マイスター50
純も冒険から帰ってきてから新しい挑戦を始めました。
それは獣医になること。もっと環境問題について地球について知ること。
冒険から帰ってきて命と向き合いたいと強く思って、医学を勉強して、自分でも命を救える人になりた
い。
生き物だけが命があるわけではなく、花や木や草など植物にも命はあって生き物も守ってくれている大切な存在だということ。
自分は知らないことだらけで、まずは地球は今、どういう状態でこれから地球に対して自分は何ができるかを知るには、もう一度大学で学び直したいと考えて行動しています。受験勉強に励んでいます。
母親が「純。今日も予備校頑張ってね。お弁当、純の好きなサンドイッチ作ったから持っていってね」
純が「うん。お母さん。いつもありがとう」
祖母が「純や。あんたを見てると亡くなったお祖父さんも獣医で、命に対してずっと向き
合っていたよ。純が困ったときは家族が力になるから、一人で悩まないで誰かに相談するんだよ。あんたならできるよ」
純が「うん。ありがとう。おばあちゃんも畑仕事頑張ってね。でも、疲れたら無理しないでね。生きることは健康でいることが一番大切だからね」
純が「それじゃ。行ってきます」
純が予備校に通う。
葵が「純さん。おはようございます。」
純が「葵。おはよう」
葵が「純さんはすごいですね。マイスターに行って再び勉強をしなおすなんて、私なんか受験に失敗して、もう一年受験勉強することにへこんでいるのに」
純が「そうね。私もマイスターから帰った後は悩んだわ。私に何ができるのか。そして気づいたの、もっと命と向き合いたいって」
葵が「純さんのこと尊敬しますよ。私なんてまだ自分が何がやりたいのか分からないのに、とりあえず大学に行けば選択は増えるのかなしかまだ考えられないですね」
純が「私もこの年齢から再び大学に行くことに焦りはあるよ。葵も初めはとりあえずでいいんだと思う。とりあえずやっていけばその内に自分がやりたいことは見つかると思うよ」
葵が「確か、マイスターには2年間生活していたんですよね」
純が「そうね。私も今年で25歳よ。とりあえず10年間は色々勉強して、知識を得てその後のことはまだ私にも何ができるか分からない。でも、今は知りたいことを知ることが大切だと思うの。私もまだ全然知らないことだらけだから」
葵が「私もいつか純さんみたいな女性になれたらいいなと思います」
純が予備校から帰宅して、いつものように酪農の仕事の手伝いや果樹園が忙しいときは勉強の合間に手伝いをして、予備校が休みの日は畑の仕事も時間があるときは手伝いをしています。
父親が「純はマイスターから帰ってきてから逞しく成長したな」
母親が「ええ。あの子は昔から頑張り屋だったけど、優しすぎて牛や馬などの生き物の命が絶えてしまったときは、すごく悲しんで立ち直ることに時間がかかりましたね」
父親が「そうだな。純には辛い現実を小さいときから経験をさせてしまったな。でも、純は今、自分の意志で辛い現実にも向き合える。だから、純は誰よりも命の大切さを知っている」
母親が「純はお友達にも恵まれましたね。純のそんな思いに寄り添ってくれる存在がいることは生きる事と同じくらい大切ですね」
父親が「よし。俺ももうひと頑張りするかな」
母親が「私もお手伝いします」
今日もまた朝が来る。それは純の挑戦がまた始まるということ。
母親が「純。おはよう。今日もお弁当作っておいたから持っていって」
純が「お母さん。ありがとう。それじゃ。行ってきます」




