各々の時間3
リア充が嫌いな人は閲覧注意です(真顔)
☆
「おいひ~。」
「それはよかった。」
俊太は、ほっとした顔をした。如月商店街の入り口で蒼依と待ち合わせをしていのたが、俊太は30分遅れてしまったのだ。お詫びにと蒼依にソフトクリームを買ってあげることにした。
「にしてもさ…何でゲームしてて寝落ちするかなぁ。」
「BGMが悪い。」
俊太はきっぱりと言った。
「あ、そ、そう…。」
蒼依は半分呆れていた。いつもの事だ。
「…ん?」
俊太は突然後ろを振り返った。
「どうしたの?」
「いや…一条っぽい人を見かけて。」
「いる?そんな人。」
蒼依は背伸びして辺りを見渡した。しかし、背が小さくてよく見えなかった。
「見えない~。」
「…気のせいかな。蒼依行こうぜ…っておい。」
蒼依の方を見た俊太は、軽くため息をついた。
「どうしたの?」
無垢な子供のようなまなざしで俊太を見上げた蒼依は、軽く首を傾げた。
「鼻にソフトクリームついてるぞ。」
その視線に耐えれなくなった俊太は、照れながらそっぽを向いた。
「ふえ…あ、ありがとう。」
慌てて指で鼻を拭った蒼依は、指についたソフトクリームをなめた。
「俊太も食べる?」
「いや…後でもらう。多分ここですることじゃない。」
周りには、2人を見てわざと聞こえるように舌打ちをしたり、すれ違いざまに「リア充め」と捨て台詞を吐く人がちらほらいた。勿論、数人である。
「…どこ行く?」
「じゃ…弥生広場。」
★
「はい。」
「どうも。」
「…おいしい?」
「うん…。」
「あ、そういえばさ。」
弥生広場に来た2人は、近くのベンチに座っていた。
「ん?」
「今日何かあったの?先生が慌ただしかったし、星梨奈ちゃんは変な事聞いてくるし…。」
「あ、まあ。何かあったらしいぞ。」
「知ってる範囲でいいから教えて。」
蒼依は目を輝かせながら言った。俊太は少し迷ったが、言うことにした。
「噓…。」
「俺も真偽は分からねぇ。あくまで、邦海から聞いたことだからな。」
「そうだったとしても…。ひどいよ。」
蒼依はいつの間にか泣いていた。
「え、あ、わりぃ。」
「へ?」
「あれ?」
「私は犯人に言ったんだけど…。」
「…俺何か勘違いしてたみたいだな。」
2人は周りの雰囲気を壊さないように笑った。周りはカップルがたくさんいた。
読んでも読まなくてもいいコーナー3
浩幹「…鳥本先輩やったんか。」
邦「せやで。」
浩幹「末永くお幸せにと言っといてください。」
邦「…お前もな。」
浩幹「はい?」
邦「いや、お前過去に色々とあったやんけ…。」




