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#25 期待の新生

対策課にて

獅子神「轢死、溺死、焼死。そして、あのマジシャンは恐らく転落死。立て続けに屍人が出現している。」

徳永課長「うーん、そうだねぇ。焼死と転落死はキズキル=リラという言葉を口にしてたと獅子神くんは言っていたね?」

獅子神「はい、屍人の集団。焼死はもうひとつ、気になる事を言っていました。」

徳永課長「それはなんだい?」

獅子神「シンクを仲間に誘った時に、処刑者から言われたと。」

徳永課長「処刑者、随分と物騒だね。」

獅子神「キズキル=リラの黒幕と見ていいかと。」

徳永課長「屍人の黒幕。」

獅子神「この4人の他にも居ると考えるのが妥当か。対策課だけじゃ戦力が足りな過ぎます。」

徳永課長「私を合わせて3人ではあるけど、私は、戦力外だから、実質2人だもんね。東限くんもたまに協力してくれてるけど、辞めてる身だから頼りすぎるのも違うしね。」

獅子神「うーん。」

徳永課長「あ!そういえば上層部から異動届け2つ来てたな。」

獅子神「異動届け?随分と急ですね。でもありがたい。いつ来るんです?」

徳永課長「すっかり忘れてたよ。待ってね、えーと。ん?獅子神くん今日何日?」

獅子神「え?今日は6日ですかね?」

徳永課長「え!6日!?今日じゃん!」

獅子神「え!?今日ですか!」

ガチャ!

徳永・獅子神「来た!」


10分前

大荷物を抱える青年がいた

青年「はぁ、母ちゃん。俺不安だよ。怖い人ばっかだったらどうしよう。」

シンク「すごい荷物だね。」

青年「うん?そうなんだよって!わぁ!」

シンクに驚き青年は盛大にコケた

シンク「わぁ!びっくりした。」

青年「びっくりしたのはこっちのセリフだよ。君、ここどこか分かってる?警察署だよ?関係者以外立ち入り禁止だよ?」

シンク「俺!関係者だし!骸対策課の立派な刑事ですけど!」

青年「え、骸対策課?」


獅子神達に戻る

ガチャ!

徳永・獅子神「来た!」

中尾「よぉ!獅子神。元気してるか?」

獅子神「んだよ、あんたか。びっくりさせんな。」

中尾「なんだよその言い方、今日はちゃんと用があって。」

シンク「獅子神さん!骸対策課に仲間増えるの!?」

中尾を割ってシンクが現れる

中尾「わぁ!邪魔すんな!」

獅子神「シンク、長ぇトイレだったな。」

シンク「長かったのは、さっきこいつにあったからだよ。」

青年が入ってくる

青年「あ、あのここが骸対策課でしょうか?」

徳永課長「そうだよ、骸対策課であってるよ。」

青年「良かったぁ、なんか優しそう。」

獅子神「あんたは、まさか。」

徳永課長「獅子神くん、そうだよ彼が異動してきた、」

青年「あ、自分。新潟の交番から異動してきました!橘(たちばな) 涼太(りょうた)って言います!よろしくお願いします!」

徳永課長「また、若い子が入ってきたねぇ。しかも、新潟か。」

獅子神「よろしくな。」

涼太「はい!よろしくお願いします!」

シンク「俺の後輩だ!よろしく!」

中尾「おい、俺を忘れてないか?」

獅子神「あ、悪いな。お出口はあちらです。」

中尾「俺を帰らそうとするな!言ったろ今日は用があるって。」

獅子神「なんだよ。」

中尾「捜査1課から異動してきた中尾 源八だ!よろしくな!」

獅子神「は?悪い冗談はやめろよ。」

中尾「ガチだよ!」

獅子神「そういえば、異動届けは2つって。」

中尾「よろしくな、もちろん先輩として扱えよ。」

獅子神「めんどくせぇのも増えた。」

徳永課長「まぁいいじゃないか。今日から、骸対策課5人!頑張っていこう!」

シンク「おぉ!」

プルルルルル!

シンク「うん?おれか。」

獅子神「シンクの電話が鳴るなんて珍しいな。」

シンク「もしもし?あ、マスター!どうしたの?うん、うん。わかった。」

獅子神「どうした?」

シンク「マスターがお客さんから聞いた話がなんか引っかかるとかで、今から来て話聞いてくれる?だって。」

獅子神「今からか、ちょうどいい。骸関係かもしれねぇ。涼太と”中尾くん”も研修を兼ねて行くぞ。」

中尾「獅子神!てめぇ!」

獅子神「ここでは、俺が先輩だからな。行くぞ。」


カランカランカラン!

黒威「いらっしゃい。あ、シンクくんか。ごめんね急に呼び出して。」

シンク「いいよ全然!それでさっき言ってた人は?」

黒威「あそこの窓際の席に座ってる人だよ。」

獅子神「あなたが黒威さんですね。シンクからお噂は聞いてます。」

黒威「獅子神さんだね?こちらもシンクくんから聞いてるよ。」

シンク「じゃあ、聞いてくるね。」

シンクや獅子神は窓際の席の人に話を聞きに行く

獅子神「すみません、お話よろしいですか?」

男性「ん?あなたは?」

獅子神「俺は、こういうものです。お名前を教えてくださいますか?」

獅子神が警察手帳を見せる

男性「警察の方ですか。私は、仲村(なかむら) 誠(まこと)と言います。私の母親を助けてくれますか?」

獅子神「詳しく聞かせてください。」

読んでいたたぎありがとうございました

ついに中尾が対策課にやって参りました。


キャラクター紹介

橘(たちばな) 涼太(りょうた)

骸対策課に異動してきた新人警察官

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