↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
76/91

11

「噂が持ちきりですね」


ラインハルトが興奮気味だ。


「あとは兄がいつこちらに接触してくるかです。わたしが生きているとわかった以上、もう一度殺そうとするはず。絶対に兄はあきらめません」


あの狡猾な兄が自分を殺そうとしたのに生きていると知ったら?

しかも魔王に魂を売った人間だ。

もしかしたら魔王は人間の闇に巣食う悪魔のようなものなのかもしれない。


あとはどう接触してくるかだ。


「明日は舞踏会です。舞踏会には各国からの来賓も来ます。もしかしたら……」


「ええ。それもぬかりなく準備はしているわ」


執務室の中でラインハルトと話していたが、入り口のほうが騒がしい。どうやらロレッタのようだ。


「シェリア! もう、この男誰なの?」


ロレッタには緊急事態だからと今日から護衛騎士にダニエルをつけたのだ。


「王女殿下を守る騎士です」


「どうしてよ。もう」


ロレッタは十歳ながら、知っている。もうすぐ魔王がやってくることを。

ロレッタには魔獣は襲わないことがわかったからいいのだが、人間に襲われるとひとたまりもない。

だから人間の中で最強の剣士と呼ばれるダニエルをつけたのだ。


「姫様。どこにでもご一緒しますよ」


ダニエルがにこにこロレッタの後ろからついてくる」


「もう。大丈夫だって言ってるのに」


「ダメですよ。明日は舞踏会。王女殿下も舞踏会には出ていただきます。必ずそこには何かがあります」


「わかってるけど……」


「王女殿下にも活躍していただかなければなりませんから」


「わかってるわよ。もうっ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。