マイスター15
辺りは暗くなり、道たちは木の上で一夜を越そうとしていた。
優子が「星がきれいね」
学が「我々の惑星では見られないほど、星が無数にありますね」
道が「野宿も悪くないな」
優子が「でも、純と鉄は心配しているわね」
道が「ああ。ホームの場所が分かれば、帰れるのだが」
学が「辺りはジャングルの植物ばかりですからね」
優子が「純と昔。高校生の頃。環境美化委員会に一緒に所属していたの。私も純も環境問題にはお互いに興味があったから。山のごみ拾いにもボランティアで参加したこともあったわ。その時に純が、山は強いって、人間よりも何万年も前から地球に存在していて、生き物に命を与えてる。」
優子が「この星もきっと地球の山のようにひょっとしたら何万年も前から存在しているのかもしれない。」
優子が「私。生きたい。生きて、この星でみんなともっと沢山この星について知りたい」
道が「ああ。俺たちはこの星にはまだ来たばかりだ、これから沢山のことが俺たちを待っている」
学が「そうですね。それじゃ。生きて、まずは純さんや鉄さんが待つホームへ帰らないと」
優子が「あれは何かしら、光が星とは違う」
学が「あれは宇宙船がSOSのときに上げる救難信号ですね」
優子が「純と鉄からのメッセージよ」
学が「あの方角にいけば帰れますね」
優子が「良かった。これで帰れるわね」
ちゃんと純と鉄の願いがみんなに届きました。




