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24/55

水物理威力80命中100

じわじわ増えていく評価…

治らない下痢。

感想とかもくれくれしてええんか?

首長竜……?

川に?

よくわからんなぁ!


もう首長竜はマリナ、リリアと打ち解けて、滝壺であそんでいる。


平和やなぁ。


結局その日は首長竜さんとバイバイして屋敷に戻った。


♢ ♦︎ ♢


翌日、俺は屋敷の書庫にきている。

あの首長竜について調べる為だ。


適当な生き物系の本をペラペラ。


おっ!首長竜の挿絵を見つけた!


なになに…?


なるほどなぁ。


水龍《リヴァイアサン》の幼体ね。

龍やないか!?

しかも竜やなくて龍やぞ!


滝を登る試練を超えると進化すると。

だからあそこに居たんだな。


とりあえずあの首長竜とは今日の午後も遊びに行くと約束している。

いや、向こうがわかってるかは知らないが、マリナが約束していた。


とりあえず昼飯食ったらいくかー。


昼飯はーっと。


食堂に移動する。


「キンタくん遅ーい!」


もうみんな揃ってました。

昼飯は唐揚げ定食みたいだなこれ…。

唐揚げ教えて以来ハイペースだぞ。


とりあえず飯を食って俺の部屋に集合。


「じゃあ今日も川に行こうか。」


「はーい!」


「うぉーん!」


よし、いい返事だ。


いつも通り窓から脱出。

マリナは俺がお姫様抱っこだ。


そのままポーンポーンって飛んで森まで移動。

リリアはこれくらいなら余裕でついてくる。


とりあえず先に竿の回収。

で、川下に向かう。


今回はマリナをお姫様抱っこ、リリアをおんぶで崖下にジャーンプ。

ちなみに昨日の帰りもこのスタイルだった。


すたっと華麗に着地。


マリナとリリアは即座に俺から離脱すると、滝壺の淵に行き、水を叩きながら昨日の首長竜を呼び出す。


するとキュイキュイ鳴き声を響かせながら、首長竜が姿を現した。


「きたー!!」


「がうがう!!」


マリナリリア大騒ぎ。

愛い奴らじゃ。


そして水に入りきゃっきゃきゃっきゃと遊び始める。


俺としては今日は爬虫類枠をゲットしたくて来たのだ。

もちろん無理矢理仲間にするつもりはないが。

念のために屋敷の庭で昨日の夜に捕まえた大量のバッタに、骨を細かく砕いた粉をかけたものを持ってきてある。

もちろんちゃんとバッタの後ろ足は外した。

爬虫類の基本フードだね。


さて、モーションかけますか。


「おーい、首長竜さーん。」


全員がこっちを向く。


「首長竜ってだれー?」


マリナが答える。


確かに。

首長竜ってのは見た目の印象から勝手俺が呼んでた呼び名だ。

うーむじゃあなんて呼ぼう。


首長竜さんに近づいて話しかける。


「きみ、お名前は?」


「きゅーん?」


首長竜さんは可愛く首をかしげる。

そら分からんわなぁ。


「うーん……じゃあ名前つけていい?」


「きゅー……きゅーん!」


「おっ!いい感じ?じゃあ今日から君の名前は『くぅ』だ!」


ひねりなし!

首長竜と言えばだ!

遠い海から来たんだ!


「きゅーん!」


くぅがパチャパチャ水しぶきを上げてはしゃぐ。

そうかそうか、嬉しいか。

よかった。


「ところでくぅさん?滝は登らんでいいんかね?」


「きゅ!?……くぅーん。」


明らかに下がるテンション。

うまくいってないのかな?

うまくいってないんだろうな。


「よし!俺が付き合ってやろう!」


「きゅーん?」


不思議な顔をするくぅ。

見とけよー見とけよー!


俺はパンイチになり滝壺に飛び込むと、滝の方まで泳ぐ。

そして一気にクロールで滝を駆け上がる。


だらっしゃぁ!


あっという間に登りきった。

岸に上がって下を見る。


3人がこちらを見上げていた。

なんか騒いでる。


来た時と同じように崖からひとっ飛び。


降りるとみんなが駆け寄ってきた。


「すごいすごーい!キンタくんすごーい!なんであんなこと出来るの!?」


大興奮のマリナ。


「ぐるるぅ。」


なぜかドヤ顔のリリア。


「きゅーん!きゅーん!」


俺の袖を引き滝に連れて行こうとするくぅ。


うへへ。

人気者じゃわ。


「よし!くぅ!次は一緒に行くぞ!」


「きゅーん!」


2人で滝に向かう。


「よし!くぅ!大事なのはパワーとスピードだ!あと気合い!」


滝の音がうるせーので、大声でアドバイスをする。


「きゅーい!」


くぅが真剣な顔で返事をした。


「一緒に行くぞ!」


「きゅい!」


そして、2人で登り始める。


1/3ほど登ったところで必死にクロールを維持しながら、チラッとくぅの方をみる。


「きゅーーん!」


声を出しながら頑張っているな!

いい気合い……だ……。


「ええー!がほっ、ごぼっ。」


俺は思わず声をだした。

いっぱい水飲んじゃった。


声を上げた原因はもちろんくぅ。


くぅは前ヒレも後ろヒレも動かさず畳んでいた。

そして頭の先に浮かぶお洒落な魔法陣。

水流を操作してるのかな?


……魔法で登るんかーい!

パワーもスピードも気合いも関係あらへんやないか!


あまりの衝撃に、俺はそのまま硬直し滝に飲まれた。

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