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紅月  作者: 瑞條浩幹
第2章 殺人事件
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音楽の才能

「あ、ありがとうございます。」

戻ってきた春井は、西垣からUSBメモリを渡された。

「いや、大したことしてないし、従妹がお世話になってるからな。」

そういうと、西垣は奥のほうへ歩いて行った。西垣の姿が見えなくなると、春井はため息交じりにつぶやいた。

「いや、まあ、嫌われてる気しかしないんすけど…。」


 ★


お昼過ぎ

「今日も暑いくらいに快晴だねぇ~。」

「だな。」

「俺今めっちゃ眠い。」

3人は買出しに出かけていた。補修に使っていたガムテがなくなったのだ。

「なんで俺が行かなきゃなんねーんだよ。」

「ほんまそれなー。blueskyの演奏聞きたかったのに。」

「愚痴は梅原に言おうぜ。ま、蒼依に頼んで録画しといてもらったから後でみるとしようぜ。」

ちなみにblueskyとは、よもぎ、蒼依達が組んでいるバンドである。


ホームセンターについた3人は、ガムテを探し始めた。

「ガ、ム、テ~。ガ、ム、テ~♪」

「邦海なに歌ってんだよ。」

「歌って悪い?」

「音痴なくせに。」

「はあ?ちゃんと音程はあってるやろ、いっつも!」

「キー1つずれてな。」

俊太と邦海が言い合っている間に、誠介はガムテを買っていた。

「帰るぞ。」

「「は~い!」」

なんだかんだ素直な奴らである。


 ☆


「おらよ。」

「悪いわね、まあ、本来君たちが学祭が始まる前に買っておかなければいけないんだけどn。」

「よし、行くか。」

梅原の話を無視して俊太は邦海と誠介の腕を引っ張って走っていった。

「ちょっと!私の話はまだ終わってn」

「グットラックってやつだ!」

周りの人々は不審そうな目で一同を見ていた。


「おい、やめろ。」

「服伸びるわ!」

「わりぃわりぃ。」

そういいながらも、俊太は引っ張っていた。


「いや~危なかった。あいつの話は30分は続くからな。」

第一ホール前に来た3人は、壁にもたれかかった。

「あ、ピアノやん。」

邦海は第一ホールの玄関を覗いた。

「あ、そう。ここにあったんだよ。」


浩幹「ある意味天才w」

邦「やろ?」

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