マイスター14
道たちの帰りが遅く、心配になってきた純と鉄はどうしたら道たちと連絡を取れるか話し合っていた。
鉄が「みんな迷子になったのかな」
純が「たぶん。ジャングルの奥まで行って帰れなくなったんじゃないかしら」
鉄が「それなら今日は野宿だな。楽しそうだな」
純が「そうね。みんなが楽しめる気持ちでいてくれたら安心するわね」
鉄が「野宿の基本は安全を確保することだ。見晴らしのいい場所なら危険なことも察知できる」
純が「そうね。サバイバルの知識はみんな心得ているから今頃、安全な場所にいるわね。食料や水は多めに持っていったから一晩なら問題ないけど」
鉄が「純。大丈夫だ。あいつらはみんな頼りになる。無事に帰ってくる」
純が「そうね。でも、もしかして、帰り道が分からなくなったのかも。何か。こちらからメッセージを送れればいいのだけれど」
鉄が「メッセージなら手紙でも書くか。そうだな。空にメッセージを書いてみるか」
純が「それだ‼」
純が「鉄、力を貸して」
鉄が「お安い御用だ。わしに出来る事なら何でもやるぞ」
純と鉄が向かったのは宇宙船だった。
純が「鉄。ちょっとやってほしいことがあるの。お願い」
鉄が「分かった。まかせろ」
純と鉄はホームの場所を示すために、宇宙船の救難信号を上げていた。
鉄と道は宇宙船のパイロットの資格を持っているので、宇宙船を動かすことが出来る。
純が「お星様。お願いします。みんなに届いて下さい」
鉄が「流れ星みたいだな」
鉄が「とりあえずは今できることはやった。わしらももう休んだ方がいい」
純が「そうね。明日のことは明日また考えましょう」
鉄が「純。大丈夫だ。明日になればケロッとしながら帰ってくるだろう」
純が「鉄。ありがとう」




