マイスター31
後日。養殖小屋にいよいよ、魚を入れて養殖する作業が始まった。
みんなが意識していた魚を養殖すること。
この星の物を食べて自給自足することが、この星で生きることの重要性を表していた。
優子が「純。池に水は入れたわね」
純が「うん。大丈夫」
優子が「まずは魚が住みやすい環境を作らないとね」
純が「水草は必要ね。あとは底砂」
優子が「底にパイプを仕込んであるから、水も替えられるわね」
純が「ええ。池も4か所あるから、魚を移動するときも安心ね」
純が「道たちは大丈夫かな」
優子が「ええ。大丈夫かしら」
道、鉄、学は大きな川に来ていた。魚を釣って養殖小屋に運ぶために。
学が「鉄さん。異常なしです」
鉄が「おう。こっちもそろそろ当たりがきそうだぞ」
学が「クマ防御フィールドも好調です」
鉄は、釣りが趣味だから魚には詳しい。
学もクマ対策にトウガラシやミントの匂いが苦手らしく、匂いを染み込ませたものを辺りに置いていた。
鉄が「きた。きた。きた。きた。これは大物だ」
道が「袋。用意してある」
水と酸素を含んだ魚用の袋に入れて、それを運んで池に移す作戦だ。
鉄が「どんどんくるぞ」
道が「ああ。箱も用意してある。この箱なら袋が4つは入れられるな」
学が「お魚が可哀そうなので、用意が出来次第、出発しましょう」
道が「ああ。俺と学で運び出そう」
道と学が川と小屋を何往復もして魚を運び出した結果。池に魚が泳いでいる。養殖の第一歩は無事に終わりました。後はみんなで魚の状態を見ながら一緒に成長できる為に発育を見守りながら手助けできることをするだけです。
鉄が「結構。いるな」
学が「これで無事に繁殖してくれればいいのですが」
純が「お魚さん。今日からここが住みかよ。よろしくね」
道が「これで大体は、生活が出来そうだな」
優子が「ええ。今日はみんな動いたからゆっくり休んでね」




