事情聴取
パソコン復活いたしました(正確には新しいのになりました)。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
「佐久間…抹莉?」
聞き覚えのある名前だった。当たり前だ。昨日の事件の被害者なのだから。
「そう、抹莉お姉ちゃんが昨日から帰って来ないのよ。学校に連絡しても、知らないの一点張りでさ。お姉ちゃん、夜遊びとかする人じゃないのに…。」
そこまで勢いよく言うと、裕紀佳は俯いた。春井は、昨日の事を言おうかどうか迷ったが、その前に抹莉について聞く事にした。
「そうなのかい。君の姉ちゃんのついて、もう少し教えてくれないかい?」
裕紀佳は、注文したメロンソーダを3分の1ほど飲んでから喋り始めた。
「えっとね…如月高校2年、オーケストラ部のバイオリンパートで、外ではソロ活動もしてるの。」
春井は頷きながら手帳に書いていく。
「友人関係は分かんない。音楽関係の友達だったら何回か来てたけど。」
「ふんふん。」
すると、裕紀佳は表情を暗くした。
「これは、えっと、その…。」
「大丈夫。誰にもいわないから。」
裕紀佳は安心した顔をすると、小声で言った。
「少し前にね、脅迫状が届いてたの。」
春井は目を見開いた。
「それ、今どこにある?」
「わ、分かんない。お姉ちゃんが持ってたから…。」
「分かった。えっとね…。」
春井は少し言いにくそうに、しかしはっきりと言った。
「学校から連絡があったと思うんだけど…、君の姉ちゃんは、昨日、亡くなったんだ。」
「…。」
裕紀佳は唖然とした。そして下を向いたかと思うと、肩を震わせた。
「あ、えっと、大丈夫…?」
「許さない、お姉ちゃんを殺した奴も、学校も。」
裕紀佳は春井を睨んだ。そして、勢いよく立ち上がり、
「絶対に犯人を捕まえてよね!!」
もう一度座り、深呼吸をした。そして、呟いた。
「私の、大事な、たった一人のお姉ちゃんなんだから…。」
春井は何も言えなかった。
★
「とりあえず名前と職業、それから楽器室で何をしていたか、教えてくれ。」
西垣はパソコンを打ちながら言った。
「えっと…俺は尾永凌馬。如月高校3年で、職業…。」
尾永がしどろもどろになりながら言った。
「学生、だな。」
西垣は尾永をちらりと見た。
「楽器室で、ですよね。俺ステージにドラムスティック持っていくのを忘れたんで、取りに行ったんですよ。」
「それは…ほかの人から借りるとか考えなかったのか?」
「自分のじゃないと落ち着かないんですよ。」
邦「あ、じゃあLI〇Eも治ったん?」
作者「いや、それは治らなかった。から新しく作り直す。また全員追加せな…。」
久々の3次元の話




