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僕にとっての普通は、あなたにとっての異常だから。  作者: かんな


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14/15

14.私は平等に。後半

――――――残り25日


「ユグドラシルも綺麗になったな!」

「そういえばこの木ってなんていう種類何ですか?」

「いや、噂では宇宙人が持ってきた苗って説があるな」

「宇宙人?そんなばかなw」


「「「「「「「「「かんぱーーーい!」」」」」」」」」


――――――残り20日


ピンポンパンポーン

『マイクテス、マイクテス、あ、あ、あ

  マイクテス、マイクテス、あ、あ、あ

   どうですかー?聞こえてますかーーー?』

「ばっちり!」

『やっと直ったーーーー』

「お疲れ!伊織ちゃん!」

「直った記念に宴だーーーー!」

「「「「「「「「「「「「「「「かんぱーーーーーーーーーーーーーい!」」」」」」」」」」」」」」」


――――――残り15日


「あれ?嶄さんこんなとこで何してるんですか?」

「おや、シンちゃんか」


 一階のモニタールームで何かpcで作業する村上君がいた。


「この写真や事件の記録を地球に送ろうと思ってね」

「でも通信機能は結構前に隕石で壊れたんじゃないんですか?」

「火星の衛星が近くなったから、火星の基地を経由して地球に送信してるんじゃ」

「見せてください」


 モニタールームの一枚に村上君がpcの情報を投影する。

記録にはこう書かれていた。


・娯楽は増やした方がいい

・監視カメラは隠す

・乗船人数を減らして設置型超高電圧出力砲をつけるべき

etc...


「他には、宴のムービーとかじゃな」

ピッ

【――せいについたら何かしたいことはありますかー?】

【んーまずは酒を飲みまーーす!】

【じゃあまず乾杯しますか!】

【水だけどね】

【【かんぱーい!!!】】

「皆水を飲んでたんだ」

「まあ酒類は積まれてないからの」


――――――残り10日


「のこり少ないのに中々火星にはつかないね」

「まぁ火星に着くって言っても、衛星の軌道ラインに着くだけで陸地に着地はそこから3日くらいかかるんだけどね」

「いおりんは物知りだね」

「お、いおりーん」

「アラタ?そういや最近見てなかったな」

「いやー寝てただけなんですけどね」

「ずっと寝てたの?」

「ずっとじゃないですよ、でも寝て起きてるんで」

「?」

「?」


――――――残り6日

 

 一階物置部屋から何か遊べるものを探している最中、後ろからナノが話しかけて来た。


「おはよう」

「お、おはようナノ」

「ん?あぁ私は咲だよ」

「例の!初めまして咲ちゃん」

「一応大人なんだけど…」


 物が入った段ボールを運びながら犯人が捕まったこと、今宴の最中だということを教えていく。


「じゃ私尋問してくる~」

「何も話さないと思うけど…」


――――――残り5日


 尋問が終わった咲がシンや伊織が遊んでいる従業員専用部屋に入ってきた。


「やっと終わったのか」

「おつかれ咲ちゃん」

「おかしいんだ」

「どうしたの?」


 先ほどまでワイワイ遊んでいた空気が一瞬にして凍り付く。


「辻褄が合わないんだ」

「つじつま?」

「この事件の資料は山ほどあるんだ、だがそのどれとも彼が実行できるものが一つもない」

「え、」

「アリバイがあるんだ」


































――――――残り1日


死者30人

生存者残り1000/26

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