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紅月  作者: 瑞條浩幹
第2章 殺人事件
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俊太の独り言

「別に深い意味なんかないで。何となく1人かな~って。」

「ふ~ん。」

高木は、あまり納得をしてないようだった。

「ま、いいや。君が拳銃の入手ルートを持っているとは思えない。」

「疑ってたんかい!」

その様子をしばらく見ていた紗夏衣は、しびれを切らした。

「もう帰ろう、高木。」

「おう。帰るか。」

そういって帰ろうとすると、西板が止めてきた。

「あの…何でここにいるんですか?ここは関係者以外立ち入り禁止であって…。」

「誠介君に呼ばれたんですよ。それじゃ。」

そういうと、2人も帰っていった。

「…ちょっと説明してくれるかな。」

楽器室のドアが閉まった後、西板が誠介達に言った。

「いや、しt…遺体があったんで。」

「遺体?どこに?」

邦海は奥の方を指した。

「あそこ。てか、見えてへんかったんかい。」

「まあ、ちょうどこの位置からは死角だしね。」

そういいつつ、西板は佐久間の方へ向かっていった。

「ありゃ…これはこれは。」

そういうと、西板は手を合わせていた。

暫く沈黙が続いていた。誠介達も手を合わせようかと目で相談していると、誰かが思いきりドアを開けてきた。

「一条いるかー!ってなにこの雰囲気…。」

「何かあったの?」

俊太と星梨奈だった。



  △◇


少し前の事

早々と終わった終わりの会の後、星梨奈は俊太の方に行った。

「ねえ…誠介どこ行ったか分かる?」

俊太は少し驚いたが、素直に答えた。

「さあ…。楽器室とか行ってんじゃねーの?」

俊太はそっけなく答えた。

「…何か嫌な予感がする。」

「確かに…行ってみっか?」

そう言って2人で行こうとすると、

「どうしたどうした~?お前浮気してんのか?」

井上が間に割り込んできた。

「な訳ねーだろ。俺はちゃんと彼女一筋だよ。」

そういうと、「行こうぜ、俺早く帰りてーんだ。」と一人早足に去っていった。

「…色々と凄い事聞いちゃった気がするな。」

残された星梨奈は呟いた。

「安心しろ。誰も聞いてねえから。」

周りには、荷物をまとめているよもぎ達しかいなかった。

「ほら、早く行けよ。」

そういうと、井上は星梨奈の肩を押した。

そのまま走っていった星梨奈は、階段を上がったところで俊太に追いついた。

「かなり時間がたってるのに帰ってこない上に連絡さえもくれないって、絶対何かあったよな…。」

「…。」

「それに、もし佐久間が生きていたら…てか学校にいるなら、集合場所には来るはずだよな。」

「森…。」

「ってことは…俺が見に行ったらダメなやつだったのかな。やっぱやめようかな。」

「音楽室目の前なのに?」

読んでも読まなくてもいいコーナー1

浩幹「まさか俊太先輩に彼女がいたなんて…誰か知ってます?先輩。」

邦「知っとるけど言わへんで。」

浩幹「ヒントだけ!」

邦「…もう作中に出てる。」

浩幹「…俺の頭じゃさっぱり分からへんし。」

高木「…。」

浩幹「相馬さんに依頼すっか。(電話をかける音)あ、相馬さん?」

高「いや目の前にいる俺に依頼しろよ!」

邦「ナイスツッコミ。」

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