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紅月  作者: 瑞條浩幹
第3章 試行錯誤の思考回路
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作戦会議

遅れてすみません!期末テスト勉強してました。

ただ事情があり、つぎからもこんな感じの頻度になると思います。

急に電話がかかってきた。

「ほへ?」

「あ、俺だ。」

「俺もだ。」

誠介と俊太の携帯だった。

「はい?」

『あ、もしもーし!誠介君?』

相手は紗夏衣だった。

「あ、はい誠介です。こんにちh」

『突然なんだけどさ、今日の夜空いてる?』

「え?まあ…。」

『あ、じゃあさ、今夜話し合いしない?昨日の事件の。』

「あ、いいっすよ。」

『んじゃまた~。』

「え、あ、ちょ…。切れた。」

「誰からー?」

邦海は誠介に聞いた。誠介はポケットにスマホをしまいながら言う。

「相馬さん。今夜事件について話し合おう、って。」

「あ、じゃあ俺も行くー。」

邦海が言うと、誠介は少し困った顔をした。

「たださ、正確な時間と場所がわかんねーんだよ。」

「それはLANEで聞けばええんとちゃう?」

「あ、そだな。」

誠介はLANEで聞き始めた。すると、電話をするために少し離れていた俊太が戻ってきた。

「誰からやったん?」

「鳥本。どこ行ったんだよってさ。」

「行ってら。」

「…行ってきます。」


 ☆


「…ってのが今夜あるらしいんだが…。」

「わかった。行く。」

夕方。2日目の学祭も無事終わり、家に帰ってきた誠介、星梨奈は今夜の話し合いについて喋っていた。

「有間も行くの?」

「来るってさ。家に荷物おいてから来るって言ってたからもうすぐ…。」

すると、勢いよく玄関のドアが開き、邦海が入ってきた。

「さっきぶりやな!」

「噂をすれば、ってやつだな。」

「それでさ、結局場所どこなん?」

「それがな…。」

というと、誠介はスマホ画面を邦海に見せた。

「…はい?」


 ★ ☆


「え~っとぉ?はい、これから第一回目の会議を始めます!」

紗夏衣は、ホワイトボードを奥から引っ張り出しながら言った。

場所はあの会議室。今回は誠介、邦海、星梨奈、春井、高木そして紗夏衣の5人でやることになった。

「早速ですが…。被害者のことについて、春井さん。」

「はい。えー被害者の名前は佐久間抹莉さん。死因は胸部を刺されたことによる失血死。まあこれに関してはもう少し調べないと確実とは言えないけど。」

紗夏衣は頷きながらホワイトボードに書いていく。

「佐久間さんはオーケストラ部のバイオリンをやっていて、友好関係に問題はなかったと思われる。」

「ないよ。うん。」

星梨奈が念を押す。

「次は、えっと…何だっけ。」

一通り書いた紗夏衣はみんなのほうを向いた。

「んじゃ容疑者いくか?」

春井がノートパソコンをいじりながら言う。

「そだね。とりあえず次いこう。」


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