第三章 機嫌。
今日は朝から待ち合わせ場所に美奈も居た、セナにとって不思議だったのは朝から二人がずっと穏やかなこと。
「おはよぉ、何で今日は美奈もいるの?w」
「何、居たら悪いの?」
「嫌、悪いんじゃなくて不思議だな~って思ってw」
「ローレンに聞いた方が早いかなw」
「さあね自分で考えてみてよ」
「え!朝から二人とも冷たくない?」
今日の始まりはローレンも美奈も機嫌が悪く感じた、と言うか機嫌が悪い。
「セナ気づかないの?」
「あんた昨日私達置いてどっか行ったでしょう」
「え、それそっちの方じゃないですか?」
セナの一言が更に二人を苛立たせた。
「「いいから先ず謝りなさいよ!」」
「(;゜Д゜)(二人して何言ってんのぉ…)」
二人の叫びに風圧すら感じた。
「いやぁ、置いて行かれたの僕だしやだよ?こんな話してたら遅刻しちゃうから早く行こうよ!」
「こら!待ちなさい!また置いて行く気!?」
「待てコラァ゛ァ゛!!」
「えぇ!?何か美奈怒り過ぎじゃない!?」
電車に乗ってからも話は続いた。
「セナ?まだ謝らないつもり?」
「早く謝りなさいよ!」
「ちょ、二人とも電車の中だしやめてよ凄く迷惑がられてるじゃん…」
「「セナが今すぐ謝ればいいのよ!」」
駅毎に電話は止まるが二人は止まる気配がない。そしてセナも何が何でも謝りたくはなかった。
周りの人からの睨み付けに耐えるしかなかった。
「そうだ、今日待ち合わせ場所に美奈も居たの何でなの?」
「昨日帰ってたら帰り道が途中まで一緒だったのよ」
「ふぇー昨日二人一緒に帰ったんだね」
「「別に一緒に帰ろうとした訳じゃないわよ!」」
「だからうるさいってW」
「セナが余計な事言うからでしょ」
「これからは美奈も一緒に行くの?」
「かもね」
「かもねってW」
何を聞いても今は機嫌が良くなかった、でも美奈がいた理由は分かった。
「じゃあ美奈ってまたこの辺に戻って来てたの?」
「かもね」
「もうちょい普通に答えてくれてもいいじゃんW」
色々話てる間に電車が駅に着いた。でもやっぱり二人は止まらなかった。
「セナ、クラスに着く前に謝った方がいいわよ?そろそろ諦めたら?」
「えぇ、そっちも諦めてよ…」
「あなたね、悪いと思ってる?」
「いや、全く。じゃあ二人は悪いと思ってる?」
「「m9(゜-゜)セナが。」」
「こーゆ時だけ二人揃ってムカつくなぁ…」
話は続く。まだまだ迫ってくる。
駅を出て学校まで歩いていたら誰かに肩をたたかれた。
「永山君おはよ!」
「せ、先輩!おはようございます!」
「浮かない顔してるけどどうしたんだい?」
「ちょっとそこの二人が面倒くさくて…」
「面倒って何よ!失礼ね!」
「セナぶっ飛ばすわよ?」
「もしかしてこの二人が幼馴染?」
「そうです」
「朝から三人で楽しそうじゃないか!」
「何も楽しくないですよ!」
「ハハハ、愉快でいいとおもうよ?それじゃまたね!」
先輩は笑顔で去って行った。
「セナ、あの人何?」
「先輩だけど?」
「私あの人気に入らないわ」
「良い人だよ?」
そうこうしてる間にクラスへとついていた。
ローレンと美奈はクラスの子達と元気に挨拶を交わす。セナには見せなかった笑顔を見せていた。
気が付いたのは先輩と話してからは二人がうるさくなくなっていた。そして時は過ぎ今日もお昼休みがやってきた。
セナは今日は学食の麵類を食べようとしていたが、今日はローレンより早く美奈がやって来た。
「セナ!お弁当食べるわよ、今日作って来たの!」
「(;゜Д゜)今日ラーメン食べたかったんだけど…」
「ダメよ!学食なんか行かせないわ、私の作った弁当を一緒に食べなさい!」
いきなり過ぎた。むしろ予想外中の予想外だった。
それを見ていたローレンがすっ飛んで来た!
「セナが学食行きたいって言ってるんだから行かせてあげなさいよ!あなたに決める権利はないわよ!」
「ぴーぴーうっさいわねぇ、あんたには食べさせないわよ?」
「そんな毒物要らないわよ!」
「は!?何ですって!?失礼なこと言わないでくれるかしら?」
「何度だって言ってやるわよそんな弁当毒物よW」
結局また始まった。セナにはどうすることもできなかった。
「ま、まあ分かったよ…せっかく美奈作って来てくれたんだし食べるよW」
「ええ!美味しいから是非食べてみて♪」
「い、いただきます。」
何故か美奈が異常な程に上機嫌だった。
ぱくっと一口先ずは卵焼き。
「ほぇ~けっこう美味しいじゃん、美奈ってこんなに料理できたんだね」
「な、何ですって毒物が美味しい!?」
セナの意外な反応に焦りローレンも卵焼きをぱくっと一口。
「(た、確かに美味しい、これはヤバいわ…)」
「こら!何であんたまで食べてんのよ!セナには何か失礼な事言われた気もするけどW」
「な、なかなかやるじゃない…W」
「どうしたの?私の料理が上手くて焦りでも感じてる?」
もう美奈が恐ろしくも感じるくらいだった、勝ち誇った上から目線。
「毎日お弁当作って来たっていいのよ?W」
「それは流石にわるいよw」
「へ、へぇ~作りたければ作れば?( ;∀;)」
「いや毎日は悪いってW」
セナは止まらず食べながら遠慮してるのかどうか分からない。
ローレンの焦りすら感じていない、それがまたローレンに火をつけていた。
「あ、ごめんごめん美奈の分も食べちゃいそうだったw」
「いいわよ?美味しかったら全部食べちゃってくれた方が私も嬉しいから♪」
「え、いい!?じゃあいただきます」
美奈は上機嫌、ローレンはその真逆。
そして昼が過ぎ今日も下校の時刻がきた。こんどはローレンがすっ飛んで来た。
「セナ!帰るわよ!」
まだ上から目線で勝ち誇った顔をしてる美奈がやって来た。
「セナ、私と帰りましょ?^^」
「二人ともごめん部活行くんだけど、二人も来る?」
「私は帰るわ!」
ローレンは料理の修行を決意した、このままずっと美奈に勝ち誇った顔をさせるわけにはいかなかった。
「もしかして部活って朝のあの先輩のところ?」
「そだよ」
「そしたら私も帰るわ」
今日もセナは部活へ二人は帰宅と言う別れになった。
どうも悪魔です!今回で四回目の投稿となります!実は今回はうっかりミスでいちど書き終えた4000近くの文章を一回全部消し飛ばしておりますw。あるあるでこうなるとやる気もぶっ飛びますw。
今回の内容は前回の締めから続きで機嫌が今回の内容となっております。そして女子の勝負として料理です!ローレンだけではなく美奈にも花を持たせてあげようと言うことでこんな感じになりました!
今回も楽しんでいただければ幸いです。
思った事があれば是非コメントにお書きください、次の参考にさせていただきます!
それでは次回も楽しんでいただければと思います!




