マイスター58
それから、学ぶと純の現在は。
純の実家に学と学の母親が同居するようになりました。純の実家は、地主なので家は大きく部屋も沢山あるので学と学の母親が同居しても余裕があり、純の家族にとっても良いことがあります。
学の母親が純のご両親のやっている仕事をするようになりました。人手は不足していたので学の母親の存在は貴重な戦力になり、長年、学を女手一つで育てたので学の母親は経験も知恵も添わっていて、仕事も一生懸命にやってくれるので今ではなくてはならい家族の一員になりました。
学も事務仕事やどうやったら効率良く仕事が出来るか考えて、小説の合間には純の父親と意見を交換して、学も出来ることを一生懸命に取り組みました。
純もそんな学の家族の存在のお陰で大学に無事に志望校に受かり、勉学に集中できるようになりました。
学と純も安定し始めたので結婚も視野にいれながら将来のことにも積極的に前向きに検討しています。
学が「純さん。今日は大学が終ったらデートしませんか」
純が「うん。いいよ。ディナーでも一緒に食べよう」
学の母親が「純さんも学も楽しんできてね」
純が「はい。ありがとうございます」
純の母親が「学さん。今日は時間がありますか。お父さんが相談したいことがあると言っていたんだけど」
学が「はい。大丈夫です。午後からなら時間がありますからその時にお願いします」
純の母親が「分かったわ。お父さんにそう伝えておくわね」
純のお祖母さんが「本当に学さんや、惠子さんが来て私もやる気に満ち溢れてきましたよ。私まで若返ったみたい」
学の母親が「私の母も米さんみたいな感じの人でした。私も母と出会えたようで毎日が家族ってこんな雰囲気だったなと感じています」
純が「なんかいいわね。この雰囲気。何気ない会話なのかもしれないけど温かい」
学が「はい。僕もこの雰囲気。好きです」
純の祖母の朝は早い。日の出と共に起きる。
学も朝、純の祖母の畑作業を手伝うことが日課になっていた。
学は朝、収穫をして生で食べられる野菜を純の祖母から頂くことが好きだった。命を頂いて今日も頑張るぞという気合いが入る。
純の祖母との会話も色々な昔の話も好きだった。純の子供の頃の話や亡くなった純の祖父の話など人の歴史を直に経験している方のお話は学の教養の幅も広げてくれる。
純の父親と晩ご飯を一緒に食べることも大切な体験となった。
学は幼い頃亡くなっているので父との思い出はあまり思い出せない。
そんな学だからこそ、父との会話は貴重だった。
純の家族も昔からどんなに忙しくても晩ご飯は家族全員で食事をすることは日課だった。今では学の家族もその一員になった。
純の父親が「学君。一杯どうだ」
学が「はい。頂きます」
純の父親が「俺は夢だったんだ。息子とこうやってお酒を酌み交わすことを」
学が「僕もこうして父と食事をすることは憧れていました」
純の母親が「結婚も決まって私達も正式に家族になれて嬉しいわ」
学の母が「私もこんなに私達家族を受け入れて下さった皆様方には大変感謝しております」
純の父親が「私達の方こそ、白井さんご家族と暮らせて助けられてますよ」
純が「私もお母様から色々勉強させていただいています。いつか私もお母様みたいに学を支えられる存在になるお手本で、沢山学ばせていただいてます」
学の母親が「学も幸せね。お母さんも純さんみたいな女の子がお嫁さんで幸せだわ」
純の母親が「これからも家族一緒に楽しく暮らしていきましょう」
雛元家だから命の大切さを知っていて、白井家だからこそ家族の大切さを知っている。
それから、学と純は結婚した。子供も女の子が2人授かりました。
学と純も2人の人生を歩み始めました。始めは戸惑い、困難なことが2人にあると思います。
だけど、お手本としている。家族は助け合い支えてくれる存在だということを知っている2人なら乗り越えて生きていけます。




