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#24 紅の絨毯

グシャッ!

中尾「なんだったんだ、今のは。って!なんだ、その姿は。」

中尾はシンクの姿を見て

獅子神「あれが、お前らが信じようとしない屍人だよ。」

中尾「そうか、これがか。ホントにいるんだな。」

獅子神「あぁ、これからもう1人現れるぞ。」

中尾「うん?それってどういう。」

?「ふははははは!いいね!まさか、焼死の屍人に会えるとはね。これは、出し惜しみはよしこちゃんかな?」

中尾「なんだ?」

獅子神「来るぞ!」

獅子神達は警戒したが何も来ない

獅子神「何故、なぜ何も来ない。」

獅子神が不思議そうにしてると人が集まっているところが騒がしくなる

女性A「え!なに!」

男性B「な、なんだよこれ!たすけて!」

獅子神「なんだ!は!」

獅子神が騒がしい方に目をやると人が数十人

宙に浮いていた

中尾「獅子神、なんだよあれ!」

獅子神「あれは、一体。何が起きてる。」

?「さぁ、これから始まりますのは、」

ヒューストンが落ちた血溜まりから人の形を形成した屍人が現れる

獅子神「やっぱり、屍人か。」

ヒューストン「前代未聞の異能マジック!」

獅子神はこの時、ある言葉を思い出す

獅子神「夜のスポットライトが満ちる頃、交差する白き橋を、天地逆さの花火が紅に染める。」

中尾「うん?なんだ、急に。」

獅子神「夜のスポットライトは満月。交差する白き橋はスクランブル交差点。最後の文が謎だった。でも、この状況を見る限り、天地逆さの花火が紅に染めるってまさか!」

ヒューストン「イッツ!ショータイム!」

獅子神「よせ!」

ヒューストンの声とともに先程まで宙に浮いていた人々が一斉に落下する

女性A「きゃああ!」

獅子神「シンク!」

シンク「り!」

シンクは2人を掴めたが

グシャッ!グシャグシャ!グシャ!

その過半数は落下し地面の花火となった

中尾「なんてことを。」

ヒューストン「いやぁ、素晴らしいね。たまやぁ!なんてね。うん?2人は助けられたんだね。まぁ、その行動に意味があったかどうかは見渡せばわかると思うけどね。」

シンク「獅子神さん、俺。」

獅子神「お前は悪くない。2人を救えたんだから。」

シンクに助けられた男性が目を覚ます

男性「明美?明美!」

男性は明美と呼ばれる女性の遺体の近くに行く

男性「なんで!俺を助けたんだよ!明美がいないなら生きてたって。」

シンク「そ、そんな。」

ヒューストン「ふふふ、可哀想に助けた人間に責められて。いいかい?覚えておくんだね。残されて嬉しくない人間もいるってことを。じゃあ、恩知らずはポイッだね。」

シンク「え?」

男性が宙に浮き再び落下

今度はシンクも反応できなかった

グシャ!

シンク「うああああああ!」

ヒューストン「ははははは!いいね!いい歓声だよ!ありがとう!」

バン!

獅子神なら放たれた弾丸はヒューストンの肩を貫く

ヒューストン「痛いなぁ。一応こう見えても乙女だよ?私。」

獅子神「うるせぇ、こんな時だけ都合のいい理論ならべんじゃねぇ。」

ヒューストン「私は、戦うためにここに来たわけじゃない。私は、キズキル=リラに実力を見てもらいたかっただけ。充分見せられたと思うから、私は帰るよ。」

シンク「待てよ!」

ヒューストン「私に構っている暇はないんじゃないかな?回りを見てみなよ。」

シンクや獅子神が周りを見渡す

獅子神「こいつは、まじか。」

そこに居たのは先程亡くなった人から生まれた5匹の骸だった

ヒューストン「じゃあ後処理は頼んだよ!」

その言葉を最後にヒューストンは消えた

シンク「ちくしょ!逃がした。」

獅子神「シンク、悔しい気持ちは分かるが目先のことだけ考えろ!」

シンク「ああああ!もう!り!」

中尾「一体、これは。マジで現実なのかよ。」

5匹の骸が一斉に襲ってくる

シンク「ごめん、加減できないかも。」

獅子神「わかった。中尾刑事!遠くに逃げろ!」

中尾「え、あぁ。」

獅子神と中尾はなるべく避難する

シンク「一気に倒して、あいつを追う!」

シンクの拳に炎が集まる

シンク「爆撃の弾丸(グレネード・バーン)!」

その一撃は前より力を増し広範囲に爆発する

獅子神「マジかよ、シンク。強くなったな。」

シンクが5匹を退治し建物に登り見渡したがそこにはもうヒューストンの姿は確認できなかった

シンク「くそ。」


コツコツコツ(ハイヒールの音)

ヒューストン「みなさま、どうだったかな?わたしのショーは。」

アイ「素晴らしかったわ!ねぇ、レン。」

レン「えぇ、あれは普通じゃ見られない光景だったわね。」

トモル「価値観腐ってんだろ。あんな胸糞わりぃの。」

サツキ「派手だったねぇ。」

ホウカイ「ふん、ヒューストン。貴様は今夜に骸を5匹の生み出した実績ができた。処刑者も認めてくださるだろう。ようこそ、キズキル=リラへ。」

ヒューストン「光栄だね。じゃあ、改めて私はヒューストン。転落死の屍人(ネクロ・イプシス)!」

読んでいたたきありがとうございました。

誤字等がございましたらよろしくお願いします


キャラクター紹介

ヒューストン

→本名 ヒュートリア・フリーストーン

元は人気のマジシャンだったがとある生放送番組で死に屍人になった。

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