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Original Girl!!  作者: Mikem
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第9話 チューニング

廊下から窓までほかのクラスの生徒たちがぎっしり覗き見していた

誰しもがミリヨノを見ておきたいという思いが強く、さすがは伝説の勇者である。


「中々ギャラリーが多いようだな」クロードは言う。

「そのようです。あと、先生はお変わりないようで!」

そう返し、なにか感知したかのように言った

「おっと、どうやら私の仲間も到着したようです。」

そういうと、廊下側から何やら騒がしい。

生徒たちの先程以上の驚きの反応にクラス中もそわそわし始め、


「ここで合っていたかしら?あっ、ミリヨノ!」

柔らかく心地の良い女性の声が聞こえた

続いて大柄な男と小柄な女性が入ってくる

この3人こそ、ミリヨノの勇者パーティ

その名も


『ペルフェクトゥム』


一人一人のステータスが高く、実に効率的の良いチームとして呼ばれ出したパーティ名である。

周りの歓声が学校中に届くほどの勢いに達している


ペルフェクトゥムのリーダ生きる伝説の称号を持った男

ミリヨノ・ショウボウ

皆を支えつつ、司令塔の存在であるエルフ

セレフィア・ルミナス

自慢の身体能力や五感で気配を探る特攻隊の獣人

ガーディン・バルグレイ

ヒーラーでありながら、剣術も兼ね備えている魔道士

ミレイナ・フォルティス

彼らを知らないものはまずこの学校にはいないだろう。


「おい、サウス知っているか?ミレイナさん剣術も兼ね備えているってこと」

「まぁ聞いたことはある」

魔道士でヒーラー的役割でありながら剣術で仲間にさらに貢献するというものに対して、サウスも興味を持っていた

「紹介した通りだ!では、早速特別授業の訓練に移ってもらう!」

そうクロードが話すと全員訓練場へと足を運ぶ

訓練場へと着くと早速行われるのは、セレフィアによる実践的な魔法についてだった。

彼女はチームの司令塔で常に周りを見て結界を張ったり、または範囲攻撃、身体強化の結界フィールドを作ったりなどをしている。そして武力行使も彼女の得意分野であり、実にバランスの良いチームであると言える。

この世界における魔法とは、


火: 火球、炎を操る。

水: 水流、氷、霧を操る。

風: 風、空気、雷を操る。

土: 土、岩、砂を操る。

精霊魔法: 精霊と契約して力を借りる魔法。


効果・機能別魔法

目的別に分類された魔法。

攻撃魔法: 敵を倒すための魔法。

防御魔法: バリアを張り、攻撃を防ぐ魔法。

回復魔法/ヒール: 傷や体力を治す。

支援魔法バフ: 能力を一時的に強化する。

補助魔法デバフ: 敵の能力を下げる。

召喚魔法: 魔獣やアイテムを呼び出す。

空間魔法: テレポートや収納。


3. 種類・系統別の分類

白魔法: 回復や光の力。

黒魔法: 破壊や闇の力。


これらが主な魔法である。


「みんなも知っての通り、魔法とは基本となる火、水、風、土そしてこの4つの魔法の派生から数え切れないほどの魔法が生まれているわ。

そして、下級魔法、中級魔法、上位魔法、最上級魔法とあるけど、」

この授業の本題に入る

「最上級魔法は選ばれた者しかできない、できても自分のタイプにあった魔力をほぼ全部使ってやっと出せるもの一つだけだと思っていないかしら?」

全員が沈黙、そして疑問に思う

そんな当たり前なことを言われても、

結局才能のあるやつしか、

選ばれたものだけが使える、

などと思っているのが大半だった。


だが、この質問をしたということはそうではないのだ。

「最上級魔法は誰にでも放つことは可能よ」


皆衝撃が走るが、

リーサ、カナリエ、サウスの3人はそのことについて特に驚きはしなかった。

実際、リーサはタイプに関わらず魔法全般を使えるが、元々は最上級魔法どころか下級魔法も怪しかった。

つまり、その努力のみで実力を示したリーサを知っているカナリエ、サウスからしてみればもう既に結論が出ていた。


「まぁたしかに、今から誰でもということはできないけど!」

「では、どのようにすれば!?」

「練習あるのみ!!」

ってことで始まったのは徹底的な魔法ではなく、魔力の出し方

これは魔法以前に、基礎中の基礎である。

「なぁこれって…」

「誰でもできるよな」

疑問を持ち始める生徒が現れる。

「んー、たしかにちょっと実感が湧かないかもね、

よし!じゃあはい!!そこの君と君!」

疑問を持った生徒ふたりが前に呼ばれる。

「お、俺たち!?」

そして2人に自信のある攻撃魔法を自分に放てと要求してきた。

「2人の全力を私に向けて!」

ふたりは驚きながらも躊躇う。

でもやってもいいと本人が言うのであれば、

1人は風魔法、もうひとりは炎魔法で合体させ威力は大になる。

「ウィングステッカー!!」

「グレインドバーン!!」

2人の攻撃がミレイナを襲う

その時、

ギィィン!

魔力を放出し、それを自分の身体に纏うことで2人の魔法を圧倒した結果

何事も無かったかのようにセレフィアの目の前で消えた。

「!!!!????」

「な、なんだ、と」

生徒たちは本日何回目かの驚愕に陥る。

セレフィアは自信満々に言った。

「今の、何が起きたのかわかる人は居る?」

(魔力を放出しそれを身体に纏わせるなんて高度なこと、15歳の子たちが出来るわけないし、分かるわけない。

私、ちょっと大人っぽくてまさにお姉さんって感じじゃない!!)

だがそこにぴょこんと手を挙げ答えるリーサ

「魔力纏ですか?」

大世界である。

「ええそうよ!大、せー…かい…!!!??ええー!?」

なぜわかったの?と逆に質問をする流れに、

リーサは自分にもできることと、魔法の知識だけならリーサよりも詳しいカナリエのことを話す。

そして2人にも攻撃魔法を誰か生徒に頼んで放ってもらい

結果、、、

見事魔力を纏って魔法を消した。

セレフィアは驚きながらも2人をものすごく褒めた。

この魔力纏は俗に魔力操作(チューニング)と呼ばれるもの

ただこれをできたからあのような魔法を必ずしも防げるのではなく、ある程度の魔力を必要とする。

2人はいとも容易に扱い、魔力も夥しいということになる。


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