第6話 青春の味はレモンと砂糖
サウスに勝利したことでクラス中から注目を浴びるリーサ
サウスはこの学校で少し有名人であり、剣技において最優秀賞賞を去年取っていることからサウスが負けるということを誰が予想をしたことか、
まさにサウスの圧勝
リーサが誰も勝つなどありえないと思われていたものが
否ー驚愕、唖然であった
リーサ「な、なんか視線を感じる…」
カナリエ「視線を感じるみたいな顔してるわね」
そんなこんなで今日の授業を終え、放課後になる
この学校には勇者、魔法使いになるだけでなく、それ以外の色んな将来への選択肢を得るためのものを教えており、放課後も魔法をもっと暑かったり、剣を使った応用などを楽しく教えるといういわゆる部活、サークル活動のようなものが存在する。
リーサ、サウス、カナリエの3人は誰も属さず特にサウス、カナリエは第3回生になっても尚ここに入らないか?入ってくれ!などとスカウトが後を絶たない
刀愛好家活動の生徒「サウスさん!!!お願いします
あなたの使った刀や剣となれば僕たち愛好家の知名度上がっていって…」
魔道士ファン「か、カナリエさんですよね!?
魔道士を一緒にめざしてみたり…どうですか!?3回生だからって関係ありませんよ!!??」
サウス・カナリエ「あーーーー・・・」
サウス「悪いな」カナリエ「ごめんね」
と同時に答える2人
それをリーサはいつもの光景のように眺めながら
リーサ「まだかなー」と正門に寄りかかりながら帰るのを待っている
だがそこに1人の男がリーサの目の前に現れる
男子生徒「あ、あの!!」
リーサ「えっ!?は、はい」
いきなりの呼びかけにリーサは驚き姿勢を正してしまった
男子生徒「自分同じクラスのザベールってい、言います!」
リーサ「あ、あぁ〜、私はリーサ!よろしくね」
同じクラスかと理解しいつもの爽やかな笑顔に戻り挨拶をした
ザベール「そ、それでなんでここにいるかというと、」
リーサ「?」
リーサはたしかにそれには疑問を持っていた
ザベール「お、俺…」
そして風が揺らぐ
ちょうど勧誘を押し切ったサウス、カナリエもその光景を目の当たりにする
ザベール「り、リーサさんに一目惚れしました!!!
今日の授業の華奢でありながらもそれを活かした軽やかな動き、そしてそのスピードを活かした剣技、パワー…
1度見てから目が離れませんでした!!
・・・・・
好きです…」
サウス・カナリエ「!!!???」
リーサは突然のことに目を丸くし、フリーズをする
こんなことは初めての経験で、何が何なのかが混乱していた。だが、このクラスメイトが自分のことを好きと思ってくれる気持ちを勇気を出して伝えたという気持ちはしっかりと伝わっていたし、それに対して真剣に答えなければ帰って相手を傷つけてしまうということも何となく理解していた。
でも、どうすれば良いのか
何を言うのが正解なのか?
ありがとうと言うべき?ごめんと断るのか?自分の気持ちはどうだ?実は好きなのか?この状況に対してどのように返すべきなのかがリーサにはちょっと判断しがたかった。
リーサは少し焦りながら、
「あ、…えっと、、、返事なんだけど…」
リーサ戸惑いながら答える途中で
ザベール「返事はいつでも大丈夫です!リーサさんの正直な気持ちが、正直な気持ちを聞かせてください!」
実に大正解に近い言葉を残し走って正門を出ていってしまった
リーサは大きく深呼吸をする
サウス、カナリエもやってきて散々質問攻めに合う
今のは?何を言われた?告白だったのか?なんてやつだ?
などなど、
そんなラブコメ青春な話を帰り道散々話どんな返事を返したら良いのか特にカナリエと一緒に話し合っていた
サウスは最初こそ何を言われたのかなどを聞いてきたがそれ以外は特にだった
カナリエ「まぁでも相手の男も真面目そうだし、悪い人って感じは全くなかったわね」
リーサ「んーー」
カナリエ「いい加減はっきりしなさいって、どうなの?断るの?それとも…」
リーサ「それとも?」
サウス「それとも?」
カナリエ「付き合ってからわかることもあるし〜」
その言葉にサウスも少し反応していた
精一杯平然を装っているがリーサが他の男に取られるのをかなり焦っている
リーサ「よし!決めた」
サウス「!?」
カナリエ「おっどうする?」
リーサ「私は」
サウス「…」
リーサ「付き合い…」
サウス「…!!!」
リーサ「付き合いまーーー」
サウス・カナリエ「…………!!!!」
カナリエも色々聞いておきながらも女である以上宿命とも言える感情恋バナにテンションが上がるという特性によりドキドキしていた
そして、リーサははっきりと言った
リーサ「付き合いま、、、せん!!!」
サウスとカナリエはその言葉にぐったりとゆっくりその場に崩れる
ドキドキ、感情の波、動悸が最高潮に達していたその瞬間を安心、満足、といった感情に押しつぶされ、
疲れがドット来たような感じだった
リーサ「えっ?どうしたの?」
えっ何があった?みたいに私のせい?のように聞くリーサ
サウス、カナリエは全部お前のせいだという体力も残っていなかった




