表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神に等しき宇宙人は何もしない~ただ売るだけ~  作者: 苺一会
第一部「とりあえず食い扶持を稼ぎます」 第一章「神様のうっかりと、なんでやねん」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/8

第2話 絶望と諦め

 工作船の会議室に六人が集まった。


 佑、フィリア、ライル、モリス、シャリア、ドワリン、アイリス。方針が決まってから残りの九十四人に説明する。


「状況を整理します」と佑は言った。「現在の時刻は西暦一五八二年。食料備蓄は三ヶ月分。宇宙農業の設備は足りない。地球上に拠点はなし。資材も足りない」


 誰も驚かなかった。エルフたちは既に外部モニターの表示を確認していた。


「売るものを考えます」と佑は続けた。

「何が売れますか」とライルが聞いた。

「情報です。今のところ」


 フィリアが少し間を置いてから言った。「情報だけで食料は買えますか」


「……頑張ります」


 佑は立ち上がった。


「まず地球に降ります」

「危険はありませんか」

「私は宇宙エルフです。五百年生きる筈です。そう簡単には死にません」


 それだけ言って、佑は観測室に向かった。


「……地球の土が見たい」


 扉が閉まる直前、モリスの声が聞こえた。


 佑は振り返らなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ