マイスター34
数日後、生物の生態の調査に出掛けた。この星の生物はどんな場所で暮らし、どんな生活をしているのか調べた。
学が「純さん。これって何かの足跡ではないでしょうか」
純が「本当?どれ」
優子が「普段は意識してないから気が付かなかったけど、足跡ってあるものね」
道が「ああ。生物を探すには足跡をたどることが一番さ」
純が「どうやらこの先に何かいるみたい」
鉄が「おお。そうか。何がいるかワクワクするな」
茂みからそっと顔を覗き込んだ。そこにはウッドホーンの群れがいた。
学が「この前、木の皮を食べていた生物ですね」
鉄が「こんなに多いと迫力あるな」
純が「本当。力強いわね」
優子が「見て。子供もいるわ」
道が「元気に走り回っているな」
学が「今は草を食べているんですね」
純が「木の樹皮を食べるのは想像だけど、やっぱりこれだけの群れで生きていくには草だけじゃ食事は足りないことがある。食料が不足している時に、木の皮を食べるんじゃないかしら」
鉄が「たくさん食って、デカくなれよ」
道が「この星の生物はみんな。壮大でどっしり構えている感じだな」
純が「ええ。みんなこの星とうまく共存し合ってる」
学が「我々も見習わなければいけないことも沢山あります」
優子が「そうね。命とは偉大でかけがえのないものだわ」
鉄が「ああ。大切に生きなくちゃな」
この星の生物に触れて自然に生きることの大切さを感じる事ができました。
湖の別荘の為の伐採も初めました。
畑に苗木を作るスペースも作った。伐採した場所に植林するためだ。使った場所を元の森に返したいと思ったからだ。
人間は木を切って生活に役立つものを作れる。これは、能力であり、人間の生きる手段でもあります。でも、伐採した場所を元に戻すことも、人間の能力ですね。人間は、木を切るけど、でも、木を植えることも考えられる。生き物からしたら不思議な生き物かもしれません。
まずは自分を大切に生きる。そうすれば、仲間を大切にできる。仲間を大切にできれば、周りも大切にできる。周りを大切にできれば、自然も生き物も大切にできる。
この星に来て、生きることで精一杯だったのが、この星を知って本当に大切な存在も考えられるようになりました。
人と自然も共存して生きる。この思いも活動の目的となった。この星の生物と、人が共存できる世界が一番大切な世界だと考えたからだ。
共存する。言葉では容易いが、実際にやるのは難しい。でも、不可能なことではない。この星の生き物たちはみんな共存しているのだから。




