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Original Girl!!  作者: Mikem
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10/13

10話 無名

セレフィアは驚愕しながら言う。


「こんな逸材がこの街にいるなんて…」


続くガーディンの訓練もこのクラスでずば抜けているリーサ、サウス、カナリエがことごとく突破していくことになる。


ーーーーーーーーーーーー


ガーディンの訓練



ガーディンはチーム内のタンクであり、いかなる時、どんな攻撃からもチームを守り抜いてきた。

その守りの硬さは鉄をも砕く通称…


『ダイヤモンド・タンカー』とまで呼ばれた


彼が扱う魔力による身体強化はとにかく身体の硬化が鍵となっている。

同時に元のスピードや攻撃力もほぼ落とさずにそれが可能である。


「お前たちのクラスの5人がかりでかかってこい!

どんな攻撃でもいい。」


5人をランダムに選出し、その中にサウスも居た。

そして同時に襲いかかる。

が、

同時の奇襲、魔法による攻撃、身体強化、使える術を使う。

ガーディンはバリアを張ると、傷1つつけることが生徒たちには出来なかった。


「な、なんでこれだけやって、傷すらつかない!」


だがその時、

魔力を秘めた剣でたった1人で正面から斬りかかるサウス。

その衝撃により斬撃も出てしまうくらいに。

そして


「うぉおおおお!!」


バリンッッッ!!!

バリアを破壊し、やっとガーディンの元へと攻撃が届く。

そしてそのまま攻撃を喰らわす、、、

はずだったが、

「なっ!?」


「中々良い剣だ!何よりそのスピードと魔法を活かしたいい技だったな。見事!」

と、ガーディンは素手で剣を片手で、簡単に抑えてしまう。

そしてサウスを称え、降参という形で終了してくれた。


「サウスすげぇー……」


サウスを含めた5人の攻撃で傷1つつかないものがサウス一人でやった時に破壊に成功したという矛盾に疑問を浮かべながらも皆サウスに注目がいっていた。


ーーーーーーーーーーーー


ミレイナの試練



ミレイナは非常に優れた回復術師でありながらも短剣を使用した二刀流の使い手でもある。

その身のこなしはまさに女神のように美しいものである。

それを今目の当たりにするFクラス。

ここでも生徒達をランダムに選び持ってきた刃こぼれ、折れている何本かの剣を使用し、回復魔法によって修復するというものを試させた。

皆回復魔法を使用して一度は修復できても時間を遡るものではないためかなり耐久は減っているため、素振り程度でも折れてしまうなど色んなアクシデントが起こる。

そこに1人だけまさに作りたてのごとく耐久値のある剣へと修復を見せた女子生徒リーサが居た。


「あなた、この回復魔法のみでここまで修復させたの?」


ミレイナに聞かれ、その回答をできなかった生徒、見ている生徒、そしてミレイナが待っている。


「少し違います。」


リーサは答えた。

みんなが使用している回復魔法はヒールと呼ばれる一般的なもの。

回復魔法にも位が施されている。

リーサがその中で使用したのは、『アッパーヒール』

これはヒールよりさらに精密、効率性をあげた複雑な魔法である。


「ただのヒールじゃ耐久値に欠けると思って、

アッパーヒールを使用しました。」


勇者パーティー一行は驚いた。

この歳で回復術師でもないのに上位の回復魔法を使用するとは、

ミレイナは驚いたがすぐ目が変わり、穏やかに言った。


「あなた、その歳にも関わらずかなりの鍛錬を積んでいるんじゃ…

まぁいいわ!おめでとう!!命あるモノ以外にも回復魔法は通じる。耐久値もそのままに回復するにはアッパーヒールが必要。よく導き出せたわね!」


リーサに全員拍手が起こる。


この結果にクロードも驚いていた。

去年、一昨年と、ここまでの実力がありながらもなぜ今まで無名で名を馳せていなかったのか。

疑問と驚きからクロードは興味を持ち始めるのである。


ーーーーーーーーーーーー


1日が終わり、明日勇者ミリヨノからの最後の訓練が始まる。

勇者一行は今日泊まるこの街で1番高い宿に4人で話し合っていた。


「ミリヨノ、誰かいいのは居たか?」


口を開いたのはガーディンだ。


「ああ、居たとも」


ミリヨノは肩くらいの髪を靡かせた華奢な少女を頭の中に浮かばせる。

あの身体からは計り知れない魔力、そして見た目からは分からない鍛錬を積んできたという佇まい、そしてその目。

穏やかなようで何にも縛られない自由を抱いた強者の目

数々の困難や試練を乗り越えてきた猛者には、それが1番脅威になる強さということを理解していた。


「なんか嬉しそうね〜・・・・・ロリコン(ボソッ)」

「ぶぅーーーーー!!!!????」

ミリヨノは飲んでいたカクテルを吹き出す。


「ぷはっ、ゲホゲホ、、、なんでそうなる!?なぁミレイナ!お前からもなにか言ってやってく…」


言葉を言い終わる前にミレイナはボソッと答えた。


「ロリコン」


ガーディンは笑う。


「ぶハッハッハ!!そういじめてやんな!いいんだぜミリヨノ、どんなやつを好きになったって」


「この場に俺の見方はいねぇのか?」


普段の紳士的で丁寧な言葉遣いのミリヨノ。実際の仲間たちからの扱いはこのようにラフであり、非常に仲が良い。

明日のミリヨノはどのような訓練をFクラスにもたらすのか、


Original Girl!!ついに10話に突入しました!!


これを読んでくれている方、本当にありがとうございます!

趣味で始めた小説家になろうですが、自分のしたいようにできるだけあって飽きませんね!


これからもよろしくお願いします!!

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