表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の如き宇宙人は何もしない~ただ売るだけ~  作者: 苺一会
第三部「外圧と葛藤・日本が試される」第七章「豪州の台頭・佑の葛藤」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
73/96

第28話 南半球の異変

 一七〇〇年代。


 南半球に、新しい勢力が生まれていた。

 ヘイスティングスの子孫が東インド会社の資金を使って、オーストラリア大陸の南東岸に港を作ったのが始まりだった。そこにスコットランド移民、アイルランド移民、南米を追われたポルトガル系やスペイン系の人々が流れ込んで、気づけば一つの国になっていた。



 豪州合衆国。

 議会制民主主義と自由貿易を掲げ、二十年で人口が三倍になった。


 佑が最初に観測したのは、一七八五年だった。

「南半球に新しい国が生まれました」とライルが報告してきた。


「知っています」

「日本に対して、どう動くと思いますか」


 佑はしばらく考えた。「最初は貿易を求めます。次に市場を求めます。その次に——」

「その次に?」


「実力を試そうとします。そういう国の成長の仕方です」

「介入しますか」


「しません。ただし」

「ただし?」


「日本人に情報だけ売ります。何が来るかを知った上で、自分で考えてもらいます」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ