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リリア

ストックが切れました。

最近小説情報の見方を理解しまして、読んでくださってる方がいることを知りました。

ありがとうございます!

こぐまをぎゅっとだきしめ、執務室の扉をノックする。


「母さまいますか?」


扉の向こうから一言「入れ」とかえってきた。


「失礼しまーす。」


ゆっくりと厚めの木の扉を開けて、執務室にはいる。


「どうした。」

「母さま、この子を拾っちゃって……。屋敷で飼ってもいいですか?」

「む?」


母さまがこっちを見る。


「は?精霊?」


え?精霊??

くまだよ?


「母さま、これはくまですよ?」

「それもわからんか……。そいつは普通のくまではなく精霊獣だ。魔力を持っている獣の事をそう呼ぶ。」


なるほどなぁ。


こぐまを自分の前に持ち上げて、目線を合わせて聞く。


「おまえ精霊獣ってやつだったの?」


くまからの返答は「???」だった。

可愛く首を傾げている。

ですよね。


「じゃあ母さま!この精霊獣、屋敷で飼ってもいいですか?」

「いいですかもなにも、もう契約しておろう、許可するしかあるまい。」


やったぜ!


「やったなぁ!今日からおまえも家族だ!名前決めないとな?そういえばおまえ、男の子?女の子?」


女の子だという返答が返ってくる。

女の子かー。

名前なー。

クマ子とかはだめだろうしなぁ。

そうだ!母さまがリリーナだし、リリアとかどうだろうか。


「母さまから名前貰ってリリアとかどう?」


お!いいか!

いいよー的な返答が返ってきた。


「母さま!母さまの名前をいただいて、リリアって名前にします!いいですか?」

「かまわんぞ。」

「ありがとうございます!よし!今日からおまえはリリアだ!よろしくな!」


リリアが少し光ってがうっと鳴いた。

なんで光った?


「ところで、キンタ。今朝はどこに行っていた?その精霊とはどこで出会ったんだ?」


おっと雲行きがあやしいですよ!

いいわけ考えてなかった……。


魔獣倒した事以外を正直にゲロって、小一時間正座で説教とあいなりました。



♢ ♦︎ ♢


翌日。


まだ警戒体制が解除されていないので、学校はお休み。

入学2日目にしてお休みとか……。


あれ?てかこれワイバーンの時と同じパターンでは?

いつ警戒体制解除されるんだ?


母さまに聞いてみると、1週間再攻撃がなければ討伐したとみなすとのこと。

じゃあ1週間ダラダラしよーっと考えてたんだが、そうは問屋が卸さなかった。

兵の訓練に参加しろとのことだ。

5歳児にスパルタが過ぎますよ母さま。


とりあえず、リリアを連れて練兵場へ向かう。


ちなみにリリアは夜はまだ寂しいらしく、寝る前にぐずりだした。

朝まで母さまと抱きしめて寝ていると落ち着いたが。

今朝も起きぬけは母グマを探していた。

リリアの気晴らしに運動でもさせようと思う。


練兵場につくと、既に兵士達は訓練を始めていた。

教官っぽい人に話しかけてみると、話は通っているようで、トレーニングメニューをくれた。


ランニング

筋トレ

素振り

組手

模擬戦


……?

いじめかな?

組手と模擬戦は教官さんが相手をしてくれるらしい。


「リリア!いっちょやるか!」


リリアを連れて練兵場の外周をはしる。

やっぱ排気ガスとかがないからかなぁ。

すごく走りやすく、清々しい。

リリアも俺を追いかけて、楽しそうにしているし、運動も悪くないな。


とりあえず気持ち良く走りました。

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