マイスター17
翌日は雨だった。
優子が「すごい雨ね」
純が「これじゃ。今日の探検は無理ね」
道が「なぁ。みんな、今までのことを振り返って記録しとかないか」
道が「もしまた同じことがあったら、記録しておけば問題点が分かり、対応がスムーズにいくと思うのだが」
学が「今までに出会った生き物たちにも名前も決めませんか」
優子が「それぞれ、今まであったことを話し合って紙に書いて整理してみない」
各自。旅の思い出を話し始めた。
学が「やっぱり、一番気掛かりなのはクマの存在ですね。凶暴ですし、危ない」
道が「ああ。川に行ったときに遭遇しているな。川の付近が縄張りかもしれない」
優子が「川の近くには行かない方がいいかもね」
純が「畑に使う水は、飲み水のタンクの予備があるから、雨水を利用するのはどうかな」
学が「飲み水のタンクはろ過する機能がありますから雨水も飲めますね」
優子が「飲み水はろ過した水を煮沸するのはどうかしら。水は命の基本でしょ。安全性が一番大切よ」
鉄が「畑の範囲は今の範囲でいいだろう。商売するわけじゃないから、そんなに増やしてもな。種はたくさんあるから、量より種類が多い方が飯もうまいぞ」
純が「そうね。種類が多い方が料理も楽しいわ」
道が「少し危険だが、魚も取ろう。池を作って、捕まえた魚を養殖しよう」
純が「ここの土はミミズが多いからエサの心配はないわね」
学が「ジャングルがどこまで広がっているか、調査もしたいですね」
道が「ジャングルの他に何かあるかもしれない」
鉄が「宝探しか。ロマンを感じるな」
話し合った結果。問題点とこれからの活動内容は凶暴な生物の対処法。飲み水の確保。食料を自給自足する。ジャングルの調査。
道が「あとは今までに出会った、生物の名前だけど何にしよう」
純が「クマにミーちゃんたちのネコ、オウム」
優子が「リスもいたわ」
学が「生き物の分類なら、魚やミミズ、植物なら木の実やキノコもありました」
道が「分かりやすい。名前がいいな」
優子が「覚えやすい。名前がいいわ」
鉄が「クマだが、ジャイアントベアーはどうだ」
学が「巨漢なクマ。いいですね」
純が「オウムは虹色鳥はどうかな」
優子が「面白い。いいと思う」
優子が「リスはお腹に袋があったから、ふくろうリスは」
道が「ああ。ふくろから木の実を食べる姿は愛くるしかった」
純が「あとはミーちゃんね」
学が「小さくて癒されるから、ベビーキャットはどうでしょう」
優子が「うん。かわいい」
道が「だいたい。決まったな」
道が「魚やミミズなどはまだ名前は決めずらいし、木の実などの植物は食べられるか分からないのでもっと詳しく調べてからにしよう」
鉄が「まだまだ、出会いは待ってるぞ」




