肥料製造機
クソ回です。
リリアと牡丹鍋を食べ、締めうどんを作り始めた頃、屋敷に斥候のポタラさんがかけこんで来るのが見えた。
敵軍消失の報告だろうな。
まっ、関わらぬが吉。
うどんを食べ終え部屋でリリアとダラダラしていると、執事の人が来て出陣が延期になったという事を教えてくれた。
よかった。
とりあえず風呂入って寝るか。
リリアもお腹ぱんぱんで裏返ってるし。
おやすみなさい。
明日もきっと以下略。
♢ ♦︎ ♢
さて、翌日。
今日は予定があって昼から森に来ている。
ちなみにリリアは来ているが、マイケルとポールには内緒で来ている。
かねてより温めていた計画を実行する時が来た。
それは……糞畑だ!!
秘密基地に来るようになって気がついたのだが、俺が野糞かましたあと、数日すると野糞した場所の雑草がとんでもないことになっていたのだ。
もうボーボーよ。
これはやはり俺の糞はものすごい肥料なんじゃなかろうか?
そう思い日頃から隠した木桶に毎日ひりだしていたのだ。
これがまたご都合展開で、発酵もまぜもせずただ放置していた糞なのに、すでに見た目は肥料っぽいし、香りも土だ。
今日はこのマイうんこを使って畑を作ってみたいと思う。
場所は秘密基地の裏かな。
すぽーんすぽーんと木を抜き、適当に平す。
持ってきた鍬を使い高速で耕す。
細かい石なんかはこの高速耕しにより破砕される。
あとは俺産の肥料を混ぜ込んで、適当に畝を作った。
さて、植えるか。
今回持ってきた種、苗はポール父の提供だ。
こないだ轢き殺した動物と交換した。
きゅうり、キャベツ、とまと、ピーマンの夏野菜とじゃがいも、とうもろこしの主食系だ。
畝を6列作ったので、一列一種類だな。
せっせと植えていく。
これでよしっと。
「おーい、リリア!休憩にしよーぜ!」
さっき引っこ抜いた木が積まれているところで遊んでいるリリアを呼ぶ。
丸太の上でコロコロしてると、動物園のパンダみたいだな。
リリアと秘密基地に戻り、一服。
今日のおやつはポテチとパウンドケーキ、あと紅茶。
着実に料理チートを重ねているのだ。
休憩後は秘密基地の前でリリアと遊ぶ。
今日は鬼ごっこ木登り木渡ありルールだ。
普段コロコロしているリリアも機敏に動こうとすれば動ける。
木から木にジャンプなど余裕なのだ。
一通り遊び、日が傾いてきた。
最後に畑をみて帰るか。
秘密基地の裏側に回る。
……うわぁ。
植えた野菜は全て実り、美しく輝いている。
大きさもだいぶおかしい。
全部通常の二倍はありそうだ。
……しーらねっ!
俺は考える事を諦めて、リリアと屋敷に帰った。
まぁ野生動物とか魔物が証拠隠滅してくれんだろ。




