マイスター49
学も冒険から帰ってきてやりたいことを見つけて頑張っていた。
母親が「学。今日は母さん。帰りが遅いから食事は済ませてくるね」
学が「はい。分かりました。今日もお互いに良い日になればいいですね」
学は冒険から帰った後は小説家になろうとしていた。
バイトして生活費を稼ぎながら日々生活している。
学は今の生活に満足していた。とくに小説を書いているときは幸せだった。自分の考えていることが文字になり、実体化して生まれる。自分の世界が広がっていくような感じがして楽しかった。
バイトも楽しかった。学生時代もバイトをしていたが、昼間は勉強しないといけなく、自分の好きな時間に出来なくて。どうしても母親の力を借りないといけないことが辛かった。
今は自分で生活できるぐらいの稼ぎがあるのでそれが嬉しかった。
バイトも今日は休みの日で久しぶりに友人と会う約束をしていた。
学が「加藤君。お久しぶりです」
加藤が「おお。学。元気してたか?」
今日は加藤とカフェで会うことになっていた。
加藤が「ごめんな。中々仕事が休みがなくて時間が取れなくて」
学が「大丈夫ですよ。それにしても先生は大変でしょ。休みの日も色々イベントなどがあり、忙しいとニュースでもやっていました」
加藤が「ああ。忙しいか忙しくないかと聞かれたら忙しいな。でも、やりがいを感じてる。将来がある子供達と接すると、この子達の未来を守らなくちゃなと思うよ」
学が「立派な職業ですね」
加藤が「でも、人生って不思議だよな。教えてもらっていた俺が、今は子供達に教えてる。本当。人生ってどうなるか分からないな」
学が「ええ。人生は面白いですよ。そして、願いは叶う。諦めずに持ち続ければいつか報われることがありますよ」
加藤が「宇宙はどうだった?」
学が「私にとって大きかったです。毎日が新しいことで大変でしたが、出来ると思って進むことの大切さを学びました」
加藤が「そうか。良かったな」
それから加藤と語り合った。学生の頃に戻ったみたいで楽しかった。学も加藤も今はそれぞれやりたいことをやっている。それはとても特別なことかもしれない。
今の時代。自分でも自分自身が何をやりたいか分からない人も沢山います。
でも、何でもいいと思います。お菓子が好きなら、お菓子の専門的なことをやればいい。スポーツが好きなら、スポーツをやればいい。
今、何をやりたいか。何をやっているときが自分は輝いているか。
自分ではわからないときは人に聞いてもいい。家族でも友人でも恋人でも。人に聞ける人がいなかったら、本を読めばいい。本は唯一、他人の価値観に触れられます。
何かの価値観に触れた時に人は自分もこの世界に行ってみたい。この本の中の登場人物のように生きてみたいと感じる事もあります。
学も新しい夢が出来ました。マイスターで経験したことを本にすること。
学も本の世界を夢見た一人です。だから、学も本を書いて他の人達にも夢を与えられたら幸せだと考えました。
加藤が「学も新しい夢に向かって頑張っていて嬉しいよ」
学が「ありがとうございます。今度は夢を与えたい人に私もなりたい。ただそれだけを思いに小説を書いています」
加藤が「学。お前ならできるよ。学と会うと俺も頑張んなくちゃなと勇気をもらえるよ」
学が「私も加藤君が自分の思う通りの先生になって、子供たちの夢を信じられる先生になると感じてます。私も加藤君に自分が何をやりたいかを教えていただいた一人ですから」
加藤が「ありがとう。お互いに頑張ろうな」
加藤と会って学は再び学の旅に立つ。今度は学の世界を描くために。




