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ゴブリン?

書き溜め切れたので、書き溜め中。

だいぶ遅くなりそうです。

ほどよくランニングを終えたら今度は筋トレだ。

この体筋トレいる?

まあとりあえずリリアに腹筋させたり、背中にリリアを乗せて俺が腕立てしたり。


まぁ程よい暇つぶしだな。

リリアも楽しそうだし。


素振りも型を教えてもらいながら、せっせと木刀を振る。

リリアは横で真似してクマパンチを素振りしていた。

納得がいかないのか、たまに肉球を見て不思議そうにしている。


さて、あとは組手と模擬戦。

チート発動すると思った?

残念!

痛くないからボコボコにされるだけで、隠せるのです!

しかも、何回も諦めない姿を見せることにより、根性のあるやつと思ってもらえる一石二鳥。


最後は倒れたふりをしたら、教官が抱っこして連れて帰ってくれた。

今は亡き親父を思い出して泣きそうになったのは内緒だ。


そんなこんなで、午後は暇。

部屋に本を持って入り、閉じこもるふりをし、森へ出かける。

リリアと出会った森だ。


そういった生活を続けて4日、森でリリア母の墓石を掃除していた時、遠くで何か動くものを見つけた。


気づかれないようにこっそりと近寄る。


……!

あれゴブリンちゃいますかぁ!

緑の肌、小さな体、右手の棍棒、醜い顔。

典型的なやつや!


とりあえず対話を試みてみる。

驚かせないよう、少し遠めから。


「おーい!なにしてるのー?」


ゴブリン(仮)さんはこちらに気がついたようて、グギャグギャわめきながら飛び跳ねている。


「暇なら一緒にあそぼーぜー!」


ゴブリンがこちらに駆けてくる。

棍棒振り回しながら。

…あれ?やっぱ敵性mobなのかな?


「グギャー!!」


振り回された棍棒。

俺は軽く手で受け止める。


「ちょ!ちょいまち!ケンカする気は無いんだよ!あ、そうだ!これ食べる?」


棍棒を止めている手とは反対の手で、ポケットからおやつ用に持って来ていたフルーツを取り出す。

みかんみたいなやつだ。


「グギャ?」


ゴブリン(仮)さんは棍棒を下ろし、フルーツを凝視する。


「ほら、美味しいぞ?あげるよ。」


「グク…」


恐る恐るといった程で腕を伸ばしてきたゴブリン(仮)さんはフルーツを掴むと、サッと腕を引いた。


「クギャ?…グギャ!ギャッギャッ!」


おぉ…喜んで食べ始めた。

腹減ってたのかな?

しかし汚い食べ方だなぁ。

口の周りがベトベトだよ。


「ほらほら、口の周りが大変なことになってるぞ。」


ハンカチを取り出し、口の周りを拭いてやる。

お、思ったより素直に拭かれてるな。


「グギャ!」


フルーツを食べ終わったゴブリンはこっちを見ると再び棍棒を振り上げた。


「おわ!」


振り下ろされた棍棒をキャッチ。

仲良くなるのは無理なのだろうか?


するとゴブリンは俺の反対側の手を凝視する。


……あ!こいつもしかして、俺に向かって棍棒降るとフルーツが出てくるって思ってんな!


うーむ、チンパンジーくらいの知能だろうか?

しかしフルーツはもう無い。


「もうフルーツはないよ。それより一緒に遊ぼう?」


「グギャ?ググギャ……。グギャー!」


何を思ったのかゴブリン(仮)さんは、森の奥へ走って行ってしまった。

野生動物の考えてることはわからんなぁ。


「まっいっか。リリアあそぼーぜー。」


リリアと木登りをしたり、かくれんぼをしたりして遊ぶ。

そのあとは特に何も起きず、いつも通り、かえって風呂入って飯食って寝た。

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