表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅月  作者: 瑞條浩幹
第2章 殺人事件
PR
27/44

警察が来ない

すいません、只今パソコンが壊れており、スマホから投稿しております。短かったりなかなか投稿出来なかったりするかも知れませんが、ご了承下さいませ。

「え!?」

「早くね!?」

誠介と邦海は驚いた顔をした。

「え、まあ、俺は普段通りに行こうとしたんだけどよ。」

俊太は頬を掻いた。

「あお…鳥本に無理やり連れてこられてよ。」

「リア充ぅぅ~。」

「見せつけやがって…コンニャロー!」

誠介はニヤニヤし、邦海は壁を軽く蹴った。

「それでその彼女さんは今どこにいるんだ?」

「チューニングの為に音楽室に行ったぞ。」

「あ、音楽室と言えば…警察、来なかったんだっけ?」

誠介が思い出したように聞いた。

「あ、そうそう。井上が言ってたんだよ。」


 ☆


「…そういや俺バイオリン音楽室に置いたままだった。」

井上は、石橋に呟いた。

「マジ?今日レッスンじゃ無かったっけ?」

「そう、俺今から取りに行ってくる。」

そういうと、何か言っている石橋を置いて、走っていった。


音楽室に着いた井上は、楽器室の前で電話をしている西板を見かけた。

「流れ星。何してるんだ?」

井上に気づいた西板は、黙って携帯画面を見せてきた。そこには、110と書かれていた。

「…警察?なぜ?」

「佐久間が殺された。」

「!?」

驚いている井上を横に、西板は電話を再開した。しかし、すぐに電話を切り、舌打ちをした。

「流れ星らしくねぇなぁ。どうした?」

「向こうさんが『もう出動命令は出したんですが。』って言ってきてよ。」

「だったらもうすぐ来るんじゃねーの?」

「いや…にしては遅い。かれこれ2時間前に1回電話したから、多分その事だと思うんだか。」

「何か、前も同じような事あったよな。」

「?」

西板が軽く首を傾げた。

「俺の姉貴から聞いた話なんだけど、前にも事件が起きたらしくってさ。その時も、姉貴の友人が5回…?位警察に電話したらしく。」

「あ、それでも来なかったと。」

井上は頷いた。

「もしかすると今回も来ないかもな。」

そういうと、井上はバイオリンケースを持ち、音楽室から出た。

校門を出るとき、警察官数人が右往左往しているのを見た。そして近くに、校長がいるのもーーー。



「…マジか。」

「ま、その後入っていったかもしれねえけど。」

俊太は壁にもたれ掛かるように座った。

少し離れた所で聞いていた邦海は、天を仰いだ。

「はぁ…1日でいいから佐久間生き返ってくれへんかなぁ。」

それを聞いた2人は、邦海には聞こえないように小さな声で言い合った。

「あいつ…俺には『諦め、人は死んだらいきかえらへんねん』とかいってたくせに。」

「昨日からちょっとおかしくなってきてるよな。テンションも上がり下がりが激しかったし。」

「ま、好きな人が死んでたもんな。」

「分からんでもないけどな…。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ