レイスの交渉
「私は、拷問官ってことはあのウブな少年から聞いてるかしら?」
レイスが話す。
「はい。聞いてますよ。魅了による拷問らしいですね。」
女神様が応えた。
「そうなのよ。私は、魅力で拷問をする拷問官。戦争の捕虜達から情報を聞き出すためよ。小さい頃からずっと魅了に関しての魔法を叩き込まれてきたわ。だから、どんな人間でも私の魅了魔法で秘密事項を吐かせる自信があるわ。そして、その私の魅了魔法で私の故郷『オオカル』は戦争に勝ち続け大きくなった。それで私はヒトミ教の幹部として招かれたのよ。」
「それで、レイスはヒトミ教の幹部になって強くなったのですね。どうして強くなれなのですか?」
「それはね、まあそうね。黙っておきたいけどあなた達とは敵対したくないわ。ここで言っておくわ。この杖が秘密よ。」
「えっ? もしかして、精霊の……」
ダイチが聞いた
「そうよ。この杖は精霊『ライキ』の力が宿った杖よ。ヒトミ教は昔、世界中の精霊から力を奪って武器に宿したと聞いているわ。」
「じゃあ、精霊の力を奪って回ってた人ってヒトミ教に居るってこと?」
「そうねぇ……私も生きてるか死んでいるかもしらないけどね。ただ、ヒトミ教の武器庫の武器はほぼ精霊の力を宿してるらしいわ。」
「僕は、どうにか世界中の精霊に力を返してあげたい。だから僕はレイスに協力したい! 女神様お願いします!」
「フフフ……女神様そうらしいよ。素直な男の子は私好きよ。よろしくねダイチくん。」
「アズミもそうじゃないの? 一緒にヒトミ教に乗り込もうよ」
「うん! そうだね。私もミナトと約束した。ミナトの力を奪った武器を取り戻すって!」
「マオも手伝うよ。」
「俺だって、ここまで来たら手を貸しますよ。」
「仕方ないわね。レイス協力しましょう。でも、まだ貴女を完全に信じたわけじゃないわ。何かあれば貴女の身柄を拘束させてもらうわ。まだ何か企んでるでしょ?」
「わかったわ。それでいいわ。私は信用無いみたいだからね。勿論、私も貴方達の味方というわけじゃないわ。あくまでも強力関係ってことで。でも、ありがとうは言わせてもらえるかしら。貴方達が協力してくれるなら私達はきっとヒトミ教を変えることができるわ。」
「レイス、作戦はあるのですか?」
「勿論あるわよ。これから話すわね。」
まさかレイスが仲間になるとは作者名の僕も思いませんでした。




