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#35 第二の相棒(バディ)

ヒューストン「サプライズ?一体なんだい?」

天理「それは、言えないなぁ。マジシャンならネタがバレるのは嫌だろ?」

ヒューストン「確かに、これは失礼したね。じゃあもうひとついいかな?」

天理「何かな?」

ヒューストン「どうやって屍人の細胞を保管してるんだい?」

天理「なるほど、君たちはほかの死に方をすると綻んで消えるんだったね。」

ヒューストン「そうなんだよ。だから何故、未だに溺死の細胞が残っているのかを知りたくてね。」

天理「それはね、ある仮説を試した結果、上手くいっただけだよ。」

ヒューストン「仮説?」

天理「例えば、腕を切り落とした人間が別の場所で焼け死んだとする。その時、切り落とした腕も連携して勝手に燃えると思う?」

ヒューストン「ありえないでしょ。別の場所にあるんだから。まさか。」

天理「そう、溺死は焼死の火によって死んだ。でも、僕が確保した細胞は溺死が燃える前に採取できたもの。だから消えずに未だに残ってるということだ。まぁ、腐りつつはあるんだけどね。」

ヒューストン「面白い仮説だね。」

天理「いいお土産になったかな?」

ヒューストン「あぁ、聞いてて面白かったよ。じゃあまた会おう、それでは。」

看守「おい、誰かいるのか!」

天理「うん?看守さん。どうしたんだい?」

看守「あれ?誰かと話していなかったか?」

天理「さぁ、なんの事ですかね。」


次の日

獅子神「これで轢死との戦いの報告は以上です。」

徳永課長「そうか。昨日は、お疲れ様。」

シンク「お疲れ様です。」

涼太「シンク先輩、獅子神さん。昨日は足引っ張ってすみませんでした。」

獅子神「何言ってんだ。お前がいn」

シンク「涼太が居なかったら俺死んでたかもだし。助けてくれてありがとう。」

獅子神「ふん、そうだな。」

中尾「俺を仲間はずれにしないでくれよ。」

徳永課長「そうだった、中尾くんと涼太くんに伝えることがあります。」

涼太「はい!」

中尾「なんでしょうか。」

徳永課長「昨日は、シンクくんが不在だったから急遽、涼太くんと獅子神組んでもらったけど。今日からは正式に二人で組んでもらいます。」

中尾「まぁ、薄々そうだろうなって思ってましたけど。」

涼太「は、はい!頑張ります。」

徳永課長「それじゃあ、2人にはこの依頼をお願いしようかな。」

中尾「これは?」

徳永課長「どうやら、2人の女性を殺したって自首してきた男がいたんだよ。その男が、化け物に襲われる。助けてくださいって言ったらしいんだよ。」

獅子神「その男が殺した女性たちが骸になったって感じなんですかね。」

徳永課長「それは、聞きに行ってみないと分からないね。だから二人でお願いね。」

涼太「俺らだけで大丈夫ですかね。」

中尾「とりあえず行くぞ!相棒。」

ガチャン!

獅子神「俺らは、行かなくていいんですか?」

徳永課長「うん、今回は2人を深めるためだからね、あと獅子神くんとシンクくんは書かなきゃいけない書類だらけだからね。」

シンク「う、そ。」

獅子神「シンク、サボるなよ。」


中尾「固くなるなよ、涼太。刑事としては先輩だとしても、対策課としては同期だ。」

涼太「まだ、屍人として戦えて行けるか不安で。」

中尾「お前が出来なきゃ俺が死ぬから、ほんとに頼むぞ。」

涼太「は、はい頑張ります!」

読んでいたたぎありがとうございました

誤字等がございましたらよろしくお願いします



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