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紅月  作者: 瑞條浩幹
第2章 殺人事件
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22/44

如月高校殺人未遂事件

「どうだ?誰かから来たか?」

一通り調べ終えた誠介は、自分のスマホを凝視していた星梨奈に聞いた。

「何件か…。」

「誰?」

誠介が星梨奈の方に近づいて行った。星梨奈は顔を赤らめながらも誠介にスマホ画面を見せた。

「百織と、森、それから鳥本か…。」

「来た人は、えっと…百織の兄ちゃんと茉莉ちゃんのマネージャー、あと軽音部の部長…?」

「軽音部の部長って誰だっけ。」

「…。聞いてみる。」

どうやら星梨奈もわからなかったようだ。

すると、誠介のスマホが鳴った。高木からだった。

「すげータイミング。奇跡だな。」

メールの内容を読んだ誠介はそう呟いた。




少し前

「はい、はい。お願いします。」

そういうと、春井は受話器を置いた。そして目の前にあるパソコンで調べ始めた。

『え、校長が何故そんなにヤバいのかって?私がここの学生だった時にとある事件がおきまして、ええ、殺人未遂事件。その時、警察が来ない上に次の日その事件の事は口外するなって言われたんですよ。結局、その事件は未解決。』

パソコンで調べている春井は、紗夏衣との会話を思い出していた。

『確かに、ただただ警察呼んでなくて、未解決というのは噓だったとかそんなんなら気にしないんですけどね、警察を呼んだの、私なんですよ。しかも中々来ないから5回も。5回とも同じ人が出てきたんですけどね、その人も出動するように何回も言った、と言っていたんですよ。』

「確かに、出動要請を出してるなら来るはずだ…。」

そう言いながら事件について調べている。

『で、こっから怖いのが、私の友人に警察関係者の親を持つ人がいたんですよ。で、その人がたまたま玄関の所を通った時、校長が警官と話しているのを見たそうで。何かを感じたその友人はその場から急いで逃げたそうですが、次の日から来なくなったんですよ。本人がいなくなる前に何回か何を見たのか聞いたんですが、何も言ってくれなくて…。』

春井は、いくつかあったサイトから目当ての物を見つけた。

しかし、それを開く前に重大なことを忘れていたのに気づいた。

容疑者を探すのを忘れていたのだ。

慌てて近くにあった自分のスマホをいじり、高木にLANEを送った。




その頃、高木は近くのカフェで紗夏衣と話し合っていた。内容は、勿論事件の事だ。

「…容疑者を絞っておいてくれ?」

届いたLANEを見た高木は、紗夏衣に見せた。

「あら。丁度話していた内容じゃない。」

そう、2人も容疑者の事を話していた。

「じゃ、誠介君に聞くとしますか。」

そういうと、高木は誠介にメールを出した。


 ○●


「ん?どうしたの?」

「いや、高木さんがメール送ってきてさ。」

そういうと、誠介は星梨奈にメールを見せた。

そこには『誠介君の出来る範囲でいいから、今日楽器室に行った人を調べてくれるかな。大体午後1時から来た人でいいよ。』と書かれていた。

「ちなみに、その3人はどの時間に行ったとか分かるか?」

誠介が返信を打ちながら言った。

「百織の兄ちゃんは1時40分位、マネージャーは2時10分位、軽音部の部長…えっと、尾永凌馬先輩が1時だね。」

「おけ。」

読んだ方がいいであろうコーナー1

浩幹「えーっと、作中に書かれていた如月高校殺人未遂事件は番外編に出そうと思います。楽しみにしておいてください。」

邦海「自分から」

誠介「仕事を」

俊太「増やすとか」

邦&誠&俊「Mだなぁ。」

浩幹「うるさいわ。なんなん、事前に打ち合わせでもしてたかのような…ぴったりやんけ。」

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