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非リアの俺が学年一の美少女と付き合っちゃった話  作者: プリンアラモード
6章 大学受験
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117話 DT聴取

 2人にそれぞれガッシリと両腕を掴まれ、動けない俺。

「だ、誰かぁぁぁっっっ!助けてくれぇっ!」

と叫んで助け船が渡されるも、

「じゃれてるだけだ、気にするな。」

と浩平がお引き取りを願いやがる。男同士、しかも全員変態ということで、これを聞いた瞬間に皆青ざめて何処かへ消えていってしまった。

 「いいのか、浩平...。ホモ扱いされてるみたいだが。」

早々に武力抵抗を諦めた俺は、言葉で彼を落とさんとした。が、俺は奴の肝とクズを嘗めていた。なんと、

「俺の悪評が広まっても、それに人を巻き込めるなら本望さ。」

と返してくる。

(な、何と言う自己犠牲の精神っ...!?...って、思ったけど冷静に考えたらやっぱクズだわ。)

正直な所、その言葉に俺はそう思うのであった。

  「では、単刀直入に聞こう。貴様は鈴本沙耶香(18)と相姦に至ったな?」

そして、突然本題に入る。俺は

「黙秘する!あと、相姦ってのは社会通念に反しているのが条件だったはずだ。例えば、近親相姦とかな。」

と抗議する。

「え...。何でそんなこと知ってんの?」

「気持ち悪いよ、正一くん。」

これにイチャモン付ける圭吾と学。

「学がそれを言うかっ...!?」

俺は思わずそんなツッコミが口から出てしまった。

 「近親相姦は社会通念に反していない!むしろ、DT同盟でありながら女と共寝することの方が社会通念に反している!!!法律違反までは言わんが、マナーってもんがあるだろ、マナーってもんが!」

その一方で浩平はこう。色々ツッコミどころはあるが、こいつはまさに近親と付き合っていて、その内行為にもって可能性を持っているのである。これ以上はよそうと思って俺は普通に黙秘した。

 が、ここでドラマでありがちの強制された自白作戦に浩平は出る。

「お前が鈴本さんとヤッたんだろ!正直に答えろっ!!!」

と。普通に考えて、不当な取り調べだがこうなると黙秘もしづらくなってくる。


 「全部話す...話すから食堂のカツ丼をおごってくれ。そしたら、その時話す。」

俺は初めてこの件についてしっかり話す気になりそう言った。

「昭和の刑事ドラマかっ...!とツッコミを入れたい所だが、話を聞くためなら仕方ない...。ただし、保険と同じ七割負担だ!わかったな?」

これに渋々応じる浩平。


 さて、それから時は流れてお昼時。俺たちは税込650円のカツ丼(大)の食券を浩平が450円、俺が200円の大体7:3の割勘で購入し、それだけでは物足りないと思って250円のうどん(小)も自腹で購入した。

 これで、カツ丼とうどんが揃って俺は奥の席へ。ちなみに、浩平は唐揚げと白米(大)を頼んでいた。圭吾と学は教室にに残って2人で弁当を食べている。

 「じゃぁ、話を聞こうじゃないか。」

浩平は言いつつ、唐揚げを白米に乗せて、付属のマヨネーズ小袋を開け掛けて、唐揚げ丼にする。俺はカツを一枚、出汁の染みたご飯を一塊、あとうどんを一啜りして、

「まず初めに言っとくが、童貞は卒業していないぞ。」

と言って、話を始める。

 「また言い訳をするのか。」

「言い訳じゃねぇよ。本当に童貞は卒業してない。やったのは、ディープな方のキスだけだ。」

「ほほぅ、その先は?」

「何もねぇよ。お前は五十嵐さんとしたことないのか?」

「あ、ある...。しかも、あいつめっちゃ上手かった。も、もちろん、卒業まではいってないぞ...?」

「じゃぁ、お互い様だな?」

「だな!お前とは長い付き合いになりそうだ!これからも、同じDT同盟として頼むぞ!」

「急に掌返されるとかなり胡散臭い!」

俺は話し合いの末の浩平の言葉にそうツッコミを入れる。

 こうして、DT聴取は両者の妥協によって折り合いが付いて、事は穏便に終わる。食事も終わると、俺たちは何のいざこざもなく教室へ戻っていくのであった。

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