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紅月  作者: 瑞條浩幹
第2章 殺人事件
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各々の時間1

メールを送信し終えた誠介は、近くの椅子に座った。そして、背伸びをした。

「何か、今日は色々とあったな…。」

「そだね。疲れた。」

「…帰るか。」

そう言って誠介は椅子から立ち上がり、ドアの方に向かっていった。

「一緒に帰るか?」

「帰る。あ、でも荷物教室に置いてきた。」

「安心しろ。俺は用意すらしてないんだ。」

星梨奈は軽く笑うと、誠介の後について行った。


 ☆★


「疲れたー。」

現在午後6時。家に帰ってきた邦海は、リビングに入るなりそう言って机に突っ伏した。

「邦海、寝るんやったらちゃんと自分のベットで寝てや。」

邦海の母、香南子はココアを邦海に出しながら言った。

「ありがと、母さん…。」

「どしたん?振られたん?」

邦海と向かい合う席に座った香南子は、邦海の顔を覗き込んでいった。

「まあ、そんな感じかな…。」

邦海はココアを飲みながら言った。

「そっかー。ドンマイ。」

そういうと、香南子は邦海をなでなでした。

「ご飯、7時やから。それまで自分の部屋にいとき。」

「そうする。」

邦海はココアが入っていたコップを台所に運び、そのまま自分の部屋に向かった。

「あ、そういや佐久間から手紙貰ってたな…。」

そういうと、自分のカバンからあの赤い手紙を取り出した。そして、自分のベットに寝転がり、封を開けた。

「あれ?なんだこれ。」

中には、ピンク色の便箋と、それより少し小さい白い紙が入っていた。邦海は迷ったが、便箋を先に見ることにした。


=====

有間君へ


本当はもう一つの白い紙だけ渡すつもりだったんだけど、説明とかいるかな?って思ったんでんで、書いてます。

あ、もし私が生きてたら盛大に破っといてね。なんなら燃やしてもいいよ~(笑)

その紙は、3日前に届いた脅迫状(?)です。内容は、見てください。

本当は、それとあともう一枚来ました。そこには、『その紙を警察に渡したら、被害者が沢山増えると思え。』と書かれていました。本当はそれも渡そうと思ったんだけど、裕紀佳…あ、えっと私の妹ね。妹が「なにこれ!許さん!」って言って破っちゃったんだ。ごめんね。


こっからは私からのお願いです。

私を殺した犯人を全員警察に渡してください。一人かもしれないけど。お願いね。

あと…今まで私、有間君のことが好きでした。恥ずかしい…。


佐久間茉莉

=====


邦海は丁寧に便箋を封筒に入れると、もう一枚の方を見た。そこには、『学祭の日、お前を殺しに行く。』と、新聞の切り抜きで書かれていた。

「…許さん。」

そう呟くと、手紙を机に置き、そのまま布団の中に潜り込んだ。

「…。」

暫く目をつぶっていたが、また泣き始めた。

香南子が部屋に入ってくるまで…。


文章がおかしくなってきた…。皆様すみませぬ。

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