がごそっと持って行かれる。


油断してたー!!


2回目ぇ!!

リリアの時以来だ。


しかしこれで爬虫類枠ゲット!

母さまの言うとおりになってしまったな……。


とりあえずはしゃぐくぅをあやしながら一旦屋敷に戻る。


あ、ちなみにバッタは帰りがけにくぅがバリバリ食べました。

進化で腹減ったのかな?

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